他人の問題にずかずか首を突っ込んでくる人って、案外いませんか?
「それはこうしたほうがいいよ」
「なんでそんなことで悩んでるの?」
「私ならこうするけどなぁ〜」
一見、親切そうな顔をして近づいてくるけど、
なんか…しんどい。
ありがたいどころか、なぜか心がザワザワしてしまう。
その理由はとってもシンプルで、
こういう人たちの多くは「自分の価値を感じられていない」からなんです。
自己価値が低いと、
「人の役に立つ自分」や「誰かを導いてる自分」を演じることで
なんとか自分を保とうとします。
つまり、相手を“自分より下”に見ないと
自分の存在価値を保てないということ。
だから無意識に、あなたのことを雑に扱ってくる。
優しさのフリをして、コントロールしようとしてくる。
「あなたのため」と言いながら、実は「自分のため」に動いている。
それって、しんどいのも当然ですよね。
もし、あなたがそんな相手との関係に疲れてしまっているなら、
ちゃんと離れてください。
罪悪感なんていりません。
それは冷たいことでも、意地悪なことでもなくて、
むしろ相手にとっても大切な“気づき”になる可能性があるんです。
「私はなぜ、いつも人の問題に踏み込みすぎてしまうんだろう?」
「どうして、誰かを導かないと不安になるんだろう?」
そうやって、自分自身の内側と向き合うきっかけになることもあるから。
本当の優しさって、
いつもそばにいてあげることだけじゃないんですよね。
ちゃんと離れること、
ちゃんと境界線を引くことも、
あなたにも相手にも必要な優しさなんです。
だから、疲れたときは距離をとって大丈夫。
あなたの心と時間は、
“本当に大切にしてくれる人”と過ごすためにあるのだから。
今日のひらっちのココロの処方箋は、、、
「優しさって、何でも許すことじゃない。
ちゃんと離れることも、立派な優しさです。」
優しさって、相手を思う気持ちだけじゃなくて、
自分を大切にすることともつながっています。
どんなに親しさがあっても、
しんどくなるような関係は、心に小さな傷を積み重ねてしまいます。
だからこそ、
「これ以上は無理しない」「ここまでが限界」っていう線引きは、
あなたの心を守るために、とても大事なことなんです。
それは決して、冷たいことではありません。
むしろ、ちゃんと自分と相手の境界を大切にできる人こそ、
本当の意味でやさしい人なのかもしれませんね。
人生には、うまくいかないことがある。
何度も同じ壁にぶつかることもある。
でも、それにはちゃんと理由がある。
問題は、勝手に起こっているんじゃない。
自分の中にある“答え”に気づくために、
わざわざ現れてくれている。
僕たちは、自分でも気づかないうちに
「こうあるべき」
「これは正しい」「これはダメ」
「こうしないと愛されない」
そんな思い込みを握りしめて生きている。
そして、しんどくなるときは決まって、
「自分が何を、勝手に正しい・悪いと決めて、勝手に苦しんでいるのか」
そこに気づいていないときだ。
でも、そこに気づくことができたら、心はふっと軽くなる。
問題を“なんとかしなきゃ”と思っていたその手を、
そっとゆるめることができる。
たとえば――
「愛がない」
「魅力がない」
「私は価値がない」
そんな前提で世界を見ていたら、
「お金がない」
「愛されない」
「人間関係がうまくいかない」
っていう問題が、当たり前のように起きてくる。
人は、自分の“前提”を通してしか物事を見ることができないから。
どんなに頑張っても、その前提がゆがんでいたら、
見える世界も、ゆがんで見えてしまう。
そして、見える=その人にとっての現実だから・・・
そんな現実が起き続ける。
つまり、その前提通りの問題が起こる。
…というか、自分でわざわざ起こさせてる。
それは、自分の前提に気づくために。
本当は、そんな前提じゃなかったんだって思い出すために。
でさ、
これって何かというと……
「コント」です。
愛されてるのに、「愛されてない」と思い込んで騒いでる。
お金があるのに、「お金がない」とジタバタしてる。
ちゃんとできてるのに「私はできない」と自分イジメしてる。
手に持ってるのに、「どこいった!?」って必死で探してる。
あるのに、「なくなった〜!」って大騒ぎしてる。
そんなコントを、真剣に演じてしまっているだけなんです。
でも、それに気づけたときはおもしろい。
「あれ?あるじゃん!」
「なんや、私ずっと持ってたやん!」
そう思えたら、それだけで問題は自然と消えていく。
問題は、解決するものじゃない。
「気づく」もの。
「知る」もの。
「解く」もの。
僕のカウンセリングも、問題を消すためにやっているわけじゃありません。
一緒に、「コントの主題」を見つけにいってるだけです。
だから、カウンセリングってすごく楽しいのです。
「自分のどこがダメなのか?」
「あの人のどこが悪いのか?」
を探す必要はない。
その問いの中に、答えはない。
あるのはただ、
「自分がどんな前提を持ってるから苦しんできたのか」
「本当は、どうありたかったのか」
それに気づいてあげることだけ。
それがわかれば、
勝手に
「なんだ、これって問題じゃ無かったんだ」って。
知ることができる。
そして、
解き方=これからの生き方も自ずとわかる。
今日のひらっちのココロの処方箋は、、、
目の前の問題は、あなたの中にある“答え”を思い出すためのサイン。
問題が起きた時は「これが起こった前提はなんだろう?」と探ってみよう。
とはいえ、「前提を探る」って難しそうに感じるかもしれません。
でも大丈夫。
まずは、「あれ?もしかして、私…コントしてる?」って
軽くツッコミを入れてみるくらいで十分です。
正そうとしなくていいし、すぐに何かを変えようとしなくていい。
ただ、自分の“前提”を見つけるだけで、
ガラリと変わりはじめます。
そして・・・・
人生は、そこから面白くなっていくのです。
公認心理師 平川 裕勝
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