F9の雑記帳 -175ページ目

2019年11月13日

 夜、三国美千子「青いポポの果実」(『新潮』2019年12月号所収)を読む。三島由紀夫賞受賞第一作。語り手の小学五年生の頃の出来事を中心にして小説は進むのだが、(語り手の)父親と母親のどちらもキャラクターが強烈で、更に四歳下の妹が冷静すぎる観察者だと言う状況で展開されるので、面白いとは感じられたものの、僕は今一つ信じられなかった。小学一年生であれだけ冷静に他人を観察されたら堪らない…。ただ、そのせいもあっての事だと思うが、麻子と言う女性との出会いと以後の展開は僕には(一寸想像できない部分もあったものの)ある種の救いだと感じられた。最後の麻子に対する思いは凄く純粋で綺麗なのは間違いないし…。

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 もうどうしようもないくらいの一日。自分自身に対して、猛烈にクラクラした。

2019年11月12日

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 夜、保坂和志「夜明けまでの夜」(『文學界』2019年12月号所収)を読み終える。語り手の友人が二匹の子猫の死を看取った時点から小説が始まり、この作家の小説の特徴である思考の過程の描写を中心に語り手の過去の思い出も絡みつつ進んでいくのだが、僕自身が小説の持つ力に負けているのだろうか、読み進めるのに時間がかかり少し疲れた。この作家の小説は内容が盛り沢山だから覚悟しして読まないといけないと分かっていたはずなのに、僕は何をしているのだろうか。ああ、「死んだ猫は生きている猫と並行して在りつづける」(86頁)か…。

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 朝がどうもいけない。時間が経つにつれて少しずつましにはなっていくのだが。どうにかしないといけないな、多分。

2019年11月11日

 夜、保坂和志「夜明けまでの夜」(『文學界』2019年12月号所収)の途中(70~77頁)まで読む。

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 一週間の始まりだと言うのに、何だか疲れた。もう、自分がつくづく嫌になる…。