2019年11月16日
夜、紗倉まな「ははばなれ」(『群像』2019年12月号所収)を読む。最初は主人公の母親の描写が強烈だったが、過去の出来事や主人公の周辺の人々の描写や内容を読んでいるうちに、出産や家族の事を考えてしまい少し切なくなった。ああ、本当に大した事を書けない男だな…。
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午前中自宅に戻ってから墓参りに行き、自宅の掃除をして(←その途中で叔父が家に来た)、午後叔父と一緒に昼食を摂った後桑名市で所用を済ませ、午後4時前に帰宅し掃除を済ませた以外は、自宅で雑誌を読んだり録画したテレビ番組を観たりしてダラダラ過ごした。
2019年11月15日
夜、川上弘美「鍵」(『ぼくの死体をよろしくたのむ』(小学館)所収)を読む。この小説の主人公の女性が(小説の)終盤になって感じる嫉妬心は良く分かった。また、最後の片想いの年上の人がくれたダンベルを使っているのが微笑ましかった。
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続いて、川上弘美「大聖堂」(『ぼくの死体をよろしくたのむ』(小学館)所収)を読む。この小説に出てくるアパートに住んでみたいとはあまり思わないが、登場人物の一人である河合さんとは、主人公にカーヴァーの『大聖堂』を渡さない理由を聞きたいと言うのも含め、少し喋ってみたいと思った。ただ、いざ会って話すとかなり煩そうなので、本当に少しだけだが。それから、背中に一対の羽根が生えている小動物が何か分からなかったのも、訳もなく何だか良かったなと思った。一体、何だったのだろう。
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最近急に寒くなって嬉しいけれど、急すぎるのは少し嫌だな。秋は短いのかな…。
2019年11月14日
夜、ガッサーン・カナファーニー/奴田原睦明訳「路傍の菓子パン」(『ハイファに戻って/太陽の男たち』(黒田寿郎/奴田原睦明訳、河出文庫)所収)を読む。小説の中に出てくる「パレスチナ人」や「難民児童」と言った言葉を見ると何だかやるせない気分になったが、主人公の教師に嘘をついたりするものの、靴磨きや菓子パン売りをやる等して生きていこうとするハミードの強さと明るさが印象に残った。
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続いて、ガッサーン・カナファーニー/奴田原睦明訳「盗まれたシャツ」(『ハイファに戻って/太陽の男たち』(黒田寿郎/奴田原睦明訳、河出文庫)所収)を読む。主人公の男の気持ちが読んでいて良く分かったので、終盤男の脳天にシャベルを振り下ろした場面や息子を胸に抱き締めている場面は胸が熱くなった(勿論、最後の一行も)。
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今日は上司の計らいで割に仕事が出来て良い一日だったと思う。明日もこうなれば良いのだが。