2019年11月18日
夜、(何日か前から少しずつ読んでいたのだが、)山田稔『天野さんの傘』(編集工房ノア)の87頁まで読む。僕は山田稔の小説よりもエッセーが好きで、この本はかなり前に購入していたにも関わらず、何だか読むのが惜しい気がして積ん読状態にしてしまっていたのだが、最近になってふと思い立ってエイヤッと読み始めたのだが、収められているどのエッセイも内容が重すぎず読んでいて面白かったが、ここまで読んできた中では「裸の少年」が(今日読んだからと言うだけでそう思うのではなく)強烈に印象に残った。勿論、単純に彼自身の戦中の思い出を書いているのだが、他のエッセイに比べてかなり踏み込んで書かれていて読み応えがあるからと言う理由だけで、そう感じたのではないのだが。しかし、こんなに自分自身の事を明け透けに書くんだ…。
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今日も今日とて気分は上向きではなかった。全体朝礼もあったし、仕事の進捗も微妙だったし、どこまで行っても中途半端だったし…。
2019年11月17日
夜、李良枝「由熙(ユヒ)」(『由熙』(講談社)所収)を読む。(この小説の舞台は韓国のソウルなので、)この小説に出てくる在日韓国人の李由熙の様に、母国である韓国に来て暮らしてみたら嫌で堪らないと言うのは苦しいだろうなと思った。また、それと同時に、李由熙が日本に戻るまで近くにいた主人公もまたしんどかったに違いないと思った。しかし、読み終えて少し時間が経過した後、最後の場面の描写を思い出し、主人公の方が日本に戻った由熙よりも更に大きな苦しみを味わう事になるのかもしれないと思った。ああ、アイデンティティー、か…。
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午前中近所の消防団の訓練に出席し、午後2時過ぎに自宅を出て尾鷲市で今借りているマンションに戻り、洗濯したりスーパーで買い物をした以外は、相変わらずの時間の過ごし方をしてしまった。日々の過ごし方を余り考えなければ、畢竟こうならざるを得ないだろうが…。
2019年11月16日
夜、紗倉まな「は はばなれ」(『群像』2019年12月号所収)を読む。最初は主人公の母親の描写が強烈だったが、過去の出来事や主人公の周辺の人々の描写や内容を読んでいるうちに、出産や家族の事を考えてしまい少し切なくなった。ああ、本当に大した事を書けない男だな…。
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午前中自宅に戻ってから墓参りに行き、自宅の掃除をして(←その途中で叔父が家に来た)、午後叔父と一緒に昼食を摂った後桑名市で所用を済ませ、午後4時前に帰宅し掃除を済ませた以外は、自宅で雑誌を読んだり録画したテレビ番組を観たりしてダラダラ過ごした。