あいの「Iターン」日記 -607ページ目

私が「Iターン」した理由。

東京で生まれて、東京で育って。


両親も親戚も、東京で。


遠出をしたのは、学生時代の修学旅行と

会社勤めでの出張くらい。


なぜ、なぜ?と親にも友達にも聞かれるが。




それは、一言で言えば・・・


「人間らしい暮らしがしたいから」


です。




東京を遠く離れれば、必ず"人間らしく"暮らせるのか?


もちろんそれは自分次第・やり方次第ではあるわけで、

どこへ行っても同じと言えば、同じかも知れない。


でも、少なくとも私にとっては

"行きたいと思った場所で生きること"

そして、現実的にも

"人間らしさを追求しやすい物理的環境を得ること"

これが、何より重要だったのです。



東京を遠く離れれば、今私がいる四国であれば、

なぜ、どこがどうして"追求しやすい"と言えるのか?



これについては、ゆっくりと紐解いていきたいと思います。



というか、自分のために、今後ゆっくり考えをメモっていこう。




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■No.5_さか枝/究極のセルフ、レベル高し!

高松駅近辺にいる周囲の人に聞き込みをすると、

この辺で最も「うまい&有名な店」という形容詞付きで

紹介してもらえるのがこの店だ。(ワタシ調べ!)


県庁の裏手にあって、慣れれば分かりやすそうな場所。

でもお約束どおり私は、地図を片手にちょっと迷った。


「お、『さか枝』の看板、見っけ!!!(駐車場も見っけ!)」


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うわわー、この"セルフ感"、スゴイ。



東京にいたときの同僚が「高松のうどん屋ってスゴイよ」って

出張帰りに大興奮で説明してくれたけれど、

その話を聞いたときに抱いたイメージに近い!


何か、店そのものにはあまり"構わない"感じで、

ただ「うどん」をよそってくれて、天ぷらが多種多様にあって、

おつゆのタンクみたいのがドーンとある。


やたら混んでいて、お客さんは店内にも行列している。

(県庁の人なのかな、とにかくいっぱい。)

なのに、やたら回転が早い!


スピーディなシズル感。




うんうん、これこれ。




このシンプルと雑多が同居している古くて新しい感じを

私は求めていたのだ。


スマートに「かけ小、天(ぷらひとつ)!」とか言えないと、

ちょっとイライラされちゃうこの感じ、怖いけど、Goo!


だから、ドキドキして値段は覚えてない(笑)。

(たぶん160円とか180円とか、そんな感じ。)



うどんの入った器もらって、

慣れたフリしてお湯のとこ突っ込んで麺を温める。


その次はすかさず天ぷら取って、

おネギとしょうがと天カスとゴマを乗せる。


おだしタンクに恐る恐る近づき、蛇口(?)をひねる。



完成した"Myうどん"を片手に、座れる椅子を探しにウロウロ。



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天ぷらを別皿に盛って別々に食べる人、

うどんの上に乗っけておつゆにつけながら食べる人、

いろいろいるなぁ。(私は後者のつけつけ派。)


視線キョロキョロでちっとも落ち着かぬが、

目の前のうどんに集中すべく精神統一(大げさ)。





うまい。



麺は表面がうっすら輝いている。

適度なコシ。あっためたのに、へこたれていない。


おだしは関東舌の私にも、なかなかいける風味。

むしろこの薄い色、かすかないりこ具合、やみつきかも。


天ぷらはアウトソーシングなのかなぁ。

すごい量を(しかもHotじゃない感じ)ひっきりなしに

おばちゃんが補充している。



ここにも赤いフタの"アミノ酸"の瓶があったような気がしたし、

天ぷらだったのかな、少し舌がしびれたけれど、

店構え(店員さんは除く)・麺・つゆ、

総じて私の中のTOPに躍り出た「さか枝」。



「『さかえだ』じゃないよ、『さかえ』だよ。きっと

『あ、"さかえ"だ!』っていうのを聞き間違えたんだよ」

と言ってきかない地元の人がいるんですけど、

「さかえだ」ですよね?(笑)



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「さか枝」

■住所
   高松市番町5-2-23

■TEL

   087-834-6291

■営業時間
   7:00~15:00(麺終了次第)

   ※毎週日曜、祝日休み

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■No.4_さくらや/若い夫婦のレトロなお店。

おっと。


「手打ちうどん めん」を目指していったつもりが、

「さくらや」さんになっていた。


確かに軒の看板も、「さくらや」の部分だけ新しくなっている。

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入ると、おそらく以前の店の雰囲気をそのまま残したような

適度な感じの昔懐かしさ。


それとは反対に、店を仕切るのは私と変わらない?くらいの

若いご夫婦。(っていうか、私は年齢不詳と言われるけれど…)



うどん打つのが見える店構えになっているけれど、

ちょうど打つのは終わったばかりの様子で

その姿は見ることができなかった。


ここは、いわゆる一般店ってやつなので、

奥様と思しき女性の方に、「かけ」をオーダー。

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いくらか忘れてしまったが、割にいいお値段だった。




ちゃんと手打ちのお店だけれど、さほど激しい感動はなく。

ほんわかした印象の麺と、ほんわかした印象のおだし。



「あ、○○さんったら、カバン忘れてっちゃったよ」と

追っかけようとする若女将。

そんな風に元気でしゃべくりまくりの彼女のことが、

うどんよりも印象に残ってしまった。



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「さくらや」

■住所
   香川県高松市番町2丁目8-26

■TEL

   087-821-0264
■営業時間
   10:00~17:00

   ※日曜休み

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