ソウルの路地裏のぞいてみれば -73ページ目

ウリ銀行の商標は無効  大法院が判決(中)

この記事にはさらにややこしいことが書いてある。


ウリ銀行の談話として、次のような話が報道されている。


「今回の裁判は「商標」についてのものであり、「商号」についてのものではない。したがって銀行の名称使用とは無関係の案件である。ウリ銀行では引き続き「ウリ銀行」の「商号」を使い続ける」



って、どういうこと?


今回の裁判で何が変わるの?



わけが分からないのである。




まず、「商標」と「商号」について、わかりやすい例で考えてみよう。


衣料品店の「ユニクロ」。これは「ファーストリテイリング」という会社が運営する店舗の名前だ。


この場合、「ファーストリテイリング」が「商号」で、「ユニクロ」が「商標」となる。



別の例。



ビールの「一番搾り」。これは「キリンビール」という会社が販売している商品の名前だ。


この場合は「キリンビール」が「商号」で、「一番搾り」が「商標」となる。



しかるに「ウリ銀行」の場合、「ウリ銀行」という「商号」の会社が「ウリ銀行」という「商標」で銀行業務を行っている。


裁判で「商標無効」判決が確定した場合でも、あくまで「商標」の無効であり、「商号」は使い続ける。したがって銀行の名称は変わらない、というのだ。


では、今回の裁判で何が変わるというのだろうか。


(つづく)

ウリ銀行の商標は無効  大法院が判決(上)

韓国経済新聞に興味深い記事が載っていたので紹介したい。




大法院(最高裁判所)、ウリ銀行の商標登録無効の判決



「大法院は5月29日、国民銀行など市中8行が「ウリ銀行」の商標登録無効を求めた訴訟について、商標の無効を言い渡す原告勝訴の判決を下し、審理を特許裁判所に差し戻した」



このニュース、理解するのがちょっとややこしい。


「ウリ」とは韓国語で「私たちの」という意味で、人称代名詞である。「ウリ銀行」は日本語に直せば、「私たちの銀行」あるいは「うちの銀行」ということになる。


この、韓国人なら誰でも使う一般名詞(注)を商標として登録するのは、消費者に混乱を招き、他の銀行の利益を損なうとして、市中8銀行がウリ銀行の商標差し止めを求めて提訴したのである。


(注:韓国では、自分が取引している銀行を「ウリ銀行=私の銀行」と言う。また、銀行員は自分の勤める銀行を「ウリ銀行=うちの銀行」と呼ぶのは日本と一緒である)




確かにもっともだ。そもそも日本で「私たちの銀行」なんていう名前の銀行ができたら、おかしくて笑ってしまう。


こんなナメた名前の銀行、そもそも当局が許可しないだろう。


韓国でも、監督当局が認めなければ、こんな騒ぎにはならなかったのだ。


しかし、2002年に合併によってウリ銀行が発足したときに、どういうわけか当局が認可してしまった。



それがそもそもの発端で、監督当局の責任は極めて大きいと言えるだろう。


(つづく)



これから韓国で行きたいとこ

本当は今週、韓国へ行こうと考えていたのだが、新型インフルが怖いので、やめることにした。


それに、不要不急の海外出張はしないよう会社で通達も出てしまった。



自分が感染するリスクよりも(もちろんそれも大事だが)、飛行機の中で周りに感染疑い者がいた場合、こっちまでホテルに監禁されてしまう。そのリスクの方が大きいからだ。



というわけで、次に韓国へ行く時に備え、今日はこれから韓国で行きたいところをリストアップしてみる。

(順不同)



①国立中央博物館「国民からの寄贈文化財展」を見に行く

7月12日まで開催。国民から寄贈された文化財を展示する特別展。韓国最古の国語辞典があるそうだ。



②平沢(ピョンテク)

ソウルから地下鉄で1時間ほどの町。ここは米軍基地の町として有名だが、もうひとつ「双龍(サンヨン)自動車」の企業城下町でもある。双龍は今年1月に経営破たんし、法定管理(日本の会社更生や民事再生に相当)になった。

かつて栄華を極めた企業城下町だが、双龍が法定管理になって以来、斜陽いちじるしいと聞く。


また、米軍基地問題も日本と同様、韓国でも根深い問題だ。


平沢をリポートして、「平沢は今」という記事を書く。



③九老(クロ)

先ごろ、ナインス・アベニューという複合ショッピングビルがオープンした。



④サチュム

「恋したらダンス」というダンスパフォーマンス・ミュージカル。

今まで「NANTA」や「JUMP」は見たが、これもなかなか面白いらしい。





などなど。



機会があれば、本ブログで紹介することになるだろう。

5月のランキング~

5月のアクセス解析の結果が出た。


当ブログへの流入キーワードトップ10は・・・・


① ソウル風俗(18.3%・・・・ぶっちぎりの1位である・・・ニコニコ

② オーパルパル(8.5%)

③ 韓国 夜の遊び(8.4%)

④ キム・ヨナ

⑤ ソウルの路地裏(タイトルか)

⑥ ソウル 置屋

⑦ ソウル ルームサロン

⑧ ソウル キャバクラ

⑨ ソウル 売春街

⑩ 清涼里 売春





ううっあせる



あいかわらず、風俗ネタしか必要とされていないのか・・・



そんな中、第4位にキム・ヨナがランクインチョキ



4月には風俗ネタ以外はランクインしなかったことを考えると、一歩前進か。





あ~、また悪友くんと韓国行こうかな・・・


ロッテ酒類の衝撃(下)

ロッテグループはここ数年、酒造部門への投資を急増させている。

日本のアサヒビールとの合弁会社も立ち上げ、一時は韓国第二位のOBビールの買収にも動いた。


このロッテの動きに、同業各社は戦々恐々としているのである。





韓国で焼酎と言えば、圧倒的に真露(ジンロ)が強い。


しかし、真露のシェアは今年の1-2月、前年比で17.3%も減少し、とうとう国内シェア5割を切ってしまった。


対照的にロッテはシェアを10.8%から12.5%へ増やした。



韓国の焼酎市場は約2兆ウォンといわれている。日本円にして1500億円ほどだ。


ロッテのような大企業が本気で狙うには、あまりにも規模が小さすぎる。

(注:ロッテは総資産額で韓国8位の財閥である。真露も斗山も大きい会社ではあるが、俗に言う十大財閥には入っていない)


にもかかわらず、ロッテは韓国内で本気で酒類業界を攻めようとしているのだ。


迎え撃つ中小酒造メーカーの危機感は相当なものがあるようだ。



◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇ 


韓国で焼酎といえば、日本でもおなじみの「チャミスル」だろう。

■韓国食品■韓国焼酎 韓国お酒 韓国酒/ドリンク/お酒類/韓国の代表的な焼酎/チャミスル360ml

¥347

これは真露の製品である。




しかし韓国の友人によると、最近は「チョウムチョロム」の方が人気があるという。


■韓国食品■韓国焼酎 韓国お酒 韓国酒/ドリンク/お酒類/韓流スタで一躍ブーム!チョウムチョロム360ml

¥310

こちらはロッテの製品である。


こんな友人の話からも、真露とロッテの勢いの差を見て取ることができる。




ちなみに、鏡月は韓国語で「キョンウォル」と読むが、韓国人に「日本ではキョンウォルが大人気ですよ」と言っても、通じないことが多い。


鏡月グリーン 25度 700ml


¥918
ケンコーコム


鏡月は韓国では「グリーン」という名で通っている。