2020年5月30日
この週末は帰る予定だったので午前7時過ぎに(尾鷲市で今借りている)マンションの部屋を出て午前9時過ぎに帰宅した後墓参りに行き、昼食を摂った後名古屋市に向かい、久屋大通駅の近くにあるオグラヘアーサロンで散髪してもらい、名古屋駅前を彷徨いて午後5時過ぎに帰宅した以外は、自宅で本を読んだり録画しておいたテレビ番組を観たりして過ごした。本当はしたい事があったが出来ず、少し悔しい。そして、“想像しない”生き方を変えないといけない。何をするにしても、周囲や他人や未来について腰を据えて考えてこなかったので、自分で行動すら起こせなくなっているのだ。ああ、何て状態なんだ。
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鴻池留衣「最後の自粛」(『新潮』2020年6月号所収)を読む。読み出して暫くは地球温暖化研究会の存在や坂東賢志郎(と言う気象操作機器)が存在する等設定が少し不思議な感じがしていたのだが、途中現実に起こった(平成30年7月23日に熊谷市で国内の観測史上最高となる41.1℃を記録した)事を絡める事で深く考えずに(戦慄しつつも)面白く読めたと思う。まあ、東京五輪で起きるテロがまさか埼玉県の高校のある事件に関係したり、「自粛」の意味が通常と違うだなんて想像していなかったので、ある意味妥当な感想かもしれない。しかし、最後で(この小説の中で使われている)「自粛」行為の集大成が見られるのだが、結果がひどくなるとは思わなかった。凄い…。
2020年5月29日
…相変わらず僕は想像力が足りない。自分が動いた後の事を考えずに行動するから、自分が自分で掴めなくなり自身に対して投げ槍になってしまうと言う悪循環、これから抜け出さないといけない。イメージできないじゃなくてイメージするんだ。自分からも目を逸らさずにやるしかない。違うか?
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シャーウッド・アンダーソン『ワインズバーグ、オハイオ』(上岡伸雄訳、新潮文庫)を読み終える。この小説に登場する人物達は誰もが一癖あり、自分と引き比べてしまいそうになる描写が多く、短篇の中で彼らの行動や心理描写を味わうのが読んでいるうちに楽しくなってきたので、個人的にはこのままの形を続けたまま終わってくれないかと思っていたら、最終盤(「見識」「旅立ち」)になって(連作短篇を繋ぐ登場人物である)ジョージ・ウィラードが前面に押し出されてきたのでちょっと面喰らった。小説的には上手く収まったから良いのかもしれないが、個人的にはもう少し長く匂わせてからにしてほしかった。今更何を言って も書いても詮ないのだが…。極めて順当な終わり方だよなあ。
2020年5月28日
…しかし、いつになったら反省すると言うのか。振り返れば自明の事柄さえ、忘れ果ててしまっている。この体たらく、何年繰り返すつもりなんだ。背後に広がるのは無惨な光景、と言ってしたり顔で終わらすだけなら誰でも出来るじゃないか。一体、自分で自分をどうしたいんだ。もう、知らぬ存ぜぬでは通用しなかろうに。
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シャーウッド・アンダーソン『ワインズバーグ、オハイオ』(上岡伸雄訳、新潮文庫)の247頁まで読む。今日読んだ部分も相変わらず面白かったが、今日は「孤独」に出てくるイーノックが自分自身にそっくりで読みすすめるのが少し辛かった。「小さな青い目の王様」(221頁)とは、上手い事書くなあ…。