2020年5月29日
…相変わらず僕は想像力が足りない。自分が動いた後の事を考えずに行動するから、自分が自分で掴めなくなり自身に対して投げ槍になってしまうと言う悪循環、これから抜け出さないといけない。イメージできないじゃなくてイメージするんだ。自分からも目を逸らさずにやるしかない。違うか?
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シャーウッド・アンダーソン『ワインズバーグ、オハイオ』(上岡伸雄訳、新潮文庫)を読み終える。この小説に登場する人物達は誰もが一癖あり、自分と引き比べてしまいそうになる描写が多く、短篇の中で彼らの行動や心理描写を味わうのが読んでいるうちに楽しくなってきたので、個人的にはこのままの形を続けたまま終わってくれないかと思っていたら、最終盤(「見識」「旅立ち」)になって(連作短篇を繋ぐ登場人物である)ジョージ・ウィラードが前面に押し出されてきたのでちょっと面喰らった。小説的には上手く収まったから良いのかもしれないが、個人的にはもう少し長く匂わせてからにしてほしかった。今更何を言っても書いても詮ないのだが…。極めて順当な終わり方だよなあ。