HSPは人口の20%、その中の人口の6%の割合で存在するのがHSS型HSPです。
少数のため、なかなか同じタイプの人に出会えない、周囲の理解が得られないという悩みを抱えることが多いようです。

HSP(Highly   Sensitive  Person)
繊細で周囲の人の感情や、音・香りなどの刺激にとても敏感で高い危機察知能力を持つ人たち

HSS(High  Sensation  Seeking)
好奇心旺盛で行動的、未知の体験や強い刺激・リスクを伴う行動に対しての欲求が強い人たち

HSS型HSP
刺激に対する敏感さと、刺激を追い求める、両方の性質を併せ持つ人たち

[HSS型HSPの特徴]
・未知の体験やスリルを追い求める傾向があるが、HSPの気質も併せ持っているため、大きな危険を伴わない

・好奇心旺盛で次々に色々なことに興味を持ち、飽きるのも早く長続きしない。
積み上げてきたものをあっさりと捨てることがある。

・興味を持ったことに挑戦したり行動的だが、自分の限界を超えて行動してしまいがちで、刺激に敏感なため疲れやすい。
挑戦した結果、期待した効果がないと自分責めを
して傷つきへこんでしまう。

・アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような矛盾を抱え、内面で葛藤が続いている。

・外では社交的に振る舞えるため、内面とのギャップに苦しむ。空気を読みすぎて周りが望むことをしてしまうため、自分の気持ちがわからなくなることがある。
家にいると疲労感に襲われるが、周囲の理解が得られにくい。

・HSPと同じく繊細であるにも関わらず、行動力もあるためその分傷つく機会も多く心身ともに疲れきってしまう。
一人になり、疲労を回復する時間がとても重要。

・バイタリティー溢れる行動力が、周囲からは突拍子もないことと見られ、批判されて傷つき自信を無くしてしまうことも多い。

HSPもHSS型HSPも生まれ持った性質であるため、無くなることはありません。

私は49歳でHSS型HSPに出会い、幼少期から他の人との違いを感じていた自分の感覚は間違っていなかったとわかっただけで、少しほっとするような感じがあり、人と違っていいと受け入れることができるようになってきました。