F9の雑記帳 -139ページ目

2020年2月28日

 朝、出勤途中に鴬の鳴き声が聞こえ、「もうすぐ春なんだな」と思った。去年の今頃は結構アタフタしていたので、余計そう思うのかもしれないが、少し余裕が出てきたと言うのだろうか。

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 夜、川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』(講談社)を読み終える。個人的には、小説が終わりに近づくにつれ面白さが減っていった気がした。その感覚は小説の終盤の「運命」と題された章を読んでいる途中に強くなったが、この小説上の世界の構造(と書いてしまうが)を明らかにする必要はなかったのではないか。小説上の世界を形作る様々な要素を結びつけるには確たる設定が必要ではあるが、まさか小説の中で解説されるとは思わなかった…。そして、小説の最後と最初が繋がる様にしなくても良かったのではないか。読んでいて、最後が余りに予定調和な感じがしたので、つい書いてしまったのだが。

2020年2月27日

 今日は風がやや強くて肌寒かったけれど、どうにか仕事をこなし、(途中買い物をしたりして)午後7時過ぎに(尾鷲市で今借りている)マンションの部屋に戻る事が出来た。まあ、この調子で行けば一日を無事に終える事が出来そうなので良しとしたいと思う。

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 夜、川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』(講談社)の236頁まで読む。
色々な地域の様子が書かれていて、読んでいて驚く事も多いのだが、漸くこの小説の中の世界が見えてきた気がする。「いくら増えても、同じ道では、だめなんだ」(212頁)か…。成る程なあ。

2020年2月26日

 今日はノー残業デーだったので終業後はほぼ定時で退勤し、(尾鷲市で今借りている)マンションの部屋に戻り洗濯した後は、夕食を午後8時前に摂り午後10時半過ぎに風呂に入った以外は、大半の時間を読書して過ごした。本当はもっと自分自身を見つめ直し人と喋ったりもして、少しでも良い方向に向かわないといけないのだけれど…。

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 夜、川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』(講談社)の110頁まで読む。最初は異世界の話かと思ったが(特に「形見」を読んでそう思った)、読み進めるうちにそうではないのだと分かってきて、今度は逆に怖くなってしまった。そうか、これは現在とも繋がっているのかもしれないのか。それに、もし仮に人類が消滅の危機にさらされたとしたら、「Remember」で書かれている方法で危機を脱しようとする人々が出ないとも限らない訳だし…。