昨日、担当している川口市放課後子ども教室全22回が無事に終了しました。この事業は、子ども達の放課後の居場所として地域の人との関わりを持ち、学校生活では体験できない様々な経験を子ども達に提供するという意味の事業です。年間22回のプログラムを子ども達と一緒に楽しみました。
実は1年間スタッフとして放課後子ども教室に参加させていただいておりました。キッズヨガをしたり、工作をしたり、ゲームをしたり、子ども達とたくさん遊びました。実際に我が子が通っている学校ではないため、子ども達を留守番させて他の子ども達と遊ぶという…。 活動の準備をしていると、「いいな~」と寂しそうな次女を置いて仕事に向かいました。(5年の長女がどうぞどうぞ~という感じですわ)
私が入っている学校は、地域のシニアボランティアの方々も参加してくださっています。そしてスタッフには学校の保護者の方もいらっしゃいます。まさに地域の方の参画があり子ども達の放課後の居場所の提供がある学校です。
学童期の子ども達の前に立つという経験がない中、どうやって子ども達と向き合っていけばいいのか最初は戸惑いもありましたがこの頃は子ども達との時間が楽しみに変わっています。幼い部分があったり、大人な部分があったり、それぞれに個性豊かに成長している子ども達。関わりの中で教えてもらうことや元気をもらうこと、試練をもらうこと、私自身も大変勉強になる1年間でした。
学校生活の中での子ども達。放課後に見せる子ども達、お迎え後の子ども達。子どもは子どもでいろいろな顔があるものですね。
我が子もこんな風に学校で過ごしているのかと思うと、なんだか嬉しいような、不安なような、きちんと知ってあげていないような気分です。
地域の繋がりが希薄になる中で、学校以外の誰かと知り合い、実体験を積み重ねることは子どもにとって大きな意味を持つと思います。
本当は放課後の居場所を安全に提供するなんて事業はなくていい世の中が一番なのでしょうが、昨今の地域事情を考えると必要な事業なのかもしれませんね。顔と顔を合わせた人との付き合いが必要な子どももいるでしょうし、学校では味わえない楽しい時間が子どもを育むこともある。社会の子どもとして皆で育てていこうとする働きかけは、親にとってもありがたいの一言です。この事業に携わり、たくさんの方のサポートや仕組みが子ども達の成長を見守っているのだと実感しました。親が育てていると思いがちだけど一歩社会に子どもが出ていくということはそれだけ子どもを見る目が増えるという事。天涯孤独だと思いがちの乳児期の育児も本当はたくさんの人の手と目があり、そしてもっと目を配り手を差し伸べていくべきだということを改めて思っています。
来年は、担当学校の子ども教室でコーディネーターをする予定です。1年間を通して子ども達に何を伝え何を体験させていきたいのかしっかり振り下げていきたいと思います。
只今来年度一緒にお仕事してくれるスタッフさん募集中です!児童指導員、または保育士資格のある方お問い合わせください。(無資格でも興味がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい)
また、子ども達に伝えたいプログラムがある方、団体様も同時に募集中です。
※場所は川口市内、詳細についてはお問い合わせ後お知らせいたします。