ウリ銀行の商標は無効 大法院が判決(中)
この記事にはさらにややこしいことが書いてある。
ウリ銀行の談話として、次のような話が報道されている。
「今回の裁判は「商標」についてのものであり、「商号」についてのものではない。したがって銀行の名称使用とは無関係の案件である。ウリ銀行では引き続き「ウリ銀行」の「商号」を使い続ける」
って、どういうこと?
今回の裁判で何が変わるの?
わけが分からないのである。
まず、「商標」と「商号」について、わかりやすい例で考えてみよう。
衣料品店の「ユニクロ」。これは「ファーストリテイリング」という会社が運営する店舗の名前だ。
この場合、「ファーストリテイリング」が「商号」で、「ユニクロ」が「商標」となる。
別の例。
ビールの「一番搾り」。これは「キリンビール」という会社が販売している商品の名前だ。
この場合は「キリンビール」が「商号」で、「一番搾り」が「商標」となる。
しかるに「ウリ銀行」の場合、「ウリ銀行」という「商号」の会社が「ウリ銀行」という「商標」で銀行業務を行っている。
裁判で「商標無効」判決が確定した場合でも、あくまで「商標」の無効であり、「商号」は使い続ける。したがって銀行の名称は変わらない、というのだ。
では、今回の裁判で何が変わるというのだろうか。
(つづく)
ウリ銀行の商標は無効 大法院が判決(上)
韓国経済新聞に興味深い記事が載っていたので紹介したい。
大法院(最高裁判所)、ウリ銀行の商標登録無効の判決
「大法院は5月29日、国民銀行など市中8行が「ウリ銀行」の商標登録無効を求めた訴訟について、商標の無効を言い渡す原告勝訴の判決を下し、審理を特許裁判所に差し戻した」
このニュース、理解するのがちょっとややこしい。
「ウリ」とは韓国語で「私たちの」という意味で、人称代名詞である。「ウリ銀行」は日本語に直せば、「私たちの銀行」あるいは「うちの銀行」ということになる。
この、韓国人なら誰でも使う一般名詞(注)を商標として登録するのは、消費者に混乱を招き、他の銀行の利益を損なうとして、市中8銀行がウリ銀行の商標差し止めを求めて提訴したのである。
(注:韓国では、自分が取引している銀行を「ウリ銀行=私の銀行」と言う。また、銀行員は自分の勤める銀行を「ウリ銀行=うちの銀行」と呼ぶのは日本と一緒である)
確かにもっともだ。そもそも日本で「私たちの銀行」なんていう名前の銀行ができたら、おかしくて笑ってしまう。
こんなナメた名前の銀行、そもそも当局が許可しないだろう。
韓国でも、監督当局が認めなければ、こんな騒ぎにはならなかったのだ。
しかし、2002年に合併によってウリ銀行が発足したときに、どういうわけか当局が認可してしまった。
それがそもそもの発端で、監督当局の責任は極めて大きいと言えるだろう。
(つづく)
これから韓国で行きたいとこ
本当は今週、韓国へ行こうと考えていたのだが、新型インフルが怖いので、やめることにした。
それに、不要不急の海外出張はしないよう会社で通達も出てしまった。
自分が感染するリスクよりも(もちろんそれも大事だが)、飛行機の中で周りに感染疑い者がいた場合、こっちまでホテルに監禁されてしまう。そのリスクの方が大きいからだ。
というわけで、次に韓国へ行く時に備え、今日はこれから韓国で行きたいところをリストアップしてみる。
(順不同)
①国立中央博物館「国民からの寄贈文化財展」を見に行く
7月12日まで開催。国民から寄贈された文化財を展示する特別展。韓国最古の国語辞典があるそうだ。
②平沢(ピョンテク)
ソウルから地下鉄で1時間ほどの町。ここは米軍基地の町として有名だが、もうひとつ「双龍(サンヨン)自動車」の企業城下町でもある。双龍は今年1月に経営破たんし、法定管理(日本の会社更生や民事再生に相当)になった。
かつて栄華を極めた企業城下町だが、双龍が法定管理になって以来、斜陽いちじるしいと聞く。
また、米軍基地問題も日本と同様、韓国でも根深い問題だ。
平沢をリポートして、「平沢は今」という記事を書く。
③九老(クロ)
先ごろ、ナインス・アベニューという複合ショッピングビルがオープンした。
④サチュム
「恋したらダンス」というダンスパフォーマンス・ミュージカル。
今まで「NANTA」や「JUMP」は見たが、これもなかなか面白いらしい。
などなど。
機会があれば、本ブログで紹介することになるだろう。
5月のランキング~
5月のアクセス解析の結果が出た。
当ブログへの流入キーワードトップ10は・・・・
① ソウル風俗(18.3%・・・・ぶっちぎりの1位である・・・
)
② オーパルパル(8.5%)
③ 韓国 夜の遊び(8.4%)
④ キム・ヨナ
⑤ ソウルの路地裏(タイトルか)
⑥ ソウル 置屋
⑦ ソウル ルームサロン
⑧ ソウル キャバクラ
⑨ ソウル 売春街
⑩ 清涼里 売春
ううっ![]()
あいかわらず、風俗ネタしか必要とされていないのか・・・
そんな中、第4位にキム・ヨナがランクイン![]()
4月には風俗ネタ以外はランクインしなかったことを考えると、一歩前進か。
あ~、また悪友くんと韓国行こうかな・・・
ロッテ酒類の衝撃(下)
- ロッテグループはここ数年、酒造部門への投資を急増させている。
日本のアサヒビールとの合弁会社も立ち上げ、一時は韓国第二位のOBビールの買収にも動いた。
このロッテの動きに、同業各社は戦々恐々としているのである。
韓国で焼酎と言えば、圧倒的に真露(ジンロ)が強い。
しかし、真露のシェアは今年の1-2月、前年比で17.3%も減少し、とうとう国内シェア5割を切ってしまった。
対照的にロッテはシェアを10.8%から12.5%へ増やした。
韓国の焼酎市場は約2兆ウォンといわれている。日本円にして1500億円ほどだ。
ロッテのような大企業が本気で狙うには、あまりにも規模が小さすぎる。
(注:ロッテは総資産額で韓国8位の財閥である。真露も斗山も大きい会社ではあるが、俗に言う十大財閥には入っていない)
にもかかわらず、ロッテは韓国内で本気で酒類業界を攻めようとしているのだ。
迎え撃つ中小酒造メーカーの危機感は相当なものがあるようだ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
韓国で焼酎といえば、日本でもおなじみの「チャミスル」だろう。
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これは真露の製品である。
しかし韓国の友人によると、最近は「チョウムチョロム」の方が人気があるという。
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こちらはロッテの製品である。
こんな友人の話からも、真露とロッテの勢いの差を見て取ることができる。
ちなみに、鏡月は韓国語で「キョンウォル」と読むが、韓国人に「日本ではキョンウォルが大人気ですよ」と言っても、通じないことが多い。
鏡月は韓国では「グリーン」という名で通っている。