パリから西へ電車で1時間半ほど。ルーアンに日帰り旅行に行った時のこと。
前に少しだけ散策したことはあったが、とりあえずどっか旅行したい!でも日程的に近場じゃないと無理!だったので、改めてルーアンへ。
ルーアンといえば英雄ジャンヌ・ダルク終焉の地。ジャンヌが投獄された塔や、ジャンヌ・ダルク教会なんかで有名。
話はそれるが、ルーアンの音楽院ではクラリネット界の伝説的存在ジャック・ランスロ大先生が教鞭をとられていた。
NHK交響楽団の首席であられた故・浜中浩一先生を始め、後にクラリネット界を牽引することとなる若き青年たちがシベリア鉄道で大陸を横断し、ランスロ先生の元で修行を重ね、フランスのエスプリ、ランスロ先生の哲学を日本に持ち帰ったのだ。
日本のクラリネット界の発展は、このルーアンの地から始まったと言っても過言ではない。聖地巡礼だ。
そんなルーアン。とりあえずジャンヌが処刑された有名な広場へ。真ん中にはジャンヌ・ダルク教会があり、周りはたくさんのレストランに囲まれている。
吊るされるクマたち
広場から少し行くと、ガイドブックで必ず紹介されている時計が。
時計があるのは商店街のど真ん中で、買い物に来た地元民だらけ。立ち止まって写真を撮る人はほとんどいない。
一応撮っとくか、とシャッターを切る。慣れとはなんとも悲しいものだ。
「目に入る風景全てに感動していた、あの純心はどこへ...」
最後はルーアン観光メインディッシュ(?)の大聖堂。
ちなみにこの大聖堂、画家のモネが大好きだったらしく、時間帯や天候を変えて30点ほども作品を描いている。
私はオルセー美術館で見た曇り空のカテドラルが特に好きだ。
オルセー美術館HPから拝借
(印象派の作品をスマホの画面で見たらダメですね!ボヤッとしちゃって何にも美しく見えない🤷)
とまぁルーアンの街はこんな感じでして、サラッと回ると半日で見終えてしまいます。
ルーアンは以前一回来ていることもあって、今回は観光というより「ルーアンで何か美味しモンを食べよう!」がメイン。食べ物のこととなると、何やらごちょごちょと書いてしまって長くなったので、続きはまた明日...
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