F9の雑記帳 -137ページ目

2020年3月5日

 今日はやや肌寒くて、暖かすぎる日よりはずっと気持ち良く感じられた。まあ、色々やってしまっているので、そんなに冷静ではいられない所なのだが。

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 夜、アーサー・コナン・ドイル「青いザクロ石の冒険」(柴田元幸訳、『MONKEY』Vol.20所収)を読む。久しぶりにシャーロック・ホームズの登場する推理小説を読んだが、異様に新鮮で面白かった。「こんな風だったっけ?」と何度か思ったけれど、それはこの小説を以前に読んだ事がなかったからに違いあるまい。人に疑いがかかる様に仕組み、盗み出した宝石をあんな方法で隠すだなんて…。なかなか凄いな。

2020年3月4日

 今日は職場のノー残業デーでほぼ定時で(尾鷲市で今借りている)マンションの部屋に戻ったのだが、色々とやってしまい少し凹んでしまった。この所上手くやろうとして失敗ばかりしているなあ…。

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 夜、古川真人「生活は座らない」(『群像』2020年3月号所収)を読む。芥川龍之介賞受賞後第一作。居酒屋での何人かの男の会話のやり取りを書いていて、読み終えて面白かったかと言えば面白かったと答えるが、あまりに題名が内容からかけ離れていると思った。個人的には、「骨組みだけの会話」(123頁)が小説の中心なのでと言うのは読んでいて心地よかったくらいだが、この内容で「生活は座らない」と題名をつけるのは少しおかしい気がした。確かに全体的に落ち着かない感じがするし、最後の場面に至るのも分かるけれど、題名と最後の一行を関連付けなくても…。

2020年3月3日

 桃の節句。今日は特記すべき事がない。普段と変わらず色々あったが、それ以上でもそれ以下でもない様な気がする。まあ、相変わらずと言った所か…。

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 夜、佐伯一麦『空にみずうみ』(中公文庫)を読み終える。同じ様な事ばかり書いている気がするが、日常は淡々としていたとしても何かしらの発見があり、(それだけが理由ではないけれど)大切な物なのだと再認識させられた。自分にはこの様な自分を見せる事は出来ないなあ。それから、自然の描写も素敵だった。もう少し鳥や動物について深い知識があれば、この小説を更に楽しめたかもしれない…。