2020年6月2日
夜、津村記久子「浮遊霊ブラジル」(『浮遊霊ブラジル』(文藝春秋)所収)を読む。人にとってやりたい事はそれぞれだが、生前海外旅行に行けなかったから成仏できない、先に死んだ妻の元に行けないと言うのは何だか笑える展開だった。しかも、人に憑りつく時の方法も面白かった。何だそれ…。ただ、最後は主人公も含めてかなり良い感じで終わったので安心した。希望がないとやはり駄目か。
2020年6月1日
6月最初の日。今日は取り立てて目だった事はなかった。昨日の話はどこに行ったんだ。ただ、終業後職場の上司と話して、自分の踏み込んでもいない現状を突きつけられ、少し惨めな気分になった。何度も何度も繰り返して書いてしまうけれど、想像しないといけない。そうしないのは逃げと一緒だ…。
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津村記久子「運命」(『浮遊霊ブラジル』(文藝春秋)所収 )を読む。途中でSF的な展開があったりしたが、読んでいて何度か声を出して笑いそうになるぐらい面白かった。ああ、題名に裏切られた!ここまで「他人の案内ばかり」(126頁)する人(と言っていいのか、最後の部分は良く分からないが。)なんているのか。落語に仕立てたら楽しい物ができそうな気がする。僕の勝手な思い込みがそう考えさせるのかもしれないが…。
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津村記久子「個性」(『浮遊霊ブラジル』(文藝春秋)所収)を読む。人は見た目だ等と言うが、(この小説の登場人物の)坂東さんの秋吉君に対する行動力は凄いなと思った。一人の人に対してここまでしてあげるのか…。そして、人は他人に対して様々な捉え方や解釈をしたりする動物なのだなと思った。
2020年5月31日
5月最後の日。午後3時過ぎに自宅を出て午後5時前に(尾鷲市で今借りている)マンションの部屋に戻った以外は、自宅で録画したテレビ番組を観たり、(尾鷲市で今借りている)マンションの部屋で本を読んだりテレビ番組を観たりして過ごした。しかし、もう少し考えて行動しないといけない。同じ事の繰り返しでは芸がないし…。明日から6月 、どうにかしたいと思う。
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津村記久子「地獄」(『浮遊霊ブラジル』(文藝春秋)所収)を読む。題名を見た時、雑誌初出の際に一度読んだと思った(過去の記事を確認したら間違いなかった。)ので、もう読まないでおこうかなと考えたりしたけれど、再読してもやはり面白いと思った。地獄が現世とこの小説に書かれているくらい地続きで種類も豊富にあり、なおかつ鬼は鬼で人間臭いのだったら、地獄に相応しい仕打ちを受けたとしてもどうにかなるのかもしれない。何たって、携帯電話があったり、鬼が不倫してたりするのだから…。そして、(以前読んだ時とほぼ同様に)最後の一行に少し考えさせられた。