久しぶりに真空管アンプつくりをすることにしました。終活の一部として古典管や一部の出力管などを残し、ほとんどをメルカリ等に出品して処分しています。もう真空管アンプ作りは完全にやめて部品は全て処分を・・と、当初は考え電源トランスやヒータートランスの多くを処分、ところが今になって「やっぱり処分せずに残せば良かった・・」「金額が安すぎた・・」などなど、MT管などの出力管はまだ手元にありますが、あまり多くは残っていません。テレビ管も含めこれからも少しづつ処分していきます。これまで製作したアンプも20台以上処分、まだあるので処分の予定ですが、残っているのは、お気に入りの直熱3極管のアンプが多いので、どうするか迷うところです。
そんなところですが、300Bのアンプですが、手元にはウエスタンのWE-300BとWE-310Aを使用した91タイプのシングル・アンプと、トランス結合のコンパチブル・アンプがありますが、この2台は暫くは手放しません。中国製の300Bが手元に6本あるので、これで新たにシングル・アンプを作ってみようと思い作業を始めました。ほとんどが自宅にストックしておいたものを使うのですが、新たに300Bと、出力トランスは、メルカリで購入したものを使用します。
早速、シャーシの加工を昨日から始めました。今回のアンプを作るにあたってシャーシをどうしようかと考えていたのですが、物置の部品置き場所から10年位前に購入した大型のアルミ・シャーシが出てきました。未加工のアルミ・シャーシもたくさん手元にあって、だいぶ前に友人などに譲ったりして、ほとんどないと思っていたのですが、これが見つかったのも300Bアンプを作ろうかと思った理由です。大きさは350mm ×250mm×60mmというアルミ・シャーシです。
昨日からシャーシの加工を始めたのですが、真空管用の大きな穴をあけるための、ドリル用のホールソーがどうしても見つかりません。仕方ないのでドリルとヤスリだけで加工することにしました。
まずは、電源トランスの穴をあけ、真空管の穴をあけていきます。
穴あけの終わったシャーシに「アルミ用スプレー」で塗装します。アルミ・シャーシにアクリル塗料は剝がれやすいのですが、この塗料はアサヒペンの「カラーアルミスプレー」値段が2,000円近くしますが、これはとても良いスプレーです。今回、初めて使用します。
今回はシャーシに木枠を付けたいと思い、初めての挑戦です。木材はホームセンターで購入した檜材(900mm×60mm×15mm)を鋸で切り落として作ったのですが、上手く隙間なくピッタリとした枠はできず、木のカットを2回やり直し何とか完成・・紙やすりで磨いてから水性ニスを塗ってみました。
ニスの塗装にムラがありますが、「まあ、こんなもんだろう・・・」と良しとしました。アルミ用スプレー塗装したシャーシを木枠にはめ込み、内側からネジ止めして作業は終わりです。
ゴム足を4か所に取り付け完成ですが、失敗した穴あけ箇所がありますが、これについては、ここでは説明しないことにしましょ・・
仕事もあるので、次の作業はいつから出来るかわかりません。始めたらまた投稿します。
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。