K崎君は、ルームメイト(会社の独身寮)だった。と言っても、一緒に過ごしたのは、3ヶ月くらいだ。新入社員の自己紹介でも「AVマニア」を公言するだけあって、狭い部屋にオーディオ機器がずらりと並ぶ。
レーザーディスクも所有していて、「逆襲のシャア」を見せてもらった。しかし、無料の映画鑑賞は、彼の蘊蓄を聞くという代償を払うことになる。
ロボットアニメの歴史について、熱く語り出した。ぶっちゃけ、興味はない。その結果、音的にインパクトのあるザブングルというワードだけが記憶に刻まれた。。
ってか、ザブングルなんか知らねぇよ!!
<おまけ>
『戦闘メカ ザブングル』
後日、彼と同じ部署(法人営業部)のM村さんが話しかけて来た。「ウチのK崎と同じ寮だって?ピロさんとは、話が合うって喜んでたよ🎵」
「はぁ!?」
認識の違いなのか?意気投合なんかしてないし、どこをどうすれば、そう思えるんだ!?
もしも、姉ピーに「とても、個性的な人ですね…」と言われたら、「彼女、僕にベタ惚れだよ」と解釈するのだろうか?(普通は、皮肉と考える)
恋敵に惨敗したのに、完全勝利と言い張る人もいるけど…(笑)
今後、K崎君の事は、ザブングルと呼ぶね~