盗まれたダリの名画、ギリシャから米NYへ郵便で戻る(CNN)
米マンハッタンの画廊から20世紀のスペインを代表する画家サルバドール・ダリの絵画が盗まれた件で、米ニューヨークの警察は1日までに、絵画が国際郵便で返送され、警察が回収して画廊に戻したと明らかにした。
盗まれたのは1949年の作品「Cartel de Don Juan Tenorio」で、時価15万ドル(約1200万円)。6月19日に客を装った男が買い物袋に入れて持ち去ったとみられる。防犯カメラには、痩せ形で髪の薄い男が袋を手に持って画廊から出て行く姿が映っていた。
作品は6月29日、税関で警察が回収した。警察によれば、画廊は作品を本物であると見ているという。絵画はギリシャから画廊あてに郵送されたと見られており、目立った損傷はないが、画廊側は今後、専門家に調査を依頼する構えだ。
警察によると、今のところ犯人の手掛かりはつかめていない。(CNN)
“Cartel des Don Juan Tenorio”, a 1949 artwork by Salvador Dali
なにぉ? 盗難事件があったことすらしらなかったぞ?
しかし、買い物袋、紙袋?にいれて出国したのか?大胆やね~しかし。
犯人の姿ばっちり映ってるし逮捕は時間の問題でしょ。
しかし持ち出し成功したのに結局送り返したなんて、なんでやろ?
ダリの推理としては、時価15万ドルでも盗難品だし、公に売買もできないのだから結局そんなにお金にならなかった。そこで「ごめん」返却となったのではないか?「ごめん」じゃすまんけどね。
ダリの中ではそんなに高価ではないとはいえ時価15万ドルもする作品を買い物袋に入れて持ち去れるって・・・画廊気をつけないと狙われるぞ~ その被害にあった画廊、今度行ってみようかな(^▽^;)
エヴァの匂い
「エヴァの匂い」(EVA 1962仏)
兄の遺稿を自分の作品であると偽り、作家デビューを果たしたタイヴィアン。新作が一向に書けない彼は、ある日エヴァという魅惑的な女性と出会い、虜になってしまった…。男を狂わせる魔性の女エヴァをJ・モローが熱演する、フィルム・ノワールの傑作(キネマ旬報社)
ベニス・サンマルコ広場を横目に運河観光の船、曇る窓を手でふき取るしぐさから紳士の顔に触れる女、わずかに向く男への表情「淑女」と目線を前にする表情は「悪女」そのもの。大きく窪んだ目は「なにか」だけが取り持つ希薄な関係の男と女。
社交界では「知られた」存在のエヴァ、男に投げる「色目」に釣られて言い寄る男たち。
「いくら持ってるの?」大金をつぎ込み、破滅の道をたどる男たち。
なんども言い寄っては軽くあしらわれるタイヴィアン、「世の中で一番好きなものはなんだい?」と問いかけに「お金よ!」と即答するエヴァ。成り上がりのタイヴィアンには「住む世界が違うのよ」とでも語るように遠ざけるエヴァ、一時はエヴァを忘れ美しい恋人フランチェスコの元に戻るが、その「匂い」に誘われるように再びエヴァの後を追いかけ、それが災いし大事なものを失ってしまう。
酒と賭博に溺れるタイヴィアン、サンマルコ広場でこれから常時のたびに出ようとする男とエヴァの前に現れ戻ったらあってくれと懇願するが素っ気ないエヴァ、言いたいこと済ませ立ち去るタイヴィアンに言い放つ、「みじめな男!」と。
ジャンヌ・モローの「エヴァ」と、ミシェル・ルグランの軽快なJAZZ、時折流れるビリー・ホリデイの「Willow Weep For Me」、モノクロの映像と影を感じさせる主人公二人を鏡を使って効果的に映す、かなりの傑作映画! かっこいいです!
邦題の「エヴァの匂い」、まさに前編にわたって香り放つジャンヌ演じる「エヴァ」のファムファタール=「悪女」っぷり。「死刑台のエレベーター」や「恋人たち」とは別人のような妖艶さで30代の円熟味増したジャンヌはが圧巻です。
監督は「唇からナイフ」「暗殺者のメロディ」のジョセフ・ロージー。
後の作品「パリの灯は遠く」でも仕事をしている。ロージーはルイ・マル作品のジャンヌを観てぜひ仕事をしたいとオファーしたとのこと。のちこの映画を観て感激したトリュフォーは愛娘を「エヴァ」と命名したのだとか。
悪女の匂いを強烈なまでに醸し出すエヴァは何年経っても色あせることのない映画です。
兄の遺稿を自分の作品であると偽り、作家デビューを果たしたタイヴィアン。新作が一向に書けない彼は、ある日エヴァという魅惑的な女性と出会い、虜になってしまった…。男を狂わせる魔性の女エヴァをJ・モローが熱演する、フィルム・ノワールの傑作(キネマ旬報社)
ベニス・サンマルコ広場を横目に運河観光の船、曇る窓を手でふき取るしぐさから紳士の顔に触れる女、わずかに向く男への表情「淑女」と目線を前にする表情は「悪女」そのもの。大きく窪んだ目は「なにか」だけが取り持つ希薄な関係の男と女。
社交界では「知られた」存在のエヴァ、男に投げる「色目」に釣られて言い寄る男たち。
「いくら持ってるの?」大金をつぎ込み、破滅の道をたどる男たち。
なんども言い寄っては軽くあしらわれるタイヴィアン、「世の中で一番好きなものはなんだい?」と問いかけに「お金よ!」と即答するエヴァ。成り上がりのタイヴィアンには「住む世界が違うのよ」とでも語るように遠ざけるエヴァ、一時はエヴァを忘れ美しい恋人フランチェスコの元に戻るが、その「匂い」に誘われるように再びエヴァの後を追いかけ、それが災いし大事なものを失ってしまう。
酒と賭博に溺れるタイヴィアン、サンマルコ広場でこれから常時のたびに出ようとする男とエヴァの前に現れ戻ったらあってくれと懇願するが素っ気ないエヴァ、言いたいこと済ませ立ち去るタイヴィアンに言い放つ、「みじめな男!」と。
ジャンヌ・モローの「エヴァ」と、ミシェル・ルグランの軽快なJAZZ、時折流れるビリー・ホリデイの「Willow Weep For Me」、モノクロの映像と影を感じさせる主人公二人を鏡を使って効果的に映す、かなりの傑作映画! かっこいいです!
邦題の「エヴァの匂い」、まさに前編にわたって香り放つジャンヌ演じる「エヴァ」のファムファタール=「悪女」っぷり。「死刑台のエレベーター」や「恋人たち」とは別人のような妖艶さで30代の円熟味増したジャンヌはが圧巻です。
監督は「唇からナイフ」「暗殺者のメロディ」のジョセフ・ロージー。
後の作品「パリの灯は遠く」でも仕事をしている。ロージーはルイ・マル作品のジャンヌを観てぜひ仕事をしたいとオファーしたとのこと。のちこの映画を観て感激したトリュフォーは愛娘を「エヴァ」と命名したのだとか。
悪女の匂いを強烈なまでに醸し出すエヴァは何年経っても色あせることのない映画です。








