AE86 フロントハブベアリング交換 | hiro0719jpのブログ

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AE86のフロントストラットはAA6#、TA6#シリーズのものを解体屋で買ってきて加工してNeoTuneしています。
『AE86をNeoTune』ここ最近、電装&パソコン関係のブログを上げてました。 『Surface Go Gen1リファービッシュ品』これまで、Freedom Computerのセッティ…リンクameblo.jp

 

 

これは、ブレーキのサイズが大きいので、サーキットをガンガンに走ってもフェードしにくいことと、スピンドルが太いのでステアリングを切った後のブレーキの遊びが少ないことがメリットです。

 

一方で、バネ下重量が増えるので、どちらを取るのか・・・ですかねー。

 

で、このフロントストラット、解体屋で購入してきて以来そのまま使ってるので、元々ついていた車両の頃からずっとベアリングはそのまま・・・。リアのドライブシャフトベアリングもダメになって交換したので、こちらもヤバいかも・・・と思い始めました😅

 

 

と言うことで、分解してみました。

 

スピンドルからブレーキローターごとハブを外すと裏側はこんな感じです。

オイルシールを外すと、ハブベアリングのインナーレースとニードルベアリングは一緒に外れてきますが、アウターレースはハブに残ります。

 

これは、ハブ内に残ったアウターレース。

これを裏側から叩いて取り外します。

 

取り外した後のハブはこんな感じ。

 

取り外したアウターレースを観察すると・・・

結構縦傷が。
 
こちらはもっと悪くて、金属が流れてしまっていました。
こうなると、抵抗は増えるし、熱を持ってグリスを劣化させるし、異音・振動・ガタの原因になりますので、交換して正解だったと思います。

 

ここに新品ベアリングのアウターレースを打ち込みます。

本当は油圧プレスと治具を使って圧入した方が良いと思いますが、そんなのなかったので(笑)、ちょうどいいもの(今回はブレーキのピストン)を使い、ハンマーで叩いて入れました😅

 

新品のアウターレースを打ち込んだ状態。

 

片輪にイン側とアウト側の2個ベアリングがあるので、両側で4ヶ所のアウターレースを打ち替えます。

 

その後、ベアリング本体に新品のグリスを注入し、それをここに入れて、オイルシールを打ち込んで、更にグリスを入れたらハブは完成です。

 

これをストラットのスピンドルに組み付けます。

 

その状態で更にグリスを入れてスピンドルのナットを適切なトルクで締め付け、キャップを元に戻したら完成です。なじみが出るまで少し走ったら走ったらガタがないように再度ナットを締め付けて完了。

 

リアのベアリングと違って、交換前後で差は感じませんでしたが、傷んだベアリングのままではそのうちトラブルになっていたと思うので、交換して良かった!😄