日本人に大人気、絶景と名高いモンサンミッシェル。
行ってみたいとは思っていたものの、「大したことない」との評判も聞くのでなかなか重い腰が上がらなかったが、留学して数年後に満を持して行ってきた。
フランス人との雑談で今度モンサンミッシェルへ行ってくると話すと、
「小学生の頃遠足で行ったことあるよ」
「モンサンミッシェルがフランス1番の絶景スポットだって?!馬鹿言うんじゃないよ!」
などなどの返事が来た。
ふぅん、そんなもんか。期待せずに行ってみよう。
夜行バスに乗り込み、朝日が登る頃ようやく到着。車窓から見えるそびえ立つモンサンミッシェル。
「すごいじゃん!!」
普通にテンションが上った。
たくさんの観光客がぞろぞろとモンサンミッシェルへ向かって歩く。
観光地にはだいたい中国語の案内があるが、当時モンサンミッシェルには一切中国語はなく、日本語の案内ばかりだった(今は知らない)。よっぽど日本人に人気らしい。
島内に入ると、こじんまりした道にお土産屋さんやらレストランやらがみっしりと詰まっていて、ガヤガヤと賑やかで楽しい。
ガイドブックに絶対に載っているプラールおばさんのオムレツ屋さんもすぐに発見。
ちょっと気になったが、観光地料金だし、美味しいという評判を聞かないので今回は回避した。
「セレブになったら試してみよう...」
島の周りの干潟はどこまでも歩いていけそうだが、やはり勝手に歩き回るのは危険らしい。
ぬかるみにはまると、あっという間に泥の中に腰まで埋まってしまうそうだ。
歩き回りツアーのようなものがちゃんとあって、ガイドさんが腰まではまってしまった場合の脱出方法をレクチャーしている動画をYouTubeで見つけた。
記念にリコーダーを吹いてみる。
確かに、そんなにやることはない。島内のレストランにも、大した物はなさそうだった。
それでも、潮が満ちると海に浮かぶ孤島となるなんて、すごいファンタジーじゃないか。わくわくする。
次は大潮の日を調べて、ぜひまた行ってみたい
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