前回の記事で 児童相談所時代に聞いた言葉で今になって「そういうことだったのか」と心底腑に落ちた言葉について書きました。
児童相談所では数えきれない程の学びがありましたが、不登校の子どもの状態の把握と方向性を考える時によく相談にのっていただいた児童精神科医の先生とのやり取りも、歳を取れば取るほど思い出す度にありがたみを感じます。
あの時の先生とのやり取りは、ある意味私自身にとってもカウンセリングやコーチングのような内容で、先生が相談内容を聞いて一方的にこうした方がよいとか指示を出すということは、まずありませんでした。
子どもとの面談内容を伝えると、今はこの子はこういう段階であるということは教えてくださいました。
その段階によって、周りから変化を起こさない方がよい時なのか、ある程度負荷のかかるアプローチをしても大丈夫なのかの見極めです。
そこから考えられる方法をあげていきますが、負荷のかかるアプローチは、私にとって怖さもありました。
(それまで積み上げてきたものが一気に崩れるのではないか)
など、結局は
(失敗したらどうしよう)
(逆に悪い状態になったらどうしよう)
の怖さです。
そこで、思い切った選択ができずにもっともらしい言い訳をする私に対しての先生の返事はいつも、穏やかな笑顔で頷きながら
「そうですか。」
だけでした。
その逃げ道をふさがない対応が逆に、私自身が自分で逃げていることに気づき、失敗への恐れが子どものためにはなっていないということにも気づかせてくれました。
数日後に、負荷のかかるアプローチをする方向に決めたことを話した時にも、先生の返事は
「そうですか。」
と穏やかな笑顔。
あとは、注意する点などのアドバイスのみでした。
説得して気づかせようとするのではなく、一生懸命に話を聞いてくれて、自分の発した言葉から、逃げていることに自分で気づくのを見守りながら待ってくれた先生には、その時はもちろん、子育てをして"待つ"ことの大変さを知れば知るほど感謝が湧きました。
多くを語るわけではないけれども、多くのことに気づかせてもらえ、数少ない発する言葉一つ一つにとんでもない重みを感じたからこそ、こちらの記事に書いたように、十数年たってからでも先生の言葉を思い出し動き出すことができたのだろうと思います。
自分で自分に寄り添って進めるのが一番ですが、寄り添い方は、寄り添ってもらった経験があるか、あったとしてもそれに気づけるかでも大きく変わってくるのではないでしょうか。
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手の施術ではほぐせない、コリの原因になっている深層筋肉をほぐします。
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