300Bシングル・アンプ(VT-52/6A3兼用)の製作の最終投稿です。

これまでの回路ではプリ・アンプを使うことを前提に、前段の回路定数を決めていましたが、入力感度を上げるために、6SJ7のカソード抵抗にバイアス・コンデンサーとして50V47μFを追加しました。(10V以上の耐圧で十分ですが、手持ちが50V耐圧の物しかありませんでした)

 

整流管を5V4の欧州管 VALVE ELECTRONIC の CV729(GZ32)にしました。 製造元はMullard社です。

 

 

あまり変わりませんが、配線の状態です。

 

 

オシロスコープが壊れてから購入していないので、詳細な入出力特性を測定できませんが、大雑把ですが最大出力/300mV位だと思います。

300Bで約4W位と軽い動作ですが十分な出力です。これだけ大きな音で鳴らしてくれるのであれば、今回の電圧・電流でも十分、300Bの長寿命化も図れます。

出力管をVT-52や、6A3にも挿し替えもできるので、それぞれの音の違いなどを十分に楽しめるアンプとなっています。

 

これまでの投稿記事です。

300Bシングル・アンプの製作①/シャーシ加工と木枠つくり・・久しぶりのアンプ作りを始めました。 

 

300Bシングル・アンプの製作②/部品取付けと計画変更/VT-52が元々の計画/コンパチブルに 

 

300Bシングル・アンプの製作③/完成しました。/ VT-52・6A3のコンパチブルとしました。 

 

300Bシングル・アンプ(VT-52/6A3兼用)の製作④/ドライブ管の挿し替え等 

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。