2019年の振り返り
2019年は多方面に活動を広げつつもバランスを取り、結果各所成果を出せた1年でした。
主なトピック
①開発D(PM)としてのチームビルド
②新規リリース支援
③SGE最多の内定者バイト/インターン受け入れ
④AWS re:Invent(海外カンファレンス)への参加
開発D(PM)就任、チームビルド、そして移譲
チームを支えていた主要ベテランが一斉にチームを離れるタイミングで、サーバーのリーダーと兼任で開発Dに就任しました。
それぞれが意思決定する強い開発チームへ
従来の中央集権的に開発物を管理する体制をやめ、
各セクションのそれぞれのメンバーが、
ユーザー体験の最大化への共通認識を持ち、それぞれが意思決定し行動する分散型の強い組織を目指しました。
そのために
・開発内容、進捗を可視化
→PMブートキャンプで学んだ考え方を活用
・日時で顔合わせて現状の確認、議論
→共通認識の水準を上げていく
・進め方、スケジュールの調整は開発Dは入らず担当メンバー間で直接責任持って行う
→開発Dとしては開発全体だけ見る
などを行い、それぞれが独立してプロダクトにコミット出来る強い開発チームになりました。
このメンバーでバスに乗りたい
上記挙げた開発のマネジメント手法もありつつ、
「誰をバスに乗せるか」
に代表されるような、このメンバーでなら何とかやってやろうと思えるような非常に強い関係性になれたなと思っています。
役割の移譲
チームがある程度仕上がったところで徐々に権限移譲を進め、開発D及びサーバーリーダーを中心になって支えてくれているメンバーに移譲しました。
開発Dの代替わりは毎度波乱になることが多かったですが、今まで一番スムーズに以上できたと思っています。
間違いなくPJ史上最高の開発チームになったので、任せた後の心配はありません。
新規リリース直前〜直後のサーバーサイドリリース支援
とある新規のリリース直前に、負荷試験等リリース前の大詰めでヘルプ依頼が入り、参画しました。
新卒の頃から横軸で繋がってきた資産が、大きな力になる
参画したタイミングで、自分一人だけではどうにもならないことに気付き、SGE中のエンジニアに声を掛け、ヒアリングや協力をお願いしました。
新卒の頃から忘年会でダンスしたりオカリナ吹いたり、一見関係ないことを沢山やってきましたが、その時の繋がりがそのまま活きたなと実感しました。
SGEの人は面識なくても快く引き受けてくれる人がもちろん多いですが、既に有機的に繋がっていた場合の方がやはり話が早いです。
運用PJで培った「何とかならないものを何とかする」力は必ず役立つ
運用PJでは
など、何とかならないものを何とかする経験値を一番稼げる場所です。
その経験がそのまま活きたなと思いました。
新しい技術やゲーム性に惹かれて新しいPJに惹かれるケースが往々にしてありますが、「何とかならないものを何とか出来る」だけの力を今のPJで身に付けきったのかは考えて欲しいなと思っています。
新しいことを知っているエンジニアより、今PJで一番困っている問題を解決出来る方が個人的にはcoolだと思います。
CTO級の成果を出すには、技術力がまだまだ足りない
リリース前後にCTO級のバックエンドエンジニアが集まって課題解決に取り組んだ際、自分の技術水準がまだまだ低いことを痛感しました。
巻き込み力・コミット力だけでは解決出来ない水準が存在していました。
改めて技術力のバルクアップに取り組もうと思っています。
SGE最多の内定者バイト/インターン受け入れ
内定者バイト,弟子入り,インターンで計7名のバックエンドエンジニアを長期就業型受け入れを行いました。
数的には、ほぼ常にトレイニーがいた計算になります。
2週間のインターンCA Tech Dojo Go編にも企画段階から入り、採用には多く取り組んだ1年でした。
発明その1:「受け入れコスト > バイト中の成果」の壁を超える
受け入れコスト < バイト中の成果
の式が成り立つ受け入れ方法を確立すると、PJが忙しくても無限に内定者バイト/インターンを受け入れられると考えて、成果を出してもらうことにとにかくコミットしました。
今まで出来ていなかった改善系の開発が沢山実現され、プロデューサーが「次はいつ内定者バイト来てくれるの?」と聞いてくれるくらいにはなりました笑
発明その2:SGE初のリモート内定者バイトの実現
「地方の内定者が長く現場で活躍できる機会を実現したい」
と考え、人事の方に掛け合って実現しました。
先月最終勤務が終わり、本人にもPJにも良いものになって良かったです。
リモートでボトルネックになりがちなコミュニケーションを手厚くするなど、運用方法のノウハウが溜まったので推進していきたいと思っています。
AWS re:Invent(海外カンファレンス)への参加
去年から絶対参加したかったAWS re:Inventに参加させて頂きました。
技術は凄まじい速度で発展し、技術でビジネスを加速させる

大量に展開されるAWSのサービス、広大な敷地に展開される企業ブースで話すうちに、自分が思っていた何倍も技術は進み、汎用化されてビジネスに転用されている現場を目の当たりにしました。
英語圏でこんなに進んでいたのかと焦ると同時に、自分達の事業に技術の活用余地を見出しとてもワクワクしました。
この1年の注力ポイントを2点見つけたので、SGEやPJごと巻き込みこみながら進めようと思っています。
必ずやAWS re:Inventでの学びで成果を出し、改めて今年もAWS re:Inventに絶対に参加したいです!!
2020年の挑戦
新PJでボトルネックを解決し続ける
業務の比重が新しいPJに移行する予定です。
「今PJ内で一番困っている場所へコミット」
を判断軸に動いてこうと思っています。
解決方法や明確でない課題がまだ沢山あるので、1実装エンジニアに止まらず貢献していければと思っています。
新規リリース支援をエンジニア組織としてコミットする
昨年の新規リリース支援に関われたのは良かったものの、よりエンジニア組織として包括的に戦略的に関われればと思っています。
技術力のバルクアップ
自分に技術力があれば出来ること、会社として取り組めば新たな事業価値が生まれる分野があることをAWS re:Inventや新規リリースで気付きました。
愚直に技術力を上げ、貢献出来る幅を増やします。
次の2,3年を見据えたゲーム開発ループ改善への投資
AWS re:Inventを踏まえて、まだ取り組めていない技術領域で、次の2,3年を見据えたゲーム開発ループ改善への取り組みが出来そうだと思っています。
投通常業務と別軸で周りを巻き込みながらやりたいと思っています。