あいの「Iターン」日記 -610ページ目

■No.1_松下製麺所/この店が、はじまりだった。

「さぬき」と言ったら、「うどん」!!



四国にIターンする上で、私が最も楽しみにしていたのは

他でもない、この「さぬきうどん」である!


「讃岐」が実際、明確にどこを指すのか分からなかったくらい

無知な私だったが(香川の皆さん、すんません。)、

来てみてそれが「香川県」を指すことはよく分かった(おバカ)。



生活においても遊びにおいても仕事においても

東京しか知らなかった残念な私には、到底知る由もなかった。

「さぬき」の魅力というものは。


よく同僚が(彼女は私と違って、ギャルだった)、

「高松に出張に行ったら、うどん屋がね、とにかくスゴイの。

何か、勝手によそったり温めたり、天ぷらとかネギとかも

取りたい放題なんだよ! しかも、超安いし!!」と、

自慢をしてくれたものだが、何を言っているのかさっぱり分からなかった。


讃岐うどんが全国的に流行ったことは何となく知っていたし、

四国の右上の「讃岐」の辺りは、とにかくうどんがウマイんでしょ、

くらいの本当に些細な知識しか持ち合わせていなかった。

麺通団も、田尾さんのことも、全く知らなかった。

映画『udon』も、インスタントうどん屋の宣伝映画かと思って観ていなかった。


でも、食べるの何より好きだし、東京人だけど、蕎麦よりうどんが好きだし♪

ちょーたのしみ♪♪♪と珍しくキャピキャピしながら飛んできたのが、

この讃岐国へのIターンだった。

そう言えば、両親への置手紙は、「うどんの国へ行ってきます」だった。

(ちょっと脚色)



そんな私が、高松へ降り立ち、名物のレンタサイクルをして

(高松はチャリのインフラが非常に充実している!)

地図もなくフラフラお散歩サイクリングをしているとき。


そう、たまたま見つけた店。

それがここ、「松下製麺所」だった。


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一応、そうは言いながらも

高松上陸直前に映画『udon』を観てきたので、

多少予習はできているし・・・と思いながら恐る恐る近付いてみる。


「あれ、コースケ(ユースケサンタマリア)の実家のうどん屋って

松下だったよ、マジ?マジ? ここんちのこと?」とまたしても

おバカな独り言をつぶやきながら(松井だっつーの)、

ドキドキもピークになってきたので、思い切って入ってみる。


こういう時、はじめてじゃないよ、みたいな顔して

ちょっと小芝居打ってみたりするのって、何でだろう(笑)。



---ここは、いわゆる「セルフ」の店である。


自分でおわん持って、自分でどうにかするヤツだ。

うーん困った、メニューもない。何じゃこりゃ。


やさしい顔した店のおじちゃんが「何玉?」と聞いてくれた。

そっか、玉数でオーダーするんだった。

1玉の量もよく分からんけれど、まぁかわいく1玉で。


おじちゃんが、うどん1玉おわんに入れてくれた。

180円払う。(安っ)


・・・で、これ、どうしろと?


結局その後も、すべてレクチャーしていただいた。


「持ち方が違う! あ、手首の角度が違う!」

え~ん、そんな難しいこと言うの?(; ;)


おじちゃんからもらったうどんをカワイイ網に移して、

その網をお湯のたまったとこに入れてぽちゃぽちゃする。

何か垂れてくるお湯で、おわん温めたりしてる。

で、お湯をよく切っておわんに戻して、だしをかけた。


へえ~!


みんなやってもらっちゃったから、

セルフじゃなくなっちゃったねーおじちゃん!

混んでるのに、すんません、あんがと!!


さらっとした天カスとネギをサパッとかけて。

へー、トッピングはこれだけでいいんだ。新鮮。


ていうか、180円ってスゴイな。安いぞ。


つるつるっ。

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うまい。


そして、びっくり。


おつゆが透明。白い。薄い。なのに、結構しょっぱい。

(関東が真っ黒で、関西は透き通っているっていうのはこのことか!)


麺はちょっとモチッとしてる。塩を感じる。

私が小さい頃から食べてたうどんとは確かに違う気が。


カウンターの上に目をやると、味の素が置いてある。

あれま、せっかくのうどんなのに、化学調味料をオススメされてる?

おだしは入魂ではないのかな? 不思議。



へー。はー。うー。

いろいろ感動していたら、あっという間に食べ終わってしまった。


気が付くと、ちょっと腰掛けるだけのカウンター?席も、満杯。

立って食べている人もいる。駐車場みたいなとこもいっぱい。


うわぁ、地元の人に愛されてるんだな。。。



はじめての「讃岐うどん」の味は、こうして

舌で目で頭でたくさんの新しい情報を吸収しながら楽しんだ。


これだけの行程がものの5分くらいの出来事なのだから、

讃岐うどんって素晴らしい(笑)。

うどんって"Fast"だけど、"Slow Food"なのよね。

スゴイとこに来たかも、私。



そばの棚に置いてあったコロッケとか天ぷらを、

どのタイミングで頼めばよかったのか、うどんと一緒に

食べるとしたら、どう食べるのが一番カッコいいのか(笑)。


それが、次回への課題となった。


(笑)


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「松下製麺所」 

■住所
   高松市中野町2-2

■TEL

   087-831-6279
■営業時間
   7:30~17:30頃(麺終了次第)
   ※毎週日曜定休


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ミニトマトと舞茸のオーガニックスパゲッティ。

Iターンしてきたら、絶対行こうと心に決めていた「高知・日曜市」。

念願かなって(大げさ。笑)、先日出掛けて来ました。


その時Getした、ミニトマト。

もちろん、農薬を使っていない方のお店を探し出して。


tomato

キラッキラに輝く深紅の玉。

美しい!


買ったばかりのときは、もちろんそのままサラダでいただきました。

salad

<こんな感じ。おまけにいっぱい葉っぱももらった>



で、残った半分を(いっぱいあった!)、

しばらく家に置いておいたところ・・・


さらにいい感じに熟して来たので、今日あたりいただこうかと、

舞茸を買ってきてスパゲッティにしました。


もちろん、スパゲッティもオーガニックのもの。



ミニトマトを1/4くらいにカットして、ちょい塩&オリーブオイルで炒める。

よく砕けて煮えてきたら、舞茸をばらしながら入れる。

隠し味に、おしょうゆ&バター!で、ソースが出来上がり♪

(バター・・・私は、乳製品は食べるベジタリアンです。笑)


で、硬めに茹で上げたスパゲッティを

ミニトマト&舞茸ソースのフライパンに投入。


ぴゃぴゃっと炒めあえて、完成。


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ニンニク入れてもいないのに、奥深さが出ている~!

うまい(自画自賛)。大成功。


これもひとえに、濃厚なお味のミニトマトのお蔭ですな。


あ、ミニトマトは普通サイズのトマトよりも、

栄養価が高いんだそうな。いいことだ(^^)




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オーガニック洋裁カフェ、柴洋(しばよう)。

今日は、早めのランチに出かけようと思い立ち、

ぽかぽか陽気の中(風は冷たいけど)、外に出ました。


香川県は高松市、高松駅から歩いて15分ほどの商店街の中にある

雰囲気のあるお店「柴洋(しばよう)」。


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ここは、無農薬/有機野菜やあいがも農法のお米をいただける、

玄米&ベジがメインのオーガニックなカフェなのです。


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靴をぬいで・・・誰かのお家に遊びに来たような感覚。


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"戦後すぐに開校した洋裁学校の建物をそのまま生かした

洋裁教室&カフェ"だそうで、、、だから「柴洋」。

ね、この感じ、たまらない。




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「玄米ベジプレート」をオーダー。最初のスープ。


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もちろんすべてお野菜、そして玄米。

野菜が甘い。甘いは、うまい。


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デザートは、イヨカン&寒天。

お茶だって、ちゃんとオーガニック。

最高。




こっちにIターンしてくる前は、

「四国にもオーガニックなお店、いっぱいあるかなぁ」

なんて心配で、ネットで検索しまくっていたけれど

そう言えばそのとき運良く最初に見つけたのが

ここ「柴洋」だったっけ。



うん、とってもおいしかったです。

洋裁教室だけに、そばに置いてある古いミシンは

きっと現役なんですよね。

コースターとかちょっとしたモノも手づくりで、

おいしいだけじゃなくて、カッコいいです。



この古き良きスタイルの新しさって、ホントいい感じです。

「食」にしても、「住」にしても、

ある意味"本来あるべき姿"を追求している人は、ちゃんと

日本全国にいるんだ。って思いました。嬉しい気分です。


マクロビ&ゆるベジタリアンな私は、

また通いたいと思いました♪







「柴洋(しばよう)」

■住所
  〒760-0020 香川県高松市錦町1-13-22
■TEL & FAX
  087-821-4611
■営業時間
  [平日] 11:00~14:00、16:00~19:00
  [土日祝] 11:00~19:00
  ※水曜日休み(年末年始、季節の休み有り)


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