「やったぜベイビ-」
1969年を舞台に 高校生の青春 を描いたコメディドラマ
予告CMを見た時、いきなり「シーサイド・バウンド!」
☆これは絶対に観たい~~~!
と思いました。
1986年9月30日(土曜日)21時~
から毎週放送されました。
ドラマが制作された「1980年代」は、ちょうど色々なバンドが再結成されました。
テレビでも「懐かしの~」みたいな番組が、毎週のように放送された時期でもあります。
そのタイミングで制作されただけあり、多くのグループサウンズの曲やフォ-クソング、歌謡曲が番組内でたくさん流れました。
特にフォ-クソングの「風」が印象的でした。
ドラマのオ-プニングは
「シ-サイド・バウンド/ザ・タイガ-ス」

番組内では「ザ・タイガ-ス・後楽園球場コンサート」の映像も使われました。
ザ・タイガ-ス「DVD」が発売される20年以上前です。

ストーリーは
「どうすれば女にモテるか」
その事を朝から晩まで考えている 「4人の高校生」 の物語。
ドラマのストーリーそのものが面白い。
しかし、スト-リ-に沿って面白く書くのは難しい。
そこまで、文章力が自分にはないからだ。
とりあえず、印象に残った場面だけを紹介します。
<主な登場人物>
竹村アキラ(男闘呼組・高橋和也)
・靖子(宮崎ますみ)に恋をしてる
しかし、直接告白する勇気がない
・靖子が
「自分に気があるのではないか」
と思い込んでいる

小野田 シゲル(永瀬正敏)
・靖子に恋する、アキラのライバル
・4人の中で「一番自分がモテる」
と心の中で思い込んでいる

川上カズオ(内村光良)
・冷静なフリをして「もっともらし
い意見」を言う
・友達たちを「間違った方向へ」い
つも導いてしまう
・何に対しても消極的
・物事に対して、諦めが非常に早い

千葉ジロウ(南原清隆)
・強い相手には弱いが、弱い者いじ
めは得意で口が達者
・言う事と行動が「全く」かみあっ
ていない優柔不断な男

小泉靖子(宮崎ますみ)
・通称「マドンナ」
・女子高に通うお嬢様
・アキラの中学時代の同級生

古川 春子(二階堂千寿)
・アキラに恋をしている
・「両想い」だと勘違いしている
・登場時に「ケメコの歌/ダーツ」
が流れる

森山麗子(萬田 久子)
・アキラが大人の魅力を感じている
・アキラの家の隣に住む未亡人
・アキラの相談相手でもある

アキラの父(荒井注)
アキラの母(朝丘雪路)
質屋の主人(ハナ肇)

アキラの担任教師(小松政夫)
芸能事務所の社長(車だんきち)
さすらいの浮浪者(鈴木ヒロミツ)

アキラは「中学の同級生」だった小泉靖子に恋をしている。
しかし、面識もなければ話した事すらない。
自信過剰なアキラは
>靖子が、自分に恋をしているんでは
ないか
と勝手に思い込んでいる。
「どうすれば女にモテるか」
世の中「グル-プサウンズ・ブーム」と言う事で4人が出した答えが
☆女の子にモテるには
グル-プサウンズだ!
>どうせモテるなら、早い
方がいい!
いきなり「2日後」に学校内でコンサ-トを開く事になった。
もちろん、練習ナシのぶっつけ本番だ。
しかし、シゲル(永瀬正敏)以外は楽器が弾けない。
シゲルも持っているだけで、実はギタ-をほとんど弾けないのだ。
4人とも心の中で思っていた。
>自分は楽器を弾けないが、他の3人
は弾けるだろう~
4人はコンサート当日の事を勝手に「空想」して喜んでいる。
空想の中で「モナリザの微笑」を歌うアキラたち。
アキラたちにキャ-キャ-と熱い声援を送る女の子たち。
あの小泉靖子(宮崎ますみ)までアキラに熱いまなざし。

>どうしたら女の子をたく
さん集められるか
手分けして、女の子の家の「ポスト」にチラシを入れる事にした。
自信過剰なアキラ。
靖子がコンサートで「魅力的な自分」を見て告白してくる・・・
と勝手に思い込んで、またまた妄想にふけっていた。
そんな妄想から目が覚めたアキラ。
両想いだと「勘違いしている」春子が、目の前に立っていた。
春子は「アキラが自分の後を付けてきた」と思い込んでいる。
>私の後をこっそりつけてくるなん
て、可愛いとこあるのね
否定するアキラだが「春子は舞い上がって」聞く耳をもたない。
コンサート当日、会場には女の子達が誰も来ない。
カズオ(ウッチァンナンチャン 内村光良)は
>女の子達は時間を「間違えてる」
だけだよ~!
その言葉に、「納得」して安心してしまう4人。
取りあえず「練習」して準備する事になった。
4人がまともに「楽器も用意出来なくて」怒り出すシゲル。
さらに
>ジロウはトッポで、カズオはタ
ロ-、俺はジュリ-でいいや!
と言うアキラの言葉に「怒り爆発」のシゲル!
殴り合いの大喧嘩になる。

その時、応援団(大川興業)が教室に入ってきて
>お前たちのグループサウンズを、聞
いてやろうじゃないか!
また先生も「アキラたちの演奏」を聞きに教室に現れた。

仕方なく「モナリザの微笑」を演奏するアキラたち4人。
普通の感覚の人なら「下手過ぎて」聞ける演奏ではない。
>なかなかいいじゃないか・・!
なぜか「素晴らしい演奏」に感動する先生や応援団。

アキラは考えた。
モてない3人と一緒に行動してもだめだ。
自分まで一緒にモてなくなる。
どうしたら「女にモてるか」考えた結果
>ボブ・ディランのようになろう
>ハ-モニカ1本で地方へ行き、本当
の音楽を人々に伝えよう
それが女にモてる近道だ!
そしてアキラは「旅」に出ることにした。
まずは腹ごしらえをしてから旅へ・・・・
中華料理店に入ると「春子」がケメコの歌をバックに登場。
春子は「アキラが実は自分に会いにきた」と勘違い。
この店は「春子」の働いている店だったのだ。
アキラは「記念すべき放浪の旅」の出鼻をくじかれるのであった。
アキラは「ボブ・ディラン」のようにヒッチハイクを試みた。
しかし、全く相手にされない。

仕方なく「電車で静岡の熱海方面」へ向かった。
途中、乗り合わせた女子高生の一人と目が合う。
アキラは心の中で
>俺が日本のボブ・ディランだとまだ
彼女は気づいていない
>彼女がそれを「知ったら」彼女は
俺に恋をしてしまう
>結婚して欲しいと言われたらどうし
ようか
と真剣に悩むアキラ。
駅のベンチで一人の男性(鈴木ヒロミツ)を見かけるアキラ。
>この人が日本のボブ・ディランだ
>真の音楽を伝えるために、放浪の
旅をしているんだ!
勘違いしてしまうアキラ。
必死に「憧れのボブ・ディラン風」の男性に話しかけるアキラ。
流れる曲は「たどり着いたらいつも雨ふり/モップス」
ボブ・ディランは「旅先で真の音楽」を伝えてきたのだ。
駅の「ベンチ」で男性と一緒に寝たアキラ。
憧れの「日本のボブ・ディラン」と過ごす夢のような時間だ。
しかし!
朝起きたら「ベンチで寝ていた男性」がいない。
>さすがに日本のボブ、もう次の街
へ旅立ったんだ!
>自分もノンビリしている場合じゃ
ない!
と、急いで駅から走り出すアキラ。
しかし、男性は次の街へではなく・・・・・・

結局、「不審者扱いの家出少年」として警察に保護されたアキラ。
日本のボブ・ディランになって、女の子達にモてるのは諦めた。
しかし、放浪の旅をした自覚から自信満々だ。
そんな中、アキラは偶然「歩道橋」で靖子とすれ違うのだった。
放浪の旅で「男としての自信」を深めたアキラ。
靖子に声をかけたのだが「告白出来ず」に逃げだしてしまった。
考えた末、アキラは一人で行動するのを諦めた。
今度は芸能界の仕事をする為「怪しげ」な芸能プロダクションへ。
今度こそ
>女の子達にキャ~キャ~言われる
だろう
>何たって芸能人になるんだから!
さっそく芸能事務所の社長(車だんきち)から
>テレビ局の良いバイトがある!
気分良く「4人は社長が運転するス
ポーツカー」でテレビ局へ!
俺たちもついに芸能人だ!

ついに念願のテレビ局に到着。
GSメンバーが女の子達に「キャ~キャ~」言われているのに遭遇。
1週間後の「自分たち」を想像した4人。
>女の子にキャ~キャ〜言われる「存在」に俺たちはなっている!

そしてスタジオに入ると、人気GSのオックスが演奏中。
>俺たちも来週には「あそこで演奏」
してるんだ!
と、またまた妄想する4人。

しかし現実は甘くない。
奥の部屋に連れて行かれた「4人の前には怪獣の着ぐるみ」
4人にとっては「予想外」の仕事である。
カズオが叫ぶ!
>初めてのバイトだし「まずはスタ
ーになれるか」試されてるんだよ
みんな納得し、怪獣に入ることになった。

当日、あまりの暑さでストレス爆発の4人。
怪獣姿のまま喧嘩する4人。
しかし喧嘩をする「元気も」ほとんんど残されていなかった。
倒れ込んで水を飲む4人。
もう限界だと辞めよう!
そんなタイミングで、小泉靖子が甥っ子を連れて現れた。

アキラは怪獣に入っている姿を
靖子には、この姿を見られたくない
「逃げるアキラ」
しかし追いかけてきた子供たちは、「目の前の怪獣」に大喜び。
パンチやキックを「容赦なく浴びせ」大はしゃぎ。
しかし暑さの「我慢の限界」でついにアキラはダウン。
完全に気を失ってしまった。


数日後、靖子が自宅療養中の「アキラの見舞い」にやってきた。
>先日は、甥っ子のヒデオの為にあ
りがとう。
>暑い中、怪獣ごっこをしてくれて
嬉しかったです。
>仕事熱心な方は素敵だと思います
アキラは「本調子でない」のと「下痢」がひどい。
しかし靖子と「向かい合って座る奇跡」に喜び爆発のアキラ。
しかし腹痛の我慢の限界がきた。
急いでトイレへ。
トイレで涙を浮かべるアキラ
>人生で一番大切な時なのによ~!
>俺は何をやってるんだ!
バカヤロー〜

しかしアキラが「トイレに入っている間」に靖子は帰ってしまった。
>何で引き留めなかったんだよ!
と母を責めるアキラ。
泣きながら靖子が座っていた「座布団」を抱きしめるアキラ。

そんな悪いタイミングで、春子がお見舞いに来た。
>お前、何しにきたんだバカヤロ~
と涙を浮かべるアキラ。
さらに感情的になったアキラ。
手にしていた「靖子が座っていた座布団」を投げつける。
しかし春子は「自分に座布団を出してくれた」と勘違い。
>座布団を私の為に用意してくれた
のね、ありがとう
その座布団に、遠慮なく座ってしまった春子。
アキラにとっては、「憧れの靖子が座っていた」大切な座布団だ。

アキラ達は「芸能事務所」にバイト代をもらいに行くことにした。
時間の途中で「バイトは辞めた」が半分は貰えるはず。
そこで怪しげな社長から
>君たちは運がいい!
いいバイトがあるんだ!
次のバイトの誘いがあった。
しかし、シゲルが「前回のバイト」で
「酷い目に遭った経験」 から強く断る事にした。
怪しげな芸能事務所の社長が
>今度のバイトはね
>水着を着た女の子達が、ステージ
で踊ってるよ
>さらに、素敵な音楽が流れる中で
飲み物も飲み放題
心動かされるアキラたち。
しかし、シゲルが強く断る。
>君たち、やらないと後悔するよ
そこへ、そのバイトに参加するヨ-コが現れた。
その「ドキドキさせる姿」を見た瞬間
>バイトやります!
と即答する単純なアキラ達4人。

ビアガ-デンのバイトだった。
確かに「水着を着た女の子達」がステージで踊っている。
さらに心地良い「バンド演奏」の音楽が流れている。
>飲み放題は、客が残した
飲み物を飲んでいいよ
と言う意味だった。
さらに休むものなく「忙し過ぎる」し怒鳴られるし。
そんな中、小泉靖子が男性と二人で現れた。
相手が誰かわからないまま「モヤモヤ」しているアキラ。
>一緒にいる男は誰だよ!
>きっとお兄さんだよ・・・・
カズオが言う
>靖子には兄弟はいないぞ!・・・
怒るアキラ
>幼馴染で単なる友達だと思う・・
ジロウが言う
「単なる友達」だと「都合いい結論」を出したアキラたち。

3日間の契約したバイトが終わった夜、バイト仲間のヨ-コが
>私の家に来ない?
誘いをかけてきて「舞い上がる」アキラ。
他の三人と帰る約束を「うまく断った」アキラ。
>ついに俺にもチャンスがきたぞ!

ヨ-コと「腕を組んで」帰る事になったアキラ。
数メートル歩いたところで「目の前に車」が停まった。
何とヨーコの彼氏だ!
どうも二人は「喧嘩していた」ようだが仲直り。
アキラの目の前で「仲直りして抱き合う」ヨ-コと彼氏。
完全にアキラはピエロになった。
>何なんだよ!バカヤロー
失意の中、寂しく一人で帰るアキラ

アキラは麗子に「辛い想い」を聞いてもらう為に家に向かった。
偶然、麗子が帰ってきた。
居酒屋で仲良くなった「先生とイチャイチャ」しながら。

すべてが「悪い方向へすすむ」アキラ。
>小泉靖子が一緒にいた男
性は誰なのか
モヤモヤした日々のアキラ。
そんな昼下がり・・・・
目の前を「男性と二人で車に乗った靖子」が通りかかった。
必死に走って追いかけるアキラ。
二人は車を停めて楽器店へ。
こっそり店に入り、物陰から見つめるアキラ。
怪しいスト-カ-の雰囲気だ。

陰から行動を見ていると「バイオリン」を見に来たようだ。
さらに店員と「壁に貼ってあるポスター」を見ながら話す二人。
靖子たち二人は帰って行った。
靖子が触ったバイオリンの「匂い」をかいで、頬づりするアキラ。
かなり危ない世界かも知れない。

店主にアキラは
>さっきの二人と何を話し
たか!教えろ!
店主の胸ぐらをつかみ「けんか腰」で問いつめるアキラ。
そして2人が「サマ-ミュージックスク-ル」に参加するのを知る。

アキラは仲間たちと「八ヶ岳」へ行く事にした。
もちろん、女の子達にモテるためのキャンプだ。

アキラは「靖子が宿泊しているホテル」近くの木陰に忍びこむ。
窓から顔を出した「靖子」を見つめるアキラ。
今の時代なら完全な「スト-カ-」だし覗き魔だ。
その時、他の女の子達の「悲鳴が!」
>痴漢がいる!誰か部屋を
覗いている!

アキラが女の子たちが「指を差した方向」を見るとシゲルが。
木に登り「女の子達の部屋」を覗いていたシゲル。
「悲鳴に驚き、慌てたシゲル」
ついに木から落ちてしまった。
慌てて駆け寄るアキラ。

シゲルは入院する事になった。
木に登った理由も言わない。
仲間が見舞いに来たのに「布団」をかぶったままだ。
カッコ悪くて恥ずかしいのだろう。
アキラはわかっていた。
本当は自分と同じで「靖子の姿」を見たかっただけなんだと。
このままだとシゲルは、「単なる覗き魔」で終わってしまう。
シゲルのために「アキラは靖子に会いに行く」覚悟を決めた。
きちんと説明して「シゲルの誤解」を解くためだ。
しかし「アキラにとって」は辛い現実だ。
シゲルの気持ちを伝えて「恋人同士」になってしまったら。
アキラの「恋」が完全に終わるのだ。
しかし「友達の方が大事」だと思ったアキラ。
覚悟を決めて「靖子の家」に行き、誤解を解くことにした。
靖子が出てきたが「アキラを見つけても」無視だ。
アキラは「勇気を出して」靖子に声をかけた。
>シゲルは「部屋を覗くため」に
あそこにいたのではない
>御願いだから、その気持ちをわ
かって欲しい
靖子は少し考え込んで
>病院どこですか?
家に戻ったアキラは後悔した。
何てことをしてしまったんだ。
>俺のバカヤロー!
「居てもたってもいられなくなったアキラ」は、靖子の家に向かう。
泣きながら
>靖子、俺はお前が好きだ〜!
>靖子聞いてるのか!出てこい靖子
叫び続けるアキラ!
しかし「靖子」は出てこなかった。
ついに「恋を諦める覚悟」を決めたアキラ。
失意の中「歩いていると向こうから靖子が」歩いてきた。
うつむくアキラ。
すれ違いざま「靖子」がアキラに声をかけた。
>最初は夢かなと思いました。
>あんな凄い夢、私は見たことな
かったから。
>ありがとう。
アキラが叫ぶ!
やった!靖子が俺に!
やったぜベイビー~~~!
やったぜベイビー~~~!