現在 相模原市は 福島第一原発事故の放射能漏れ対策で、市内の公園や小学校、幼稚園、保育園などの子供関連施設413ヶ所の砂場の砂を入れ替えています。

入れ替えは9月下旬までに完了させる予定で、事業費は約3000万円を、見込んでいるそうです。

市公園課によると、砂場の空間放射線量は震災直後から市の除染の目安(毎時0.23マイクロシーベルト)を下回っており、安全性に問題はないとしていますが、しかし、子供の内部ひばくなどを心配する母親に配慮したとのことです。

入れ替えるのは、深さ30cmまでで、新たに必要な砂は約1770立方メートルと試算が出ています。


そして、

先日、相模大野中央公園にて砂の入れ換えに当会の保護者が、立ち会ってまいりました。
事務局の私は、仕事の関係で15分程しか作業に立ち会えませんでしたが、砂場の底近くまで掘り下げて、全量とはいかないものの、かなりの量の砂を入れ換えて頂きました。

掘り出した砂は、同敷地内に敷きならしていきますが、少しづつ少しづつ、広範囲に薄く撒いてくれていました。(これは、おそらく、何故敷地内に撒くのか?汚染物質を撒くなという意見を鑑みて、濃度が高くならないように配慮されたように思えます。)

私も、掘り出した砂の敷地内への敷きならしには、基本的に反対ではありましたが、現場サイドで、市民に対して、最大限配慮している姿から、まあ良くやってくれているかな。と、感じました。

公園課さん、本当にありがとうございます。

こういった市民の気持ちに寄り添う姿が、本当の行政の姿だと私は思います。


①相模大野中央公園
時間:9時45分~
メンバー:植雅庭園の方3名、公園課2名
     まもりたいメンバー iさん、Hさん、Kさん、事務局能勢、KNさん
ギャラリー:多数(保育園の先生とこどもたち、周りで遊んでる母子、などなど)

②プラザシティ相模大野公園
時間:13時~
メンバー:植雅庭園の方2名、まもりたいメンバー Hさん、KNさん(途中まで)
ギャラリー:おらず
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当会保護者の作業に立ち会ったた感想を載せておきます。

入れ替え直後、ふっかふかになった砂場に、見ていた子どもたちが
わーっと駆け寄って入ってきて、さっそく楽しそうに遊んでいるのを見て・・・
うれしいきもち反面、複雑な気持ちにもなりました。
でも、とにかく一歩前進、こどもの砂場は事故前と同じレベルになったのだから。
入れ替え前の砂は、敷地内のくぼみにしきならされました。
乾燥したら、舞うのか、舞わないのか、気になるところではあります。
10月から、去年と同じく、公園の線量測定と清掃が行われる予定です。
その際に、気になる点は、公園課さんに伝えて、改善してもらえるよう、
気長に行きたいと思います。
今日、最後に、公園課の職員さんが「お互いのことを知りつつ、やっていきましょう」
とおっしゃっており、嬉しく思いました。
以上です。


(入れ換え作業 写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい


(砂を入れ替える前の砂場 写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい


(入れ換えた後の砂場 写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい


入れ換え作業についての、詳細を載せておきます。

①砂生成会社:東急ジオックス(近日廃業の予定とのこと)
砂採取場所:二子玉川再開発地 地下4m程度部分の砂利
砂精製場所:厚木市上依知

②砂入れ換え業者/放射能検査結果
(緑区):相◯植木
(中央区 南区):植◯庭園

入れ替えのスピードをあげるために、相模原市を18区にわけ、だいたい市の北側と南側で、入れ替え業者を変えています。

砂の採掘~精製~市への納入をするのは東急ジオックスで共通です。
砂は、採掘場所も精製場所も同じ会社で共通ですが、精製日時や納入日、量が違うために、各分けて、放射能検査をしているようです。


③放射能ベクレル検査(単位:Bq/Kg);市衛生研究所にて

(緑区用砂精製済み砂)
・I-131 :ND (検出下限)1.3
・Cs-134 :2.3bq/kg(検出下限)0.7
・Cs-137 :2.9bq/kg(検出下限)0.9
セシウム合計:5.2bq/kg

(中央区、南区用精製済み砂):
・I-131 :ND (検出下限)0.8
・Cs-134 :1.7bq/kg(検出下限)0.7
・Cs-137 :2.6bq/kg(検出下限)0.9
セシウム合計:4.3bq/kg

④入れ換え進捗状況(8/28am時点)

相模原市北側:59/90箇所=65.5%完了
相模原市南側:59/227箇所=25.9%完了
市全体合計:118/317箇所=37.2%完了


参考までに相模原市がサンプリング調査を行った3つの公園の砂場のデーターを記しておきます。

以下 相模原市ホームページより。市内3公園の砂場のセシウム濃度。

砂場の砂の入れ替えに先立ち、現在の砂場の状況について、砂に含まれる放射性物質の測定を市内3箇所で行いました。
放射性物質(放射性セシウム)濃度(単位:Bq/kg)

中野コミュニティ公園(緑区中野)
40.4ベクレル/kg(表層部0~5cm)
13.3ベクレル/kg(中層部15~20cm)
 4.5ベクレル/kg(底層部25~30cm)
平均19.4ベクレル/kg

鹿沼公園(中央区鹿沼台2丁目)
89.5ベクレル/kg(表層部0~5cm)
80ベクレル/kg (中層部15~20cm)
44.1ベクレル/kg(底層部25~30cm)
平均71.2ベクレル/kg

相模大野中央公園(南区相模大野4丁目)
101ベクレル/kg(表層部0~5cm)
86.6ベクレル/kg(表層部15~20cm)
  8ベクレル/kg(底層部30~35cm)
平均65.2ベクレル/kg

※単位:Bq/Kg乾土 測定結果は乾土に換算した値
※放射性セシウムの濃度は、放射性セシウム134と放射性セシウム137の合計値(検出限界値3.1Bq/kg未満)
※放射性ヨウ素131は、すべて不検出(検出限界値1.8 Bq/kg未満)
• 検体採取日 平成24年6月26日、27日、7月4日
• 検査機器 ゲルマニウム半導体検出器(型式:GEM20P4-70 セイコー・イージーアンドジー株式会社製)
• 測定項目 放射性物質濃度【単位:ベクレル/キログラム】
• 採取方法 砂場中央部の表層、中間層、底層部の各5cm厚の砂を各2ℓ以上採取。
• 検体数  9検体
• 検査機関 相模原市保健所衛生試験所


現在、入れ換え作業は遅れてはいるが、
業者すべて決定し順次入れ換えをしていくのみ という状況です。
入れ換えに使う砂は、約5ベクレル/kg程度です。