在仏日本人向けの掲示板がある。
はて、ランドネとは..?と調べてみると、フランス語で【randonené】ハイキングやトレッキングのことであった。
今回歩く場所はパリ郊外。シャルル・ド・ゴール空港からパリを南北に縦断する電車、RER B線の南側終点 Saint Rémy les Chevreuse(サン=レミー=レ=シュヴルーズ)駅近くの森とのこと。
何を隠そう(?)、電車に乗るのがちょっと好きな私。フランスに来たばかりの頃、「終点まで行ってみようの会」を時々開催していた。
このサン=レミー=レ=シュヴルーズ駅、略してサンレミにも早々にチャレンジ。地図を見ると駅の周りは広大な自然に囲まれている。どんな景色が広がっているんだ!胸を高鳴らせながらパリから電車に乗り、揺られること40分。
降りて呆然、どこまでも続く広い道路。歩道の脇の柵の向こうに広がる緑の上には、何頭もの牛がのんびり日向ぼっこしているのが遠目に見える。
反対側には森。てくてくてくてく歩いてみても、どこから入れるのかさっぱり分からない。疲れて立ち止まる私の横を、颯爽とロードバイクで駆け抜けていくフランス人家族。
徒歩で来るもんじゃなかったなこりゃ...と諦めて撤退した、そんな思い出のサンレミ。このランドネツアーは主催者の方がしっかり先導して歩き回ってくれるらしい。
行ってみよかなぁ、でも知らん人と話さんといけんしなぁ..。うだうだ悩むこと数日。出不精人間の決意、固まる。
7月末日。気温28℃天気は晴れ。ハイキング日和。待ち合わせの駅へ向かい、10人ほどのツアーで出発!
歩き出してすぐ、広がるトウモロコシ畑。
野生?の梨の木発見。

野良の梨、初めて見た..
1時間半ほど歩いてAbbaye de Port Royal(ポール・ロワイヤル修道院)到着。かわいい教会の横の芝生にシートを敷いて、お昼ごはん。

小窓がよつ葉のクローバーでかわいい
ちっちゃな養蜂場もあって、蜂蜜の食べ比べを楽しむ。養蜂場の前の庭、道中仲良くなった方に映え写真の撮り方を指南してもらい挑戦。

映えて.....ナイ!
その後はまた森の中を歩く、歩く。みんなでヒーヒー言いながら険しい坂を登り、太ももにダメージを食らった!と騒いでいると、「大丈夫。歩けますよ。人間だから。」などとよく分からない主張を始める主催者の方。普段は48時間山の中を走り回る大会に出たりしているらしい...。
森の上にはChâteau de La Madeleine (マドレーヌ城)。特に何もない。けど楽しい。

いかつい城門
見下ろせばシュヴルーズの村が見える。

リュックに詰めた2リットルのペットボトルが
そろそろ空っぽ
森を下って上から眺めた村を横切り、小川沿いを歩いてゴールのサンレミ駅へ!

川に面した壁にぽっかり穴が空いて、
謎の空間が広がっている家がいくつか。
どうやら昔の人はこの小川を使って洗濯をしていた様子
4時間ほどかけ、計15km。いい汗をかき、心地よい疲労感と共にサンレミ・リベンジ無事終了!自分の生活圏だと出会わない方たちとも仲良くなれて、出不精外に出た甲斐がありました!
地図を見たら、パリの周りはまだまだ緑の場所だらけ。今回で森の歩き方はなんとなく分かったので、「パリの周りの森を制覇しようの会」開催の日は近いかも?
「目指せ!ランドネマスター!」
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