記事その2です。記事その1のつづきになります。

長文過ぎて、2つに記事を分けさせていただきました。


表土の除染費用について

取出市「稲保育園」の土壌除去を業者が行う形での試算では、1平方メートルあたり1800円と除去費用の試算が出ています。園庭600平方メートルの除去費用は、108万円です。
相模原市内の残土処理場に土を持っていく時にかかる費用ですが、10kg 約100円で、土嚢1袋 約200円になり、土を車に積んで処分場に持っていけば捨てられます。
1.5m四方の面積から出る土の重量は、大体80kg~100kgあると思われますので、
24m×24mの園底では4トンほどの土が出ますから、処分費用は約4万円くらいです。
茨城県などでは、園独自で行政の手を借りないで除染作業を行っている保育園もあるので、土の捨て場も問題ありませんので、園独自の除染活動は可能です。
郡山の小学校では100m四方の面積の校庭で、土の除去 処分、整地におよそで270万円の試算が出ています。



関東地方の自然放射線量

関東地方の自然放射線量は、0.044~0.079マイクロシーベルト/時と言われています。
神奈川県の自然放射線量は、0036マイクロシーベルト/時。
現時点で表土を6cm掘ると、0.036マイクロシーベルト/時の放射線量をシンチレーション式の線量計にて計測することが出来ます。
相模原市の自然放射線の放出源の1つである、カリウム40は市の調査で116ベクレル/kg~685ベクレル/kgが土の中に含まれている事が確認されています。
相模原市の放射線計測器で計測されている放射線であるガンマ線の半分は、このカリウム40からの放出の可能性があり、緑区の一部、相模大野、相模原段丘の中段の下溝付近から城山付近までは土中のカリウムが多い傾向があります。



次に実際施設の職員が土の除染、汚泥を処理した実例を記します。

相模原市立 向陽小学校
 2011年6月保護者が小学校の雨水マスを線量計で計測し、0.72マイクロシーベルト/時を観測。保護者の指摘を受けて、向陽小学校では、この雨水マス近辺を閉鎖にして、中に溜まっている土を除去したそうです。
この小学校ではプール掃除を生徒ではなく、職員が行い、全校生徒の父兄に対して 放射能関連の学校の取り組みをプリントで配布しています。

この後、向陽小学校の動きを境に、相模原市教育委員会では同年8月以降に、各学校の雨水浸透マス、雨樋下、落ち葉集積場等で毎時0.23マイクロシーベルト以上を計測した箇所において、清掃を行うなどの対応策を取るようになりました。
また、同じ時期より、学校教育課、幼稚園、保育園班、市環境保全課、その他の課による子供関連施設(学校、公園、児童館、保育園、幼稚園)の雨樋下や浸透マス、落ち葉集積場の清掃も行っています。(現在、除去物は施設内で一次保管をしており、土壌に関しては施設内保管、落ち葉等に関しては、市最終処分場に埋設保管されています)


小山地区 こばと児童館
 父兄が児童館の園庭のぶらんこ付近を線量計で計測し、0.15マイクロシーベルト/時を観測。
この数値を施設側が重く判断して、相模原市 子供施設課が「ぶらんこ」に乗る足がすれて、凹んで水がたまる土の部分を除去して、新たに土の入れ替えを行い、水が溜まらないようにマットを敷いた処置を施しています。

上溝中学校
 毎年この中学校では、お茶の栽培を行い、小規模ながら市場に出荷しておりましたが、足柄や愛川町、相模原の茶からセシウムが検出されたので、規制値内ではありながらも出荷を自粛する判断をとりました。(2011年、2012年出荷自粛)



保育園 幼稚園の園底の放射線量について(相模原市ホームページより)


幼稚園53園中 毎時0.13マイクロシーベルトを計測している園は、大島幼稚園、田名幼稚園、鳩川幼稚園、相模女子大幼稚園の4園。
また相武台幼稚園は毎時0.14マイクロシーベルト、太陽の子幼稚園は毎時0.15マイクロシーベルトを計測。

毎時0.13マイクロシーベルトを計測している保育園は、鳥屋保育園、星の子第二保育園
横山台保育園、せんだん保育園 たけの子保育園の6園
毎時0.14マイクロシーベルトを計測している園は、串川保育園、ふじ第二保育園、南大野保育園の3園。
毎時0.17マイクロシーベルトを計測している園は、エンゼル保育園の1園
毎時0.18マイクロシーベルトを計測している園は、友愛保育園の1園

幼稚園53園の地上5cmで計測した放射線量の平均値は、毎時0.108マイクロシーベルト
保育園77園の地上5cmで計測した放射線量の平均値は、毎時0.10マイクロシーベルト

文部科学省が指針としている暫定基準値の屋外活動0.19マイクロシーベルト/時は、保育園、幼稚園にいる乳幼児には放射線の感度や、しきい値も考慮して上記の平均数値以上の毎時0.11マイクロシーベルト以上を計測した園は、放射線計測の継続、土壌のセシウム堆積量とカリウム40の堆積量の調査を行うことが望ましいと思います。


その他 幼稚園 保育園の対応等

東林間付近にある幼稚園では、市に対して土壌調査を要望する署名活動に賛同して、170名の署名を集めています。
市内の体育幼稚園では、相模原市に対して放射能対策の要望の手紙を記している園もあります。
緑区 のびるっ子保育園では、父兄が自主的に園庭の土壌中の放射能濃度を検査して、園庭の除染を行っています。
町田市桜美林幼稚園では、園が率先して放射線量を計測しており、園児の水筒持参も許可しているそうです。
相模原市緑区の幼稚園で園庭の除染作業を行った様です。また、中央区の保育園の園庭も土の除去を行ったとの情報が入っており、相模原市内において園庭の除染を行った園は3園です。


※残念な対応
2011年 上溝小学校では、プール掃除を生徒が行っていた事が分かりました。
向陽小学校と上溝小学校の、対応の仕方が全く異なることは、残念でなりません。各学校の校長先生の考え方次第で対応は大きく変わってきています。
2012年は、5月頃からプールの水の測定と、プールの底に堆積している泥に含まれる放射能濃度を調べてから、その結果にて生徒が清掃を行うか、先生が清掃を行うのかを判断しています。




こども関連施設の砂場の砂入れ換えについて

相模原市は2012年6月頃から、市内413ヶ所の公園、幼稚園、保育園、小学校の砂場の深さ30cmまでの砂を入れ替える作業を行っています。(全部の砂ではなく、表面の砂を入れ替える公園課)

入れ替えは2012年9月下旬までに完了させる予定で、事業費は約3000万円を、見込んでいるそうです。

市公園課によると、砂場の空間放射線量は震災直後から市の除染の目安(毎時0.23マイクロシーベルト)を下回っており、安全性に問題はないとしていますが、しかし、子供の内部ひばくなどを心配する母親に配慮したとのことです。

入れ替えるのは、深さ30cmまでで、新たに必要な砂は約1770立方メートルと試算が出ています

①砂生成会社:東急ジオックス(近日廃業の予定とのこと)
砂採取場所:二子玉川再開発地 地下4m程度部分の砂利
砂精製場所:厚木市上依知

②砂入れ換え業者/放射能検査結果
(緑区):相◯植木
(中央区 南区):植◯庭園

入れ替えのスピードをあげるために、相模原市を18区にわけ、だいたい市の北側と南側で、入れ替え業者を変えています。

砂の採掘~精製~市への納入をするのは東急ジオックスで共通です。
砂は、採掘場所も精製場所も同じ会社で共通ですが、精製日時や納入日、量が違うために、各分けて、放射能検査をしているようです。


③放射能ベクレル検査(単位:Bq/Kg);市衛生研究所にて

(緑区用砂精製済み砂)
・I-131 :ND (検出下限)1.3
・Cs-134 :2.3bq/kg(検出下限)0.7
・Cs-137 :2.9bq/kg(検出下限)0.9
セシウム合計:5.2bq/kg

(中央区、南区用精製済み砂):
・I-131 :ND (検出下限)0.8
・Cs-134 :1.7bq/kg(検出下限)0.7
・Cs-137 :2.6bq/kg(検出下限)0.9
セシウム合計:4.3bq/kg

④入れ換え進捗状況(8/28am時点)

相模原市北側:59/90箇所=65.5%完了
相模原市南側:59/227箇所=25.9%完了
市全体合計:118/317箇所=37.2%完了


参考までに相模原市がサンプリング調査を行った3つの公園の砂場のデーターを記しておきます。

以下 相模原市ホームページより。市内3公園の砂場のセシウム濃度。

砂場の砂の入れ替えに先立ち、現在の砂場の状況について、砂に含まれる放射性物質の測定を市内3箇所で行いました。
放射性物質(放射性セシウム)濃度(単位:Bq/kg)

中野コミュニティ公園(緑区中野)
40.4ベクレル/kg(表層部0~5cm)
13.3ベクレル/kg(中層部15~20cm)
 4.5ベクレル/kg(底層部25~30cm)
平均19.4ベクレル/kg

鹿沼公園(中央区鹿沼台2丁目)
89.5ベクレル/kg(表層部0~5cm)
80ベクレル/kg (中層部15~20cm)
44.1ベクレル/kg(底層部25~30cm)
平均71.2ベクレル/kg

相模大野中央公園(南区相模大野4丁目)
101ベクレル/kg(表層部0~5cm)
86.6ベクレル/kg(表層部15~20cm)
  8ベクレル/kg(底層部30~35cm)
平均65.2ベクレル/kg

※単位:Bq/Kg乾土 測定結果は乾土に換算した値
※放射性セシウムの濃度は、放射性セシウム134と放射性セシウム137の合計値(検出限界値3.1Bq/kg未満)
※放射性ヨウ素131は、すべて不検出(検出限界値1.8 Bq/kg未満)
• 検体採取日 平成24年6月26日、27日、7月4日
• 検査機器 ゲルマニウム半導体検出器(型式:GEM20P4-70 セイコー・イージーアンドジー株式会社製)
• 測定項目 放射性物質濃度【単位:ベクレル/キログラム】
• 採取方法 砂場中央部の表層、中間層、底層部の各5cm厚の砂を各2ℓ以上採取。
• 検体数  9検体
• 検査機関 相模原市保健所衛生試験所

現在、入れ換え作業は遅れてはいるが、業者すべて決定し順次入れ換えをしていくのみ という状況です。入れ換えに使う砂は、約5ベクレル/kg程度です。



学校給食について(担当課 学校保健課 保育課)

 小中学校のお弁当持参と水筒持参については、各学校の校長先生に要望を伝えればOKとの事です。
当日の食材の産地については、各学校の給食担当の栄養士に問い合わせを行えば、教えてくれます。

 保育園の給食ですが、お弁当の持参は許可されています。
お弁当を持参される父兄は、各保育園に希望を出せばいいそうです。またその際の給食費の減免は無いとのこと。
 食材の産地を原発事故の影響を受けていない、九州などに変更する予定は現時点では考えていないとの事。

 また、給食に使われる食材の放射能検査の実施に向けて、学校保険課が夏休み期間中に準備に入り、2011年9月2日分の給食より野菜関係の検査を開始しました。
これに際して、公立の保育園に関しても食材(野菜)の検査を、学校給食と一緒に行う形で実施されています。

保育園では火曜日の給食分の検査を、月曜日実施して、小中学校では金曜日給食分の検査を、木曜日に行っており、保育園は月曜日のみ検査、学校関係は木曜日のみ検査の、1週間に1度の検査実施となっています。

これは、大体 保育園も学校関係も、野菜の産地と市場がほぼ同じ所のものを使用しているので、月曜日の保育関係で「ピーマン」を検査、木曜日の学校関係で「キャベツ」を検査という形で、1ケ月で約10品目を検査して、野菜の安全を確認していく作戦です。

また、検査は東日本産や福島産を優先的に行うというよりも、子供達が良く口に入れるもの、良く食すものを優先的に検査していく方法をとっていますので、北海道産のニンジン等も食材での使用率が多いので優先的に検査を行っています。
また、相模原市学校保健課では給食の1食丸々検査も行っております。
これは1週間分の給食を冷凍保存して、一気に放射能の濃度検査を行う主旨の検査で、食材の事前検査と事後検査の2通りの検査を行っています。
過去に給食食材からセシウムが検出された品目は、しいたけ、サツマイモ、レンコン、牛肉等です。
2011年の9月は検出された産地のものはなるべく使用しない方向で、学校保健課はいきたいと申していましたが、2012年の1月頃には、微量の検出であれば引き続き使用していきたいとの姿勢になってきています。



相模川の鮎から、280ベクレル/kgのセシウムが検出されています。(担当課 環境保全課)

鮎の餌となるのは、幼鮎のときは水性昆虫、成長すると珪藻類(石についたコケ)を食べています。
川の中の食物連鎖を通じて、鮎の体内にセシウムは入っていったと考えられます。
珪藻類や、水性昆虫、その他魚類の放射性物質の被曝調査を行う必要があります。
この事について、環境保全課は、市内29ケ所の土壌調査の結果次第で、河川の実態調査を行うかどうか判断するそうです。
相模川水系は神奈川県の水源なのですから、市役所は土壌中の放射能調査が終り、市内の傾向を掴んだ後には、すぐにでも調査を行うべき案件です。



お茶について

 農協が主体となって対策を考えているようです。
東電の賠償する態勢が整っていないので、農家や農協の補償は宙に浮いたままです。
相模原市が、実際に被害に遭われた方々や、風評被害に遭っている方々に対して、国と生産者の間に立って問題の交通整理や、支援を行えばいいのですが、この支援については、農政課が検討するとのことです。(東電が7千万円の仮払いを行っています)

相模原市内では、2011年にブルーベリーから5ベクレル/kgのセシウムが検出されています。木の実類はお茶の葉と同じようにセシウムを取り込みやすいようで、これに関して、桑の実、木いちご類は、県の放射能検査を受けていないので、2011年は食べないほうがいいかもしれません。
藤沢では、2011年に小麦から15ベクレル/kgのセシウムが検出されています。また、2012年には横浜の小麦から70ベクレル/kgのセシウムが検出されており、小麦の汚染が顕著に出てきているようです。



樹木に付着もしくは、吸収されたセシウムについて

2011年 秋 町田市の剪定枝を使った堆肥チップより暫定基準値の500bq/kgを超える580bq/kgの数値が測定されました。
福島第一原発事故において街路樹などの樹木はセシウムを多く吸着もしくは吸収している可能性があり、晩秋には落ち葉の問題が出てくると思われます。落ち葉の処理、樹木伐採の時に出た枝の処分方法、樹木の処分方法を検討しなければいけません。
樹木の下の地面の放射線量は低い値が出る傾向であるので、樹木の葉等に多くの セシウムが付着、もしくは吸収されている可能性があります。
針葉樹、落葉広葉樹、常緑樹と木々によってもセシウムの吸収量は違ってくるかもしれませんで、桜の落ち葉の放射能検査ではセシウムは不検出でありまして、コナラの落ち葉では70ベクレル/kgが確認されています。

落ち葉や樹木、汚泥を焼却した場合、燃えて残った灰にはおよそ15倍~33倍のセシウムが濃縮されることが分かっています。

ストーブに使う薪からも高濃度のセシウムが検出されており、福島等では薪ストーブの灰から高濃度のセシウムが検出されています。

チップを使ったストーブの灰や、ピザ等を焼くカマドの灰は、一度 放射能測定器で濃度を計測することをお薦めします。



清掃工場の焼却灰に含まれたセシウムについて(担当課 清掃事業課)

 相模原北清掃工場から出た焼却灰は、南清掃工場に移動しています。
1ケ月 約300トンの焼却灰が生まれています。この焼却灰のセシウムは、南清掃工場で2011年6月時点2093ベクレル/kgです。
2012年2月現在の飛灰のセシウム濃度は約700ベクレル/kg程。
 4月~7月までの3ケ月で、およそ1000トンのセシウム入り焼却灰が生まれ、その全てはすでに麻溝の最終処分場に埋め立てられています。
 焼却場の煙突からセシウムは飛散しておらず、飛灰の中にのみ混入しているとの報告を受けており、プラント外への拡散は無いとの事です。
(当会では、プラントの排ガスの検査に要する計測時間を長くするよう市に要望をしています。一部バグフィルターがセシウムを60%しか吸着していないとの情報より)



震災瓦礫受け入れについて(廃棄物政策課)

2012年4月現在 相模原市は震災瓦礫の受け入れを検討していましたが、その後県民の猛反対に合い、12年8月時には、神奈川県の震災瓦礫受け入れは無くなったようです。
2012年8月時点で、神奈川県と政令3市との話し合いもないようでして、陸前高田、大船渡の被災地からも自前での処理が可能との報告を受けているようです。
あと、2012年9月現在、神奈川県では震災瓦礫受け入れの代りに、被災地沿岸で出た 魚網の処分を横須賀の処分場での処理を検討しています。
横須賀市も現地に職員を派遣して、受け入れが出来るかどうか調査に入っていたり、地元の住民の意見を聴取したりしており、新たな動きが出ています。



モニタリングポストの設置について
 
 相模原市では、2011年10月に本庁舎の屋上にモニタリングポストを設置しています。
モニタリングポストの役目は、原発事故や核戦争になった場合の、放射能が市内に飛散してくるかどうかの、第一通報的な役割であります。



民地の除染について
 
 相模原市の放射線の暫定基準値は、地上5cm毎時0.23マイクロシーベルトです。
 この数値を計測した場合、市の管理している施設では基本的に清掃という形で、放射性物質を取り除く作業を行っておりますが、民地の場合は各地権者にて、放射性物質の除去をお願いし、除去物は敷地内で保管して頂きたいとのことです。

また、2012年2月より相模原市では各地区にて放射線量を計測する2台のシンチレーション計測器の貸し出しをはじめました。(貸出しについては、相模原市へお問い合わせ下さい)
当初は市民の場合、午前か午後の半日での貸しだしでしたが、2012年9月現在は、一日の貸出しも可能となったようです。



食材について

 暫定基準値内を安全とするか、全く放射性物質の入っていないものを安全とするか、大きく二つに見解が分かれています。
暫定基準値を設定したときも、見識者からは、厳しく数値を設定する意見と、ゆるく設定する意見とに分かれたそうです。
いずれにせよ、暫定的な数値設定ですが、かなりの強制力が ありますので、この基準をどう判断するかは消費者自身に委ねられていると言っても過言ではありません。

比較的、九州産の食材を置いてあるのは、OKストアーや、アルプス、コストコ、
ヨーカドー 三和などは、地産地消の考え方で、北関東の物が多いようです。時々、熊本産と茨城産のピーマンが混在して売られている店もあります。
九州産、北関東産を半々くらいで置いてある店が、イオンでしょうか。
生活クラブ生協は、もともと遺伝子組み換え食品やポストハーベストフリーなど、安心安全を第一に生産者と共に歩んできていますが、震災直後から牛乳・卵など主要なものは検査をし公表しています。
組合員のカンパでNAIシンチレーションカウンターを購入し、9月からは全品目検査を行い公表している様で、数値が出たものについては、ゲルマニウム測定器で徹底的に調べているそうです。
国の暫定基準を下回っていても公開、検出限界値も公開して、買うかどうするかは組合員が判断するシステムをとっている様です。(http://www.seikatsuclub.coop/index.html)

関東以西の地域の長野などの野菜を購入している消費者が多いです。
長野等の放射線量は、相模原市とあまり変わりませんが、相模原と数値が同じでも、元々その地域にある自然放射線量と、今回の事故で堆積した放射性物質の場合があるので、放射能マップで放射性物質の情報を見たか らと言って、相模原市と長野県が数値が同じで、長野県に放射能物質が堆積していると判断するのは現時点では危険であります。

放射能マップに載っている関東以西、福島から北の東北地方の数値は、あくまでも参考としておいたほうがいいようです。

食材の地域の放射線量が心配な場合は、3月11日以前に計られた自然放射線数値と必ず、比較するようにして下さい。

食材に関して、心配が募りますので、どうしても北関東や関東産の食材を食べたくない方は、肉類は海外のものか長野、岐阜以西、卵も長野、岐阜以西か、青森から北の地域、野菜も前述した地域と同じような所のものか、放射能検査をして、生産者や八百屋さんが、絶対に大丈夫と判断した野菜を選んで購入するという様な自衛策を取ってもいいかもしれません。

また、お子様には安全な地域の物を、大人は子供に対して放射線の感度が低いので、今まで通りの関東や北関東の食材を食べさせてもいいだろうという考え方もあります。



水道水について
 2011年3月22日以降 10ベクレル/kgを越える数値は検出されていませんが、10ベクレル以下の微量のセシウムは検出されているとの報告もあります。
文部科学省環境放射能水準調査結果2012年4月~6月分から、神奈川県内の水道水からも極微量のセシウムが検出されています。以下 文部科学省のデーターになります。

http://radioactivity.mext.go.jp/en/contents/6000/5084/24/194m_0801.pdf

ペットボトルや、長野以西の水を飲料水として使っている方は多くいらっしゃいます。
また、国内の複数の逆浸透圧式を使用している浄水器メーカーが、セシウムを取り除ける浄水器を販売しています。
水道の蛇口につけるシリコンや活性炭を使用した浄水器では、放射性物質の除去は無理です。逆浸透圧式のように、最低でも4層くらいのミクロン単位のフィルターを使用し、ナノ技術を取り入れているものだけ信用できます。ちなみに、値段は1台50万円くらいします。(大阪のクリス タルバレー浄水器等)


井戸水について
 深さ20mほどの井戸は、放射性物質の混入の可能性は排除できません。
関東ローム層の下にある深さ75m以上の堀抜き井戸は問題ないと言われています。



給食等の食品の検査について

相模原市では、市衛生研究所が6月上旬 ゲルマニウム半導体検出器を購入しています。
この機器を使って、食品、水道水、プールの水、土壌、飛灰等の放射能検査を行っています。
2011年6月8日にプールの水を検査していますが、放射性物質は不検出だったそうです。
検出限界は、1ベクレル/kg
学校保険課と保育課では、2011年の2学期より給食食材の放射能検査を実施しています。



市民からの持ち込み放射能検査について

2012年3月 相模原市長が市内に、一般市民も計測出来る放射能測定器を配置したいという前向きな発言もありまして、同年6月から、北里大学環境科学センターにて市民の持ち込み放射能検査を初めるようになりました。

相模原市委託の持ち込み放射能検査なのですが、これはそもそも、消費者庁から測定器を貸与される前提で始まったのですが、まだその測定器が来ておらず、北里に前から置いてある測定器にて、現在は運用されています。

当初は検出限界値が25bq/kgでありましたが、市所有のゲルマニウム半導体検出器と検体の濃度がどこまで追い込めるを比較した結果、計測時間にもよりますが、大体3bq/kgまで追い込めることが分かり、現在の検出限界値は1桁まで追い込んでいます。(NaI LB2045シンチレーター計測器)

相模原市の消費者庁貸与の測定器はまだ詳細未定とのことで、市としては、性能確認をし、食品の検査に利用したいとのこと。

相模原市が所有するゲルマニウム半導体検出器とチェック精度を見極め、以後の活用方法を決める、ということです。(検査申し込みは相模原市役所へお問い合わせ下さい)



まとめ

原発事故が起こり、放射能拡散予報システムの情報公開不備や、政府の情報開示不備などで、国の信用は失墜しました。
市民が頼りに出来る組織は地方自治体しかありませんが、市民のニーズと比べて、行政の対応ははるかに鈍いです。
こうした行政の対応を、不安に思う市民もいる事から、検出機器を購入して独自で野菜などの放射能を計る方々もおり、畑の作物の放射能濃度を計測して、消費者に安心出来る食べ物を供給する生産者や、販売店もあります。
相模原市近郊には、東林間の自然食品屋さんのチャンプール、相武台前のイタリアレストラン ラリチェッタさん、座間大木ファーム測定室、八王子市民講座さんの4ヶ所に放射能測定器が置いてあり、放射能の測定を行っています。

ざっと、現在 把握している情報を記しましたが、放射性物質は、この相模原市近郊の大体の地域に多かれ少なかれ、堆積しています。
2011年3月11日 の福島第一原発事故前の、2倍の放射線を検出していますから、これは一大事なのですが、数値自体の意味が一般の市民には良く分からないのが現状です。

また、TVや新聞報道では福島の汚染に関してのニュースは出ますが、その他の地域の放射能汚染に関する情報は皆無と言っても過言ではありません。
パソコンを持って、毎日WEBで情報を見ている方と、TVの情報を得ている方とでは、情報格差が生まれてきます。
基準値の設定が高く、福島に通用するのみで、関東や東北の地域で汚染はされているが、しかし基準値が当てはまらない事が殆どで、地方自治体は身動きがとれません。
国の指針が甘く市民の強い要望と相反したり、基準値設定が市民のニーズと合わなかったりと、自治体は市民と国の板挟みにあっています。
このような要因で、市は市民に対して、正確な見解を出せないので、広報やHPに市の具体的な対応を載せることが出来ない のが現状です。
まずは、自治体が放射能汚染対策に取り組んでいる事実を公表することが、市民が疑心暗鬼になっている、この混沌とした状況を改善する唯一の方法です。

行政は決定した案件に対しては、広報等で公表出来ますが、検討中の案件に対しては公には表に出せません。こういった事情が、市民への情報の公開が遅れている原因です。
行政が進めている案件に対して表立って公開が出来ないのであれば、行政と市民の間に立つ、情報公開の機能を作ることが大切です。

一番頼りにできる自治体が動ける方法は、市民が後押しをして行くことしかありませんので、要望をドンドン出して行き、市民側の声を行政に伝えて、世論を高めるしかありません。

これは、行政の立場になってみると、少々五月蝿く感じるかもしれませんが、結果的には行政がフットワーク良く動くための、一番良い方法です。

相模原市に関して言えば、2011年の事故当時よりも、2012年9月現在では、格段に放射能問題への対応は良くなっております。

周辺自治体関係のなかでも、突出して頑張って対策をとっていると思います。

それと、セシウムの他にも放射性核種の、ストロンチウム、コバルト、キセノン、ルテニウム、クリプトン、プルトニウム等も飛散している可能性もありますので、 もう少し細かい範囲において土壌調査や、線量調査を行う必要があると考えます。
放射能の影響は、個人の個体差で変わってきますので、身体に取り込まないに、こした事はありません。

また、土壌中の放射性物質の堆積量にバラつきがあり、場所によっては堆積していない所もあるので、まずは現在のご自分が置かれている状況を正しく把握して、決して消極的にならず、対策を考えるなどの前向きな姿勢でいる事が大切であると思います。

また放射線量が計測されましたら、その源は福島からのセシウムではなく、昔からその場所に堆積しているカリウム40の可能性も大きいので悲観的にならないようにして下さい。線量の数値だけで、危険かどうか判断するのではなく、必ず土壌でも汚泥でも、落ち葉でも、放射能濃度のベクレル量を調べて判断するようにして下さい。

相模原市は、楽観的な状況でもなく、悲観的な状況でもなく、ギリギリのラインにあるようなので、後は市民と行政が協力して問題を解決出来るかどうかがポイントになります。
また、関東圏はチェルノブイリの汚染地域と同等の汚染レベルの様に言われていますが、多摩川から西の地域は、土壌中のセシウム数値や、線量の数値から判断すると、チェルノブイリの汚染地域と同じ汚染レベルではないようです。

同心円上にまんべんなく汚染されている状況ではなく、川、山、谷、線路、道路、樹木の数、風向き、ビルの高さ、降雨量の大小等、多くの要因が関係して、セシウムの堆積量が変化しているものと考えられます。
また、30cm間隔で、放射線の数値は変化していますので、ガイガーカウンターの数値のみで線量の増減を判断する事は難しいので、必ずシンチレーションカウンターと、ガイガーカウンターの2つの線量計の数値を比較、複数回の計測を行い平均値を出すなど、現状把握に勤める事が必要と考えます。(シンチレーションカウンターの計測時間は相模原市の状況の場合は30秒以上の時間が必要)

柏、流山、我孫子、北茨城、足立区、江戸川区等の放射線量は高いですが、現状では相模原市と近隣の地域は充分暮らしていけるレベルであると思います。

地域のセシウム堆積量と放射線量の数値はほぼ出揃い、カリウム40の関係も判明してきました。
風の強い日は、砂埃などを吸わないようにマスクをする、セシウムが検出された公園ではなるべく遊ばない等の対策を講じることが出来るようになりました。
後は、内部被ばくをしない様にする為に、食品の購入に気を使う等の自衛対策を行う事が、これからの生活に求められているものと思います。

また、暫定基準値が安全か否かという問題ではなく、放射性物質が普段の生活に 存在してはいけないものですので、基準値に惑わされずに、まずは諦めずに出来るだけ、2011年3月11日以前の状態に戻すことが求められています。

こどもまもりたい 
相模原市とその近郊の、放射能の汚染状況と行政の対応策が少しづつですが、掴めて参りましたので、相模原市の市民グループこどもまもりたいが考察したものを、ここにご報告いたします。

この報告記事は過去の記事を使用しておりまして、新しい情報が入り次第 同じ内容になりますが、掲載していこうと考えています。
(2011年7月からの情報と、新しい情報が組合わさっています)

放射能に関する問題は、日ごとに情報が変わってきますので、出来る限り新しい情報が入り次第 相模原市の現状など載せていければと思っています。(過去の記事はブログ内で埋もれていくので、時々 引っぱり出したいと思います)

※記事中の葉っぱの放射能測定器での計測結果ですが、あくまでも参考程度として下さい。ゲルマニウム半導体検出器で計測しておりませんで、若干曖昧な部分もありますので、とりあえず結果として数値を公表しておきます。検体が安全か否かは、ご自身にてご判断頂ければ幸いです。(測定機器はNal シンチレーション計測器 LB-200 2011年11月に計測した古いデーターになります)

以下 長文になりますが、ご一読頂ければと思います。



相模原市の放射能汚染の現状と考察

まず土壌中の放射能物質を、個人や民間で計測した方々の数値と調査地を記します。
(土の採取の仕方が個々で違うために、現在はあくまでも参考程度とした方がいいです)


南区 鵜の森 場所不明 公園       セシウム381ベクレル/kg 6月15日 採取
緑区 西橋本     庭         セシウム 64ベクレル/kg 6月12日 採取
緑区長竹   ヨウ素31ベクレル/kg  セシウム 61ベクレル/kg 5月22日 採取
緑区牧野               セシウム248ベクレル/kg  採取日6月上旬
座間栗原6丁目6の公園        セシウム101ベクレル/kg 6月26日 採取
栗原の畑   ヨウ素20ベクレル/kg セシウム131ベクレル/kg 5月13日 採取
座間 ざかい橋 田んぼ          ヨウ素、セシウム不検出   6月26日 採取
町田                 セシウム313ベクレル/kg  採取日不明 
川崎市麻生区上麻生  庭       セシウム 38ベクレル/kg 6月17日 採取
川崎市多摩区長沢   庭       セシウム431ベクレル/kg 6月16日 採取
横浜市鶴ヶ峰本町   庭        ヨウ素、セシウム不検出   6月12日 採取
秦野市鶴巻      庭        ヨウ素、セシウム不検出   6月12日 採取
秦野市曽谷      庭        ヨウ素、セシウム不検出   6月10日 採取
逗子市新宿      庭        ヨウ素、セシウム不検出    7月3日 採取
      
  
上記は2011年7月時のブログなどで公表されている数値です。
現在は、もう少し情報がまとまって出ておりますが、大体 似た様な数値が計測されているようです。(民間の放射能測定室へいくと、土壌データーも出ていますので、そちらを参考にしたほうがいいかもしれません)

放射性物質が検出された場所と、検出されていない場所があります。それと栗原の公園と、栗原の畑は距離にして500mほどしか離れていないそうで、数値も大幅に違います。

秦野市はセシウムが不検出で、鶴ヶ峰も不検出の場所があります。以上の14ケ所の放射能の数値のバラつき具合から考えると、一定の量のセシウムが降下したのではなく、不均一に堆積している場所、ごく微量に堆積している場所、おそらく全く堆積していない場所もあるかも?しれません。(地域で複数箇所の土壌測定を行ってみたいと、正確な状況は分からないはずです。)

また、相模原市が行った土壌中の放射能濃度の検査結果では、市内29ヶ所の土壌中放射能濃度は、29.9ベクレル/kg~266ベクレル/kgが検出されており、市内全ての地点においてセシウムは検出されていますが、「電離放射線障害防止規則第28条」にある、1平方cmあたり4ベクレル以上は除染対象になりますが、全ての地点において除染レベル以下の数値が検出されています。(市の検査結果の詳細は相模原市HPでご覧下さい)

相模原市が実施した市内、29区画の放射線量の調査結果を見ますと、高い数値が見られた場所は以下。

若葉台カタクリ公園 0.15マイクロシーベルト/時 7月13日 調査 計測地表より5cm
堀之内わんぱく公園 0.14マイクロシーベルト/時 7月14日 調査 計測地表より5cm
向原南公園     0.14マイクロシーベルト/時 7月13日 調査 計測地表より5cm  
長竹白山公園    0.13マイクロシーベルト/時  7月13日 調査 計測地表より5cm
ユートピア公園   0.11マイクロシーベルト/時 7月13日 調査 計測地表より5cm
鳥居原ふれあい公園 0.11マイクロシーベルト/時 7月13日 調査  計測地表より5cm
鳥居出張所     0.12マイクロシーベルト/時 7月13日 調査 計測地表より5CM


緑区の田名の中段~城山までの小高い場所の線量が高いようです。相模原段丘の下段、上段は0.12マイクロシーベルト/時くらいの数値です。(上溝、番田も線量は高い傾向があります)
詳細は「相模原市のHPに29区画の検査数値が載っています」 ※藤野も数値が高い場所有り。


相模原市の土壌中の放射能濃度の調査結果が出ました。調査日は2011年7月29日~8月2日。上記の6ヶ所の数値は、

若葉台カタクリ公園 セシウム 87.8ベクレル/kg
堀之内わんぱく公園 セシウム 40.2ベクレル/kg
向原南公園     セシウム 38.5ベクレル/kg
長竹白山公園    セシウム160.7ベクレル/kg
ユートピア公園   セシウム254.7ベクレル/kg
鳥居原ふれあい公園 セシウム266.0ベクレル/kg
鳥居出張所     セシウム186.7ベクレル/kg


上記から見ると、放射線量の数値と、セシウムのベクレル量が比例していません。
相模原市の様な低線量を計測している地域では、一概に放射線量が高いからといって、土中のセシウム量が高いという事ではないようです。

これには訳がありまして、そもそも昔から土壌中にあったカリウム40という同位体が、相模原市は116ベクレル/kg~680ベクレル/kgまで土の中に含まれています。(環境保全課情報提供)


若葉台カタクリ公園のカリウムは、685ベクレル/kg
堀之内わんぱく公園のカリウムは、435ベクレル/kg
向原南公園のカリウムは、 529ベクレル/kg
長竹白山公園のカリウムは、270ベクレル/kg


と、なっておりまして、比較的高い放射線量を計測しているところは、セシウムの濃度は低く、カリウムの濃度が高い傾向があるのが分かります。

福島第一原発事故前からカリウム40はその場所に存在して、比較的高い線量を大昔から放っていたと考えられまして、市内の0.13マイクロシーベルト/時 以上の線量を計測している場所は、セシウムの影響よりもカリウム40から放出されるガンマ線の影響の方が強いものと考察されます。
多摩川以西の地域で、線量の値が0.13マイクロシーベルト/時以上を計測している場所があるならば、カリウム40の含有をまず疑ってみて下さい。
相模原市においてセシウムの堆積は、それほどまで多くはありません、線量の数値はセシウムとカリウム40の両方合わさったガンマ線が影響している事は確かです。

2011年川崎のプール横では、0.90マイクロシーベルトを計測した汚泥と落ち葉から、2万4千ベクレルのセシウムが検出されているので、高線量とセシウムの相関関係は確実に認められます。

また、2012年2月には瀬谷の二ツ橋の排水路で地上1cmにて6マイクロシーベルト/時の高線量の場所も発見されております。この場所の地上1mの空間線量は1マイクロシーベルト/hくらいですから、県が除染基準としている数値は、空間で1マイクロを計測した場所は、地上1cmで6マイクロ位有るかもしれないという可能性があります。

相模原市のどの地域にどれ位のセシウムが降下したのかは、今となっては良く分かっておりません。
相模川の、ざかい橋の田んぼでは、セシウムは検出されていないので、降下はしたけれど、その後の雨等でセシウムが流されてしまって、調査時に検出されなかった可能性もあり、地域を細かく調査する必要があります。

また、爆発時に放出されたヨウ素131についても、半減期が過ぎてしまい、調査も遅かったのでどれほどの降下があったのかは、実測では分かっておりません。



相模原市と近郊のセシウム堆積量について

相模原市と近郊付近のセシウムの堆積量の違いですが、座間市、海老名市、綾瀬市と海側に近い地域は放射線量も低い数値が出ており、セシウムの堆積は少ない可能性もあります。

逆に、相模原市南区相模大野、鵜の森、麻溝台付近はセシウムの堆積が多く、中央区、橋本付近は少ない傾向、緑区田名がセシウムの堆積が多い傾向です。緑区佐野川付近のセシウム堆積量は多くありませんが、茶葉からは500ベクレル/kgを超えたセシウムが検出されています。

愛川町の山側、厚木市飯山付近の土壌中の放射能濃度の調査結果はありませんが、放射線量が多いので、堆積量が多い可能性もあります。
また、城山の小倉橋付近の山と、丹沢山、塔の岳付近、藤野の山岳部において、文部科学省における航空機モニタリング調査にて、セシウムの堆積が多い場所が確認されています。
この相模原市に堆積したセシウムは、3月21日未明に福島第一原発からの放射能プルーム(放射能雲)に乗って、雨として地上に降り注いだ物で、未明に水戸市、筑波、柏、都内上空を経て、八王子方面に伸びて、山沿いに西部へ移動したものであることが群馬大学等の調査で分かっています。



放射線の線量数値のばらつきについて

1.5m四方の枠を作り、その中の何カ所かで計測すると、数値のバラツキが出てくることが分かっています。1ケ所数値を得たからと言って、汚染数値の傾向は掴めるものではないようで、50cmの距離が違うだけでも、線量の数値は変わってくる事が分かってきました。

東林間の通称3角公園にて、セシウムが堆積している土を除くと、線量がどれほど低くなるのかの除染実験を行いました。(2011年7月31日に実施 小雨)
シンチレーションカウンター CLEARPULSE A-2700 ガイガーカウンター TERRA MKS-05を使用。

まず、土を除かない状態ではシンチレーション式で0.09マイクロシーベルト/時
ガイガー式で0.15マイクロシーベルト/時が計測されました。

次にその土を6cm掘って計測してみると
シンチレーション式で、0.045マイクロシーベルト/時
ガイガー式で0.08マイクロシーベルト/時が計測され、次にこの状態から、空間の放射線を防ぐ為に、鉄の鍋を線量計に被せて5分分程時間を経過させて計測してみましたら、以下の数値になりました。
シンチレーション式で0 .036マイクロシーベルト/時
ガイガー式で0.07マイクロシーベルト/時

おそらく、最終的に計測された数値が、3月11日以前か、80年代までに行われた大気圏での核実験前の土壌の放射線量であると考察されます。

0.036マイクロシーベルト/時の数値を安全として良しとするか、土を取り除く前の0.09マイクロシーベルト/時を安全とするか、行政の判断を仰ぐしかありませんが、2012年2月現在では、相模原市役所においてはこの放射線量は健康に問題無しとの見解であるようです。

またシンチレーション式の計測器で0.036マイクロシーベルト/時が計測されていますが、同時にガイガー式の線量計で得られた0.07マイクロシーベルトの数値もどう解釈するかも問題として残ります。
また、市販の携帯型ガイガー式線量計は、核戦争や原子力災害時の高線量計測の測器であり、低線量計測では放射線のゆらぎや、数値の誤差もあり、正確な線量調査には向いていないような気もします。

ガンマ線の他に、セシウムからはベーター線も出ており、このベーター線は放射する物体から、1mも飛ばないと言われていますが、実際にはベター線の身体に及ぼす影響も気になるところです。



雨に含まれている放射性物質、空気中に含まれている放射性物質について

雨の日と、晴の日に、同じ場所にてシンチレーション式カンターで放射線を計測しても、大きな数値の変化が観測されませんでした。(2011年7月31日 調査において)

しかし、2012年9月現在、文部科学省の定時降下物一覧を見る限りでは、本年2月の降下物データーしか掲載されておりませんが、2月の神奈川県のセシウム降下量は、セシウム134は、7.4ベクレル/kg セシウム137は、9.7ベクレル/kgの降下が認められています。

同じ月に、新宿にある 東京都健康安全研究センターの定時降下物量は不検出となっており、文部科学省と、健康安全研究センターの数値が違うのは、計測器の下限値と、総量からくる数値の違いではないかと思われます。

現在の降下物データーは東京都健康安全研究センター発表の東京都内での1ヶ月毎のデーターしか無いようですが、おそらく微量ながらも神奈川県には降下しているものと推測していいかと思います。

これが、降雨に混じっているのか、風で飛んでいるのか、詳しいことは分からないようですが、確実に微量ながらも都内には降下しています。

それと、現在は風の強い日などで、砂に含まれたセシウムの舞い上がりに注意したほうがいいものと思います。

2012年8月に、南区相南にある東林小学校の西側の道路路肩の砂より、1800ベクレル/kgのセシウム(134、137合算)が東林間放射能測定室の測定にて分かっています。


各都市に設置されたモニタリングポストにおいても、現時点では線量の変化と定時降下物があまり見られません。
2011年7月頃の福島第一原発事故から1日に放出されている放射性セシウムは240億ベクレルでありましたが、現在は1/100の、2億4千万ベクレル(毎時1千万ベクレル 2012年9月現在)の放射性セシウムが漏洩しているようです。セシウムは当初に比べて大量ではないものの、前述した文部科学省のデーターからでは、相模原市には極微量に飛散しているものと考えられます。(0.04マイクロシーベルト/時~0.07マイクロシーベルト/時の範囲内で増減)

(千葉、茨城のモニタリングポストの日々の数値の増減は多く見られるので、空気中に確実に漏洩しているのは確かですが、千葉県から西の数値に、変化があまり見られません。この数値の増減の理由を調査しなければなりません)

また雨天時の線量の増減日々のデーターでは見られないので、雨の中にはセシウムの混入は現時点では無いか、あっても微量と考えられますが、2011年8月19日(金)の雨では、午前10時頃より関東地方の各地と神奈川県のモニタリングポストの放射線量を示す数値が上昇し、一時0.1マイクロシーベルト/時を計測し、同日 22時には放射線量は下がりました。
この日、各地のモニタリングポストの数値が上昇した事は計測で確認されていますが、各地の放射性物質定時降下量の計測値は不検出でしたので、この放射線数値の上昇は大気中を漂うラジウムが降下してきた可能性があります。

現状では、相模原市内においての空気中のセシウムの降下は極微量か、日によっては全く無いものと考えられますが、福島第一原発が再度爆発する危険性は排除できないので、北茨城、日立、水戸、つくば、千葉、新宿、茅ヶ崎の各都市のモニタリングポストの数値と、定時降下物の計測数値は注視しておいたほうがいいものと考えます。
モニタリングポストは、セシウムが生活圏に飛散してきているかどうかを、事前に知らせるための役目を負っています。

東京都健康安全研究センター 1ヶ月毎の放射性物質定時降下物データーが載っているURLを記します。
2012年8月1日~9月3日までの新宿区での降下物濃度は以下の通りになります。
セシウム134が、4.3bq/kg セシウム137が、6.2bq/kg 合算10.5bq/kgが、埃や雨に混じって降下しているようです。

http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/mon_fallout_data_1month.html



風などで舞い上がる埃などに付着したセシウムについて

中部大学の武田教授などによる調査では、地面に落ちたセシウム等が付着した埃などの舞い上がりが報告されています。
エアフィルターを装着した集塵機で空気中の埃を2日間 吸い上げて フィルターに付いた放射性物質の検査を行い、セシウムの吸着を確認したとの報告があります。
2011年夏頃までは、市内で空間線量を計測していると、風等吹いた時にMrガンマ等の計測器はス~っと数値が上がりましたが、これは放射線のゆらぎかと当初思っていましたが、どうも空気中を舞う セシウムの影響もあったのではないかとも考えられます。
よって、風の強い日等は、マスク等での自衛対策を行った方がいいものと思います。



相模原市内にて常時線量が高い場所は

雨水浸透マス、あまどい、芝生、コケむした石 植え込み、落ち葉等

雨水浸透マスは 0.25マイクロシーベルト/時 ~高い場所で1マイクロシーベルト/時
市内公園の土壌集積場所では市の調査で地上5cm毎時0.33マイクロシーベルトが確認。
市立公園の落ち葉集積所では、地上5cm 毎時0.37マイクロシーベルトを計測した所もあります。
アスファルトの放射線量は南区東林間で平均 0.1マイクロシーベルト/時(シンチレーションカウンターにて地面の直置き)

芝生は0.07マイクロシーベルト/時、20cm隣の土は、0.045マイクロシーベルト/時と調査では計測されているので、僅かな距離でも線量は変化する事が確認されています。
また芝生の根に近い湿った部分にセシウムの吸着があるのではないかと考えられます。



相模原市内の樹木のセシウムの沈着について

東林間放射能測定室にあるベクレルモニターLB-200にて次の樹木の生葉と落ち葉について放射能濃度を2011年10月に計測を行いました。

東林間 東林中学校横の林 クヌギの生葉

県立相模原公園内 けやきの生葉

下溝2000番台 相模原浄水場側 県道沿い コナラの生葉

番田 ふじ第二保育園内 さくらの落ち葉

下溝2000番台 かきの木 落ち葉

横浜市瀬谷区阿久和町 びわの生葉


まず、東林間のクヌギの生葉 重量208g

 計測1回目 107ベクレル/kg  計測2回目 106ベクレル/kg

県立相模原公園のけやきの生葉 重量106g

 計測1回目 49ベクレル/kg  計測2回目 不検出   計測3回目 51ベクレル/kg
下溝2000番台 コナラの生葉 重量190g

 計測1回目 77ベクレル/kg  計測2回目 75ベクレル/kg


ふじ第二保育園 さくらの落ち葉 重量185g

 計測1回目 不検出  計測2回目 不検出


下溝2000番台 かきの木 落ち葉 70g

 計測1回目 不検出 計測2回目 85ベクレル/kg  計測3回目 不検出  計測4回目 不検出


横浜市瀬谷区阿久和町 びわ生葉 192g

計測1回目 83ベクレル/kg  計測2回目 82ベクレル/kg

その他
9月6日 計測 せんだん保育園 桜の落ち葉  不検出

9月30日 計測 ふじ第二保育園桜の落ち葉 不検出

9月30日計測 県立相模原公園内街路樹(樹木名不明)不検出

10月12日計測 こもれびの森 コナラ落ち葉(昨年落葉した湿り気のある葉) 204ベクレル/kg

下溝2000番台の、かきの木の落ち葉の計測で、2回目に85ベクレルを計測したので、計測を4回行い、誤りがあるかどうか確認してみまして、結果は不検出で良いと判断します。

また、上記の検査数値は市民測定室にて行っているので、おおまかな参考数値としてご判断下さい。
また、葉っぱ中に自然界に存在している放射性同位体のカリウムが存在しているかどうかも不明なので、カリウムが関与している可能性もある事をご了承下さい。
カリウムは植物が育つためには、大切なものですので、いくらかは葉っぱの中に含まれているのではないかと思いますが、原段階では植物中のカリウムについては研究者の間でも謎の部分があるそうです。

検査結果では桜の葉以外は、放射能を含んでおり、落ち葉プール遊びや、腐葉土などで堆肥に使用することは、2012年は控えたほうがいいかもしれません。
また、落ち葉を屋外で燃やすことも、避けたほうがいいように思います。
桜の葉を使用した堆肥から、セシウムが検出されていましたが、これはどうも採取の方法に問題がある可能性も示唆されています。
一重の桜の花を地面に落ちたものを採取して、セシウムが検出されたことがありました。また1ヶ月後の時期に八重桜の花を木についた状態で採取した結果、セシウムは不検出でありました。
花や葉っぱの採取は、地面に落ちたものをなるべく拾わないようにする事が、重要かもしれません。
それと、今回検出された数値がセシウムのものであれば、市内に生育している樹木の数と、樹木1本当たりのセシウムの割合から、市内全域の落ち葉から出るセシウムの総量は計算すれば出てくると思われます。



アスファルトのセシウムを除染出来るかどうかの、除染実験を行ってみました。

0.1マイクロシーベルト/時を計測したアスファルトを、デッキブラシを使用して水を使って除染を試みましたが、放射線量は低下しませんでした。
セシウムの大きさは、0.0006ミクロンで、ブラシでは到底こすり落とすことは出来ませんでした。福島での除染実験では、アスファルト全体にパックのような吸着物を塗って、セシウムを吸着させ除染実験を行っているそうです。
高圧洗浄も効果があるようですが、セシウムを側溝に洗い流してしまい、結果的に側溝内に汚泥を貯めてしまう事になり、この除染方法には賛否両論があります。


記事2につづく
再度 ご案内です。

9月18日 現在 相模原市内1つの中学校周囲の路肩の砂、14校の小学校周囲の路肩の砂、3つの幼稚園の路肩の砂の採取が済みまして、5校の小学校周囲の砂の採取をこれから、ご協力頂いている保護者の方々が採取する予定となっております。

現在、採取した砂を東林間放射能測定室にて濃度計測を行っておりますが、想像していたよりも高い放射能濃度が存在している可能性が出てきました。

原当麻にある夢の丘小学校 正門前の路上の砂は、ガイガーカウンターでの計測では0.25マイクロ/時を計測しています。

東林間放射能測定室にて、夢ヶ丘小の砂が入っているタッパを線量計で計っている携帯写真を載せておきます。

$こども まもりたい


大体の締め切り(あくまでも目安です)は、9月20日頃ですが、すでにグーグルマップにマッピング出来るよう準備を始めています。

以下、マッピングの地図になりまして、URLを記しておきます。


https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215721130194060424412.0004c388d2cf686b0d096&msa=0&ll=35.522045,139.438691&spn=0.013378,0.046756

まだ東林小学校の1ヶ所しか載せていませんが、測定室ではデーターを少しづつ載せていきたいとの事です。

ちなみに、東林小学校西側でセシウム合算で、約1800ベクレル/kgが、計測されています。

現在、大沢中、二本松小、大沢小、旭小、麻溝小、夢の丘小、くぬぎ台小、東林小、大野小、大野台小、大野台中央小、鶴の台小、共和小、新宿小、淵野辺東小、よつば体育幼児園の周囲の砂は、多くの保護者の方々のご協力で採取済みです。

橋本小、新磯小、光陵小学校、相武台小、大沼小、鵜野森幼稚園、相武台中央幼稚園、付近の砂の採取はこれから、多くの保護者の方のご協力で行えそうです。

まだまだ時間がありますので、是非 上記以外のこども関連私設周辺の砂の採取にご協力頂ければ幸いです。

市内72の小学校の1/3くらいのデーターが集まればいいのですが、なかなか市民の協力を得ることが出来ません。
私達だけでは、広い面積を有している相模原市内を網羅することは出来ません。

出来れば、後6校くらいの小学校の周囲の道路路肩の砂を集めたいです。

通学路に放射能がどれくらい存在しているのかの、実態把握を行い、市への情報提供と対応策を考えることが出来ます。

ご協力 何卒よろしくお願い致します。
日光に関して、気になるニュースがありました。

以下に毎日新聞の栃木版を載せておきます。


東日本大震災:福島第1原発事故 子どもを対象に内部被ばく検査 日光市が実施へ /栃木
毎日新聞 2012年09月14日 地方版

 福島第1原発事故を受け日光市は13日、子どもを対象に内部被ばく線量を調べるホールボディーカウンター(WBC)検査を実施すると明らかにした。この日の市議会一般質問で斎藤文夫市長は「最悪を想定し、最善を尽くしたい」と述べた。
 福島県内の受診可能な病院で、冬休みにまとまった人数で訪れるなど他市の例を参考に、対象などを検討する。
 汚染状況重点調査地域の同市は学校などでの除染作業を続けている。県の有識者会議は「健康調査は必要ない」と判断しているが、斎藤市長は「国や県が安全と言っても、安心できないこともある」と、子どものいる家庭が抱える不安に理解を示した。【浅見茂晴】


日光市は安全宣言を出しています。

しかし、ホールボディカウンターの検査を子供達に受けさせるのは、日光市が今までとってきた「日光の子供達は平常通りに暮らしていて、安全である」という姿勢から考えると、違和感があり、矛盾を感じざる得ません。

観光業に与えた今回の原発事故は、日光市にとって相当なダメージになったはずです。

安全宣言を出して、上辺だけ「安全に見せかけ」ても、汚染状況重点調査地域に指定され、学校等では除染を行い、子供達にはホールボディカウンターの内部被曝検査を受けさせる。

時間が経てば、経つほど、嘘の上塗りになっていく。

最初から、日光市は被害者だと、声高に東電に対して責任の追求を行えばよかったものを、「放射能の実害は無かったと」強がりを言い、日光市民の苦しみを隠して 観光業を守ってしまった。

恥ずかしい姿を次から次へと見せだして、後の祭りで、結局は東電への責任追求の機会を失ったと思います。

観光業の収益や自身の収入を守るのか?

それを、犠牲にして家族を守るのか?

日光に住む人達は、今 ジレンマの渦中であるはずです。

しかし、やはり「日光はホールボディカウンター」を受けないと、安心して子供達は暮らせない場所であるならば、そろそろ現実に目を向ける時期であると思います。

ホールボディカウンターを受ける当事者である、こども達や、保護者の気持ちを行政は察して欲しい。

市民には、もう地方自治体しか頼る存在はないのです。

東電と原子力政策を進めてきた政府に事故の全ての責任はあるはずですから、日光市は断固とした姿勢で責任追求を行って欲しいと願います。

今後の日光市の動向に、注視したいと思います。
















福島から相模原に越して来られた 鹿目久美さんの 記事が神奈川新聞に3回連載で取り上げられています。

本日 14日の神奈川新聞朝刊をご覧下さい。

鹿目さんは、福島から子供達を呼び寄せて、保養活動の推進を計っている「かあちゃんず」と、私達「こどもまもりたい」で、活動されているお母さんです。

記事の内容は、下記に記事写真を載せましたので、読んで頂ければと思い記しませんが、読んでいると涙が出てきて仕方がありません。

何を言えばいいのか、言葉はとても軽いもので、この軽い言葉しか発せない自分が本当に情けない。

とにかく、この理不尽な状況を、何とかしなければならないと、それだけは言えます。

私達に何が出来るのか、考えていく必要があります。

神奈川新聞の3回の記事をjpgで、載せておきます。


(写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい


(写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい


(写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい
現在 相模原市は 福島第一原発事故の放射能漏れ対策で、市内の公園や小学校、幼稚園、保育園などの子供関連施設413ヶ所の砂場の砂を入れ替えています。

入れ替えは9月下旬までに完了させる予定で、事業費は約3000万円を、見込んでいるそうです。

市公園課によると、砂場の空間放射線量は震災直後から市の除染の目安(毎時0.23マイクロシーベルト)を下回っており、安全性に問題はないとしていますが、しかし、子供の内部ひばくなどを心配する母親に配慮したとのことです。

入れ替えるのは、深さ30cmまでで、新たに必要な砂は約1770立方メートルと試算が出ています。


そして、

先日、相模大野中央公園にて砂の入れ換えに当会の保護者が、立ち会ってまいりました。
事務局の私は、仕事の関係で15分程しか作業に立ち会えませんでしたが、砂場の底近くまで掘り下げて、全量とはいかないものの、かなりの量の砂を入れ換えて頂きました。

掘り出した砂は、同敷地内に敷きならしていきますが、少しづつ少しづつ、広範囲に薄く撒いてくれていました。(これは、おそらく、何故敷地内に撒くのか?汚染物質を撒くなという意見を鑑みて、濃度が高くならないように配慮されたように思えます。)

私も、掘り出した砂の敷地内への敷きならしには、基本的に反対ではありましたが、現場サイドで、市民に対して、最大限配慮している姿から、まあ良くやってくれているかな。と、感じました。

公園課さん、本当にありがとうございます。

こういった市民の気持ちに寄り添う姿が、本当の行政の姿だと私は思います。


①相模大野中央公園
時間:9時45分~
メンバー:植雅庭園の方3名、公園課2名
     まもりたいメンバー iさん、Hさん、Kさん、事務局能勢、KNさん
ギャラリー:多数(保育園の先生とこどもたち、周りで遊んでる母子、などなど)

②プラザシティ相模大野公園
時間:13時~
メンバー:植雅庭園の方2名、まもりたいメンバー Hさん、KNさん(途中まで)
ギャラリー:おらず
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

当会保護者の作業に立ち会ったた感想を載せておきます。

入れ替え直後、ふっかふかになった砂場に、見ていた子どもたちが
わーっと駆け寄って入ってきて、さっそく楽しそうに遊んでいるのを見て・・・
うれしいきもち反面、複雑な気持ちにもなりました。
でも、とにかく一歩前進、こどもの砂場は事故前と同じレベルになったのだから。
入れ替え前の砂は、敷地内のくぼみにしきならされました。
乾燥したら、舞うのか、舞わないのか、気になるところではあります。
10月から、去年と同じく、公園の線量測定と清掃が行われる予定です。
その際に、気になる点は、公園課さんに伝えて、改善してもらえるよう、
気長に行きたいと思います。
今日、最後に、公園課の職員さんが「お互いのことを知りつつ、やっていきましょう」
とおっしゃっており、嬉しく思いました。
以上です。


(入れ換え作業 写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい


(砂を入れ替える前の砂場 写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい


(入れ換えた後の砂場 写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい


入れ換え作業についての、詳細を載せておきます。

①砂生成会社:東急ジオックス(近日廃業の予定とのこと)
砂採取場所:二子玉川再開発地 地下4m程度部分の砂利
砂精製場所:厚木市上依知

②砂入れ換え業者/放射能検査結果
(緑区):相◯植木
(中央区 南区):植◯庭園

入れ替えのスピードをあげるために、相模原市を18区にわけ、だいたい市の北側と南側で、入れ替え業者を変えています。

砂の採掘~精製~市への納入をするのは東急ジオックスで共通です。
砂は、採掘場所も精製場所も同じ会社で共通ですが、精製日時や納入日、量が違うために、各分けて、放射能検査をしているようです。


③放射能ベクレル検査(単位:Bq/Kg);市衛生研究所にて

(緑区用砂精製済み砂)
・I-131 :ND (検出下限)1.3
・Cs-134 :2.3bq/kg(検出下限)0.7
・Cs-137 :2.9bq/kg(検出下限)0.9
セシウム合計:5.2bq/kg

(中央区、南区用精製済み砂):
・I-131 :ND (検出下限)0.8
・Cs-134 :1.7bq/kg(検出下限)0.7
・Cs-137 :2.6bq/kg(検出下限)0.9
セシウム合計:4.3bq/kg

④入れ換え進捗状況(8/28am時点)

相模原市北側:59/90箇所=65.5%完了
相模原市南側:59/227箇所=25.9%完了
市全体合計:118/317箇所=37.2%完了


参考までに相模原市がサンプリング調査を行った3つの公園の砂場のデーターを記しておきます。

以下 相模原市ホームページより。市内3公園の砂場のセシウム濃度。

砂場の砂の入れ替えに先立ち、現在の砂場の状況について、砂に含まれる放射性物質の測定を市内3箇所で行いました。
放射性物質(放射性セシウム)濃度(単位:Bq/kg)

中野コミュニティ公園(緑区中野)
40.4ベクレル/kg(表層部0~5cm)
13.3ベクレル/kg(中層部15~20cm)
 4.5ベクレル/kg(底層部25~30cm)
平均19.4ベクレル/kg

鹿沼公園(中央区鹿沼台2丁目)
89.5ベクレル/kg(表層部0~5cm)
80ベクレル/kg (中層部15~20cm)
44.1ベクレル/kg(底層部25~30cm)
平均71.2ベクレル/kg

相模大野中央公園(南区相模大野4丁目)
101ベクレル/kg(表層部0~5cm)
86.6ベクレル/kg(表層部15~20cm)
  8ベクレル/kg(底層部30~35cm)
平均65.2ベクレル/kg

※単位:Bq/Kg乾土 測定結果は乾土に換算した値
※放射性セシウムの濃度は、放射性セシウム134と放射性セシウム137の合計値(検出限界値3.1Bq/kg未満)
※放射性ヨウ素131は、すべて不検出(検出限界値1.8 Bq/kg未満)
• 検体採取日 平成24年6月26日、27日、7月4日
• 検査機器 ゲルマニウム半導体検出器(型式:GEM20P4-70 セイコー・イージーアンドジー株式会社製)
• 測定項目 放射性物質濃度【単位:ベクレル/キログラム】
• 採取方法 砂場中央部の表層、中間層、底層部の各5cm厚の砂を各2ℓ以上採取。
• 検体数  9検体
• 検査機関 相模原市保健所衛生試験所


現在、入れ換え作業は遅れてはいるが、
業者すべて決定し順次入れ換えをしていくのみ という状況です。
入れ換えに使う砂は、約5ベクレル/kg程度です。


9月17日(月)この日、ハーモニーホール座間と、東林公民館の2ヶ所で、鎌仲ひとみ監督の映画の上映会があります。

ハーモニーホール座間ではリレーションシップ座間さんが、東林公民館では、こどもまもりたいが、上映会を開きます。

午前中に座間の上映会に参加して、午後に東林間の上映会に参加という方法もあります。

どちらの上映会も、席には余裕があるとのことです。

ぜひ、座間と東林間のどちらかに行かれてみてください。

東林間の上映と、座間の上映の両方の詳細を載せておきます。



東林間での上映告知

●「内部被ばくを生き抜く」上映会+講演会in相模原市● ※佐々木るりさんの講演があります。



【日時】
    2012年 9月 17日 (月曜日)

【会場】
    東林公民館/神奈川県相模原市南区相南1-10-10

【プログラム】
 14時 開場
 14時30分 映画上映開始 16時 上映終了 
 16時15分ごろ~
          佐々木るりさん講演+ディスカッション
 18時ごろ終了予定


【参加費】
   おとな:1200円 高校生:200円 中学生以下無料

お申し込み  「こどもまもりたい」のホームページからお申し込みフォームにてお願いします。

        http://members3.jcom.home.ne.jp/5539mpym/study_meeting.html 




福島第一原子力発電所の事故で放出された、大量の放射性物質は、世界中に拡散し、あっという間に、農作物に入り込み、牛に、魚に入り込みました。


しかも、今もまだ事故は収束せず、放射性物質の放出は続いています。
放射性物質を、呼吸や食品を通じて体内に取り込むことで引き起こされる「内部被曝」


内部被曝によって、これから、いったい、どんなことがおきるのか? 

子どもたちは大丈夫なのか?

この映画は、放射能汚染や、被曝、原発の問題を追求し続けている鎌仲ひとみ監督作品。


鎌仲さんは、放射線被曝に関する医療活動を継続してきた4人の医師へ「内部被曝」についてさまざまに問いかけます。
そして、福島県二本松市で暮らし続けることを決めた家族の日常にも目を向け、その事実を私たちに見せてくれます。



映画上映後にお話しいただく佐々木るりさんは、この作品に登場する、二本松で暮らし続けることを決めた、そのひとです。


どうしたら、子どもたちを被曝から守ることができるのか。


内部被曝に、どうやって立ち向かっていったらいいのか。
放射能を、内部被曝を、そして、福島を、考え、語り合うきっかけにしたい、と、
この映画の上映会と講演会を企画しました。



小・中・高校生のみなさんも、ぜひおいでください。
みなさまのご参加をお待ち致しております。



佐々木るり さん プロフィール
福島県二本松市にある、真行寺と、隣接する敷地内で同朋幼稚園を営んでいます。
2011年9月にNPO法人TEAM二本松を立ち上げ、子どもを被曝から守るため、食品放射能測定、除染、一時避難の支援、内部ひばく検査等の活動に取り組んでいます。
5人の子どもの母親。



座間の上映告知

ハーモニーホール座間にて、「ミツバチの羽音と地球の回転」の映画を上映します。

リレーションシップ座間と、座間放射能測定所などが、上映会の開催を企画していますので、告知でお手伝いしたいと思います。

以下、座間の会のブログより引用させて頂きます。



そろそろ一月前になりましたので告知させていただきます。







ミツバチの羽音と地球の回転







映画上映(ハーモニーホール座間)2012年9月17日(祝日)







午前と午後の2部ございます。












Relationship座間














ラ・リチェッタ、座間放射能測定室 そしてRelationship 座間 も協賛させていただいております。







(前売りチケット取り扱いしております)







詳しくはお問い合わせください














Relationship座間





2012年5月と7月に相模原市で主催された、放射能に関する講演会の内容比較です。

こどもまもりたい のお母さんが、二つの講演会に行かれて、講演会の内容を比較したものをレポートしてくださいました。

なお、同じレポートが「こどもまもりたい」HPにも掲載されています。そちらは、比較表になってとても見やすいので、ぜひその比較表をご覧頂ければと思います。

http://members3.jcom.home.ne.jp/5539mpym/ こどもまもりたい ホームページ

とりあえず、比較したものを挙げておきます。


                                            講演者 比較内容
 山内 正剛(まさたけ)氏  相模原市地域保健課主催 放射能の健康影響に関する講演会
                         
菅谷(すげのや)昭 氏 相模原地域大学 公開講座講演
チェルノブイリ原発事故から日本は何を学ぶべきか
現地医療支援を踏まえて医師としての立場から。

参加費
 山内氏講演会  無料
 菅谷氏講演会  大人・中学生ともに500円。


講演の概要
山内氏 広島・長崎の原爆後の追跡調査結果を基に、「福島から出た放射性物質は科学的に安全」と説明。

菅谷氏 「自分の経験をもとに、チェルノブイリ事故後26年間に起こった健康被害の、事実だけを話すので、それぞれで判断してほしい。」


講演資料
山内氏講演 資料なし。講師の略歴が記された用紙1枚。ビデオ撮影・録音は禁止というアナウンスが入った。

菅谷氏講演 講演要旨と、使用スライドを印刷した資料を配布。メモを取りやすく、あとで内容を振り返り、他の人に伝えることもできる。



スライド映写について

山内氏 講演
 多数のスライドを、ものすごいスピードで映写。原爆のデータ等、表やグラフは多くが英語で書かれていて、縦軸・横軸の説明もなく、早口で説明。(学会発表でも、これほど速く話さない。多くの人が、内容を理解できなかったことだろう。根拠を示した「ふり」と感じた。)
 原爆による熱傷で、皮膚のただれた人たちの映像。(「福島ではこれほどのことは起こっていない」ことを表したかったのか?)

菅谷氏講演
 23枚のスライドをゆっくり映写しながら、詳しく説明。原発事故はコミュニティを破壊し、家族を引き裂き、差別を生む。豊かな田園風景だったはずの景色や、壊された村、検査の意味もわからず連れてこられた可愛らしい子どもたちの映像は胸に迫るものがあった。
 グラフや分布図など、数値の出てくるものはゆっくり、じっくりと説明された。


放出された放射性物質の量
山内氏講演
 チェルノブイリ事故では、福島の10倍放出。
 福島は、原爆と比べてどのぐらいなのかは説明なし。(原爆の追跡調査の結果を出して、安全を強調するのなら、原爆vs福島の量比較を最初に説明してほしい。話の印象や衝撃的な映像では、原爆のほうが量が多いとと感じるが、実際は逆。)

菅谷氏講演
 チェルノブイリ事故の放出量は広島原発の600倍。福島はチェルノブイリの7分の1。つまり、福島は、原爆の86倍。
 
 

汚染のレベル

山内氏講演
 チェルノブイリから日本に飛んできた放射性物質は、核実験により外国から飛んできた量に比べたら微々たるものというグラフを提示。(メモによると核実験でとんできたセシウムのピークは60~70年代で、6000ベクレルだった。)
 福島のデータは「まだ見ていませんが、大したことはないでしょう」と最も大切な数値を表示せず。
 福島から出た量は示さないまま、過去の核実験・医療被爆・自然放射線等で放射能がもとより周囲にあって、「そこで生活して具合が悪くなった人はいないから、安全」と説明。


菅谷氏講演
 現在の福島と、事故10年後のベラルーシのセシウム汚染地図を比較。中心(原発周辺部)は福島がチェルノの2倍。福島原発から半径100kmとチェルノ原発から200km圏内(講演者が勤務した病院がある)が同程度の汚染。
 原発中心部は、
 チェルノブイリ原発:1500キロベクレル以上
 福島原発:  3000キロベクレル
 原発からの半径
  チェルノブイリ200km:50~200キロベクレル
     福島100km:  60~400キロベクレル 
 「政府はこういうデータを出すべきだ。」


健康被害
 
山内氏講演
原爆のデータから100mSV以上で0.5%がガンになる。(1回の外部被爆)。
それ以下は「データがないからわからない」。また、原爆二世に影響は出なかった。
チェルノブイリの影響で甲状腺ガンが出たが、予後の良いガンで、人は死んでいない。
白血病が増えた、DNAの変異が見つかったという報告もあるが、本当かどうかわからない。先天性異常の増加は母親の高齢化のせい。福島で母乳にヨウ素が出たが、赤ちゃんに影響はないだろう。  
 もし健康被害があれば、巷にあふれる化学物質のせい、またはそれらとの相乗効果だろう、しかし今のところそのような報告はない。
 具合が悪いのは精神的なものだ。放射能のせいで、毛が抜けたり吐いたり、下痢が止まらないとしたら、もう1週間しか生きられないし、そんなことはありえない。 
 講演者が手術した子どもたちの映像。

菅谷氏講演
 子どもの甲状腺がんが、チェルノブイリ事故4年後に急増し、10年後にピークとなったグラフを紹介。
 被爆した子どもたちは年2回の検査、採血・ホールボディ・X線、メンタルケアも必要。
 低線量(年間100mSV以下)被爆地域の、健康被害を紹介。26年後の現在、免疫機能低下・造血器障害等の健康被害が起こっている。周産期異常は、この10年増えている。



汚染地域で暮らせるか

矢内氏講演
 福島ぐらいの放出量では、科学的に大丈夫、心配ない、ご飯に入った虫のようなもの。核実験時代には、1000~1万ベクレルのしいたけを食べたが、具合の悪くなった人はいない。
 核実験で放射性物質が世界を巡っても、宇宙飛行士が1日1mSV浴びても、放射能のバックグラウンドの高い国でも、具合の悪くなった人はいない。
 いろいろな核種が出ているが、微量だから大丈夫。プルトニウムも大丈夫。
 「南相馬でも暮らせます。」

菅谷氏講演
 「低濃度汚染地域の子供たちには、おそらく、将来、なんらかの影響が出るだろう。」




放射性物質の蓄積

山内氏講演
 「セシウムは生物濃縮されません。」

菅谷氏講演
 ある計算では、250~500ベクレルの食品を毎日食べたら、年間0.8mSVの(内部)被爆になるそうだ。
 子どもの体でセシウムは、1ヶ月に半分排出され、残りが徐々に蓄積される。



被爆を防ぐことについて

山内氏講演
 自分で測ることが安心につながっているようだ。科学的に安心なのに、心配する人を説得するのは難しい。放射能測定は、「安心安全ビジネス」。 

菅谷氏講演
 国をあてにせず、自己管理によって放射線被爆(外部被爆・内部被爆)を防ぐこと。放射性物質は、食べ物や呼吸だけでなく皮膚・粘膜・傷口からも血液に入る。不必要な被爆は避ける。



今後のこと

山内氏講演
 今日のさわぎは、マスコミのせい。おどかすようなことを言う先生もいるが、「1年経ってみて、どうです、何もおこらないでしょう。この心配・不安はだんだん解消されていくでしょう。」

菅谷氏講演
 汚染地で暮らすのなら、食べ物に気を付けて、検査を定期的に受け、ときどき保養をすること。
 被爆に十分気をつけて過ごしてきたと自負するベラルーシの女医さんでも、ホールボディーで高い値が出た。



講演を聞いた後の感想(こどもまもりたい レポートを作成された方の感想)

 まず、山内氏の講演について。
100mSV以下の被爆のデータはないと言ったのに、根拠は示されないまま、「科学的に安全」を繰り返された。放射能の影響が疑われる事例はすべて、化学物質など他の要因によるもので、決して放射能のせいではない。よくわからないけれど、安全・・・なのかなあ?という薄い印象を残す。放射能対策を馬鹿にしたような言動に腹が立った。

 何があっても、放射能のせいではない。他にたくさんの要因があるから、決して放射能との因果関係を証明できない。もしかして、加害者側にとっての「安心・安全」ですか?

 講演では、山内氏はこう発言されていました。
「こんなに科学的根拠があって安全なのに、ICRPが何か言ってくるのは、日本の原発推進を邪魔したいんじゃないかと。あっこれナイショですよ。他の場所で言わないでください。

「国から怒られますから。」このような言い方までして、「安全」をあおりたいのでしょうか。

 ベラルーシの病院で実際に医療活動にあたり、チェルノブイリ事故の影響を目の当たりにした医師の話には重みがあった。
 少なくとも福島は、チェルノブイリなみに汚染された。
 その周辺部も、距離や地理的条件に応じて汚染されているはずだ。実際に、放射性物質は神奈川県や静岡県の農作物まで汚染した。チェルノブイリ後26年間に現れた健康被害は、今後日本でも必ず顕在化するだろう。
 そのように想像して、今後、不必要な被爆をできるだけ避けるよう、長期に渡って自己管理しなければならない。また、今回のような話を子供たちにも伝えて、自己判断で身を守れるよう教育する必要がある。
 もし放射性物質の影響で健康被害が出たとしても、誰も補償してはくれない。

 このような講演を企画してくださった、相模原市に感謝の意を表します。有料でも、積極的に参加いたします。
再度 ご案内です。

現在、採取した砂を東林間放射能測定室にて濃度計測を行っておりますが、想像していたよりも高い放射能濃度が存在している可能性が出てきました。

16ケ所のこども関連私設周辺の道路の砂を採取していますが、原当麻にある夢の丘小学校 正門前の路上の砂は、ガイガーカウンターでの計測では0.25マイクロ/時を計測しています。

東林間放射能測定室にて、夢ヶ丘小の砂が入っているタッパを線量計で計っている携帯写真を載せておきます。

$こども まもりたい


大体の締め切り(あくまでも目安です)は、9月20日頃ですが、すでにグーグルマップにマッピング出来るよう準備を始めています。

以下、マッピングの地図になりまして、URLを記しておきます。


https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215721130194060424412.0004c388d2cf686b0d096&msa=0&ll=35.522045,139.438691&spn=0.013378,0.046756

まだ東林小学校の1ヶ所しか載せていませんが、測定室ではデーターを少しづつ載せていきたいとの事です。

ちなみに、東林小学校西側でセシウム合算で、約1800ベクレル/kgが、計測されています。

現在、大沢中、二本松小、大沢小、旭小、麻溝小、夢の丘小、くぬぎ台小、東林小、大野小、大野台小、大野台中央小、鶴の台小、共和小、新宿小、淵野辺東小、よつば体育幼児園の周囲の砂は、多くの保護者の方々のご協力で採取済みです。

橋本小、新磯小、光陵小学校、相武台小、大沼小、鵜野森幼稚園、相武台中央幼稚園、付近の砂の採取はこれから、多くの保護者の方のご協力で行えそうです。

まだまだ時間がありますので、是非 上記以外のこども関連私設周辺の砂の採取にご協力頂ければ幸いです。

市内72の小学校の1/3くらいのデーターが集まればいいのですが、なかなか市民の協力を得ることが出来ません。
私達だけでは、広い面積を有している相模原市内を網羅することは出来ません。

通学路に放射能がどれくらい存在しているのかの、実態把握を行い、市への情報提供と対応策を考えることが出来ます。

ご協力 何卒よろしくお願い致します。

震災瓦礫受け入れについての、相模原市の現在の状況です。

まずは、震災瓦礫を神奈川県内で処理することは無くなったようです。

先日、昨年末より市と交渉を行っているU氏、H氏の2名が、相模原市廃棄物政策課、清掃施設課との話し合いを行いました。

その際に分かった事を記しておきます。


1)広域災害廃棄物の受け入れについて

○8月7日に環境省から処理工程表が市に届きました(環境省HPに公開されている)
岩手、宮城とも可燃物については、依頼済みの自治体までで処理可能。
改めて相模原市などに依頼はない。 

○不燃物の「魚網」の処理に困っている。
神奈川県が、芦名(横須賀)の最終処分場に燃やさずそのまま入れる話しはあるが、現在はまだ進んでいない。
芦名の地元で、賛成と反対で意見が分かれているらしく受け入れを認めていない。

○県と政令3市の話し合いは、以上の状況のため、前回の7月18日(清掃工場見学)の前に行って以来やっていない。やる必要がなくなったということ。


2)市の焼却炉での排ガス及び排水の採取・測定について。

現在の環境省財団=資源循環廃棄物研究センターによるマニュアルの4時間、3リッポメートルという採取方式から、7日間連続など採取時間と量を大幅に増やしモニタリング測定することについての市からの回答。

○研究センターに問い合わせをしていた、マニュアルを変更する必要について、回答がきた。
センターは、「放射性セシウムの物理的性質を考えると、ダストに残っているから、今の採取方法でよいと考える」と。

当方は、これに関して、バグフイルターで安心という、信頼につながる根拠がない。
放射能を含む廃棄物を燃やすこと自体を、市の焼却炉では想定されていなかったのだから、実際に充分に時間をかけて調べてみればわかることではないかと、意見を述べるものの、これに関しては平行線だったようです。

○ただ、研究センターのマニュアルも、今年3月に第2版で改定され、放射能を含む廃棄物分野における充分な知見がまだない、と読み取れることが書かれてあるので、今後変わる可能性を残していると感じる(現場でやっている市の職員さんの個人的発言)

○測定しながら、東京や横浜などの報告数値と比較をしているが、波の形がなぜか似ている。
相模原で数値の変化があると、同じような波型で変化している。
その理由が何なのか、わからないが。(現場で排気ガスを採取している市の職員さんの発言)

○相模原市としての見解は、センターの回答と、今の特措法の定めの範囲で、現状のやり方に満足しているので、このままでいく。


ざっと以上の内容です。
やりとりはいろいろありましたが、とりあえず、今回を持って、広域災害廃棄物と、市清掃工場の排ガスの採取・測定についての相模原市との交渉と意見交換の定期の会はいったん終わりとします。


災害廃棄物受け入れ、清掃工場の排気ガス採取については、とりあえず今回で定期的な話し合いは終わりますが、引き続き、相模原市役所と一緒に問題の解決を計る 試みは持続していこうと考えています。