結婚しよう
「なあ みき 結婚しよ!」
『えーっ』
「えーって なんだよ」
『どうしよっかなー』
「また もったいぶりやがって!」
『うん しよ!』
「いつがいいかなあ」
『子どもが成人してからがいいな』
「そっか んじゃ、あと1年半か」
『うん』
「やる気がでてきたぞ!」
『んじゃ 抱いて!』
「よーし やっちゃうぞー」


『えーっ』
「えーって なんだよ」
『どうしよっかなー』
「また もったいぶりやがって!」
『うん しよ!』
「いつがいいかなあ」
『子どもが成人してからがいいな』
「そっか んじゃ、あと1年半か」
『うん』
「やる気がでてきたぞ!」
『んじゃ 抱いて!』
「よーし やっちゃうぞー」


第91話〜別居
みきの息子が帰省することになった。
仕事を失い、父親とのちょっとしたトラブルや
彼女との別れなども重なり、2か月だけ。
ひろとみきの住む部屋では3人での生活は到底無理。
みきは仕方なく実家へ帰り
息子を迎え入れることにした。
ひろは今月から異動になり、
今までとは違う自由な時間をたくさん手にすることができた。
しかしまた、すれ違うことになった。
「うまくいかないもんだなあ」
『そうね どうしてなんだろうね』
「なぜなんだろうなあ」
部屋からはほんの少しだけ
みきの身の回りのものが運び出された。
「また一人暮らしに戻って、せいせいしたでしょ?」
『ああ、まあな』
「あっ、やっぱり!」
『あはは。うそに決まってるだろ』
「ほんとう?」
『あたりまえじゃねえか』
「週末はいつも来るね」
『ああ、来いよ』
ともだちには二人とも
「四六時中 一緒にいるよりは、たまにはこの方がいいかも」
そんな強がりを言ってはいるものの
どこかやるせない気持ちだった。
仕事を失い、父親とのちょっとしたトラブルや
彼女との別れなども重なり、2か月だけ。
ひろとみきの住む部屋では3人での生活は到底無理。
みきは仕方なく実家へ帰り
息子を迎え入れることにした。
ひろは今月から異動になり、
今までとは違う自由な時間をたくさん手にすることができた。
しかしまた、すれ違うことになった。
「うまくいかないもんだなあ」
『そうね どうしてなんだろうね』
「なぜなんだろうなあ」
部屋からはほんの少しだけ
みきの身の回りのものが運び出された。
「また一人暮らしに戻って、せいせいしたでしょ?」
『ああ、まあな』
「あっ、やっぱり!」
『あはは。うそに決まってるだろ』
「ほんとう?」
『あたりまえじゃねえか』
「週末はいつも来るね」
『ああ、来いよ』
ともだちには二人とも
「四六時中 一緒にいるよりは、たまにはこの方がいいかも」
そんな強がりを言ってはいるものの
どこかやるせない気持ちだった。
赤いスイトピー
二人で久しぶりにカラオケに行った。
みきはいつもの「赤いスイトピー」を歌った。
二人が出逢った30年前…
再開することができた10数年前…
広島まで逢いに行った2年前…
カラオケに行くたびにみきは歌っていた。
歌を聴きながらボクは、
長い長い時間を噛み締めるのだった。
みきはいつもの「赤いスイトピー」を歌った。
二人が出逢った30年前…
再開することができた10数年前…
広島まで逢いに行った2年前…
カラオケに行くたびにみきは歌っていた。
歌を聴きながらボクは、
長い長い時間を噛み締めるのだった。
ツインソウル
話さなくても何を思っているか分かる
離れていてもどうしているのか分かる
いま、どんな気持ちなのか
どんな応えが返ってくるのかさえも分かる
だから安心できる
だからすべてを許し愛せる
お互いからさまざまな、たくさんのことを学び取る
そんな二人はかけがえのない
長い長い時間のツインソウル
離れていてもどうしているのか分かる
いま、どんな気持ちなのか
どんな応えが返ってくるのかさえも分かる
だから安心できる
だからすべてを許し愛せる
お互いからさまざまな、たくさんのことを学び取る
そんな二人はかけがえのない
長い長い時間のツインソウル
受け入れるよ
「オレのすべてを受け入れてくれるか?」
『うん。もちろん受け入れるよ』
『わたしのことは?』
「もちろんだとも」
『本当に?』
「当たり前じゃないか」
誰しも
良いところもあればそうじゃないところもある。
生理的に受け入れられないところがあったり、
それは相手によりけりだけれど、
すべてを許し、受け入れることができる相手って、
そうそういないよ。
昔はお互いにそこまで考えもしなかったね。
ただただ好きなだけだったからな。
いまようやくそんな気持ちになったんだね。
だからこうしてまた二人でいられるんだ。
ずっと一緒にいよ。
もちろんさ。
『うん。もちろん受け入れるよ』
『わたしのことは?』
「もちろんだとも」
『本当に?』
「当たり前じゃないか」
誰しも
良いところもあればそうじゃないところもある。
生理的に受け入れられないところがあったり、
それは相手によりけりだけれど、
すべてを許し、受け入れることができる相手って、
そうそういないよ。
昔はお互いにそこまで考えもしなかったね。
ただただ好きなだけだったからな。
いまようやくそんな気持ちになったんだね。
だからこうしてまた二人でいられるんだ。
ずっと一緒にいよ。
もちろんさ。