(8月30日 読売新聞)
政府は来年度の防衛費の予算をかなり増額して、反撃能力を保有するということだがそれはあまり意味がない。
まず、「反撃能力」というのがアホ丸出しといえる。
つまり、攻撃されてからの応戦を想定をしているようだが、反撃する施設が先に攻撃されてしまうと全く意味がない。
相手が先に攻撃してこないと解っていると、最初に敵は自分の脅威になる場所を攻撃するのが常識だ。
政府は「バカなの?」と言いたくなる。
そんな防衛に何兆円もつぎ込もうとしている。
それが、日本の防衛産業を育成するための方便であれば、まだ理解もできるが、この予算は殆どアメリカの兵器を購入する為に使われる。
根本的に日本の国会議員に国を守るという意識はない。
仮に政治的に先制攻撃が可能となり、敵国の核ミサイル施設に先制攻撃を仕掛けたとしても、全ての核ミサイル施設の破壊は不可能である。
だから、日本がミサイルを発射した時点で、敵国から核ミサイルが飛んで来ると思った方がよい。
敵国からしてみれば、飛んで来るミサイルが核弾頭か通常弾頭か解らないので、日本から弾道ミサイルが発射された時点で、すぐに核ミサイルを撃ち返すだろう。
日本人には理解できないかもしれないが、世界ではそれが生き残るための常識である。
この常識に日本もついて行こうと思うと、結論は1つ
「日本の核武装」しかない。
「アメリカが許さない」などという人がいるが、そんなことを言っている場合では最早ない。
もし、アメリカが日本の核武装に反対したら
「アメリカはワシントンやニューヨークが核攻撃されても、日本の敵国に核攻撃をする準備はあるのか?」
と公の場所で聞けばよいだろう。
アメリカは100%「YES」とは言わない。
政府は防衛費の積み増し分を核兵器開発に回せば、数年で日本は核保有が可能になる。そうなれば、アジアが平和になることくらいの想像力が、日本の政治家には働かないのだろうか?
日本が核武装するのは、最も安上がりで合理的であるし自衛隊員が不足するなか、日本が生き延びるにはそれしか残された道はない。
今から、通常弾道ミサイルの増産を行っても、全く間に合わないことを国民も知るべきだ。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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