今朝のニュース等で驚かれた方も多かったのではないでしょうか――

 

 

 日本人女性の「赤松瞳(あかまつひとみ)氏」がアバジャーニアで行方不明になり、現地時間の16日夕方、カーサ近郊の森の中で遺体で発見されたそうです。状況から察するにおそらく彼女はカーサの滝に向かうところ、襲撃にあったのだと思われます。(※2024年1月の情報で、彼女はカーサの滝へ行こうとして殺害されたのではないことが証明されました。)

 

 

実はこの女性…

 

この記事の中に出てくる人物、まさにその人のことです↓

 

 

 

 

 私たちは最初から彼女のことを要注意人物としてどう注意喚起したら良いものか非常に悩んでおりました。名前を出すわけにはいかないし。

 

 私たちは彼女の肩書についてもずっと以前に調べたことがあります。

 

 脳・認知学者。心理学者。催眠療法士。医療技術者。認知症改善療法士。日本大学国際関係学部を経てオーストラリアのクィーンズランド大学院、サウス・クィーンズランド大学院を修了。国際前世療法学会「IARRT」プロフェッショナルメンバー。オーストラリア政府スカラーシップ受賞。アメリカABS「21世紀に貢献した偉大な女性」ノミネート賞受賞。アメリカ、イギリスの大学等研究機関でリモートビューアーとして活躍。

 

 クイーンズランド大学に在籍していたことは間違いないようでしたが、他の経歴についてはどう調べても全く実体が掴めませんでした。森先生は彼女がこの肩書を使い始めるずっと前からか彼女のことを知っており、その時に聞いた情報と矛盾しますので、おそらくほとんどウソです。

 

 しかもなぜか彼女は本当の経歴は隠しています。彼女はシータヒーリングというヒーリングを日本に最初に紹介した2人の女性のうちの一人で、(もう一人の大久保氏も既に他界しています)シータヒーリングジャパンの最初の代表だったのです。シータヒーリングの理論とカーサの在り方は全く相反するものですので、なぜ赤松氏がカーサに入り浸るのか私にはずっと謎だったのですが、おそらく彼女はカーサでホンモノの能力を身に着けたいと密かに願ってのことだったのではないかと思います。

 

 ですが、上記の記事にあるようにカーサについての嘘やデマをまき散らすことで、私たちもずっと困り果てていました。そして同じ日本人として「恥ずかしい」という思いを抱いていました。

 

 最初はまだ可愛かった彼女の嘘も、近年ますますエスカレートしていくばかりだったのです。

 

 2020年3月下旬に私たちが現地に滞在した時の話です。赤松氏は私たちツアーメンバーのことを指して、

 

 

「このなかにコロナに感染している人が2人いる!」

 

 

 というデマを広められたのです。(話の真実味を増すために具体的な数字を言うのがこういう人の特徴ですよね)

 

 おそらく霊能者気取りで何か見えたフリをしてそうしたことを言ったのでしょう。彼女はメールでそれを他の巡礼者たちに次々と拡散していったそうです。同じポウザウダに泊まっていた良心的なアメリカ人巡礼者の一人がそのことを教えてくれました。「あなたたち、こんなこと言われてるよ」って。

 

 赤松氏は非常に英語が堪能でして、しかも一見人懐こいものですから(おそらく演技性パーソナリティ障害を患っておられたとわれわれは見ています。)現地に長期滞在している巡礼者達の間では非常によく知られた存在でした。

 

 ジョンオブゴッド不在、しかもコロナ禍でほとんど巡礼者も少なくなっていたカーサでしたが、私たちが「コロナに感染している」というウワサでそれはそれは大変な騒ぎになりました。しかもその情報はアメリカでカーサについて情報を発信してくれている方のところにもすぐに届き、「カーサにコロナ患者が来てしまったからカーサは閉鎖されてしまったのだ」と世界中にデマを流されてしまったのです。

 

 赤松氏は私たちに対してそうやって遠巻きに嫌がらせをするばかりでなく、私たちが懇意にしているタクシードライバーのIZM氏を大勢の前で怒鳴りつけたそうです。

 

 「あんた、よくもコロナを運んできてくれたわね!!みなさーん!!この人はコロナ患者を連れてきたのよ!このタクシーは汚染されてるわ!みなさん、こんな人のタクシーに乗ってはダメよ!」

 

 と。

 

 あの温厚なIZM氏が顔を真っ赤にして怒っていました。私たちはIZMさんにも申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

 当時のことをなまぬるーく書いた記事がこれなのですが、コロナ感染者のレッテルを貼られたことはさすがにこの時書けませんでした… ↓

 

 

 今でもカーサ長期滞在者たちの間では私たちがアバジャーニアにコロナを広めたと思っている人達がいると思います。残念ですけれども。

 

 ですが、もちろん、帰国後の空港でのPCR検査では私たち全員陰性。アバジャーニアの皆さんにはそれを知っていただく方法がないのが残念でしたけれども、私たちは非常に悔しく、悲しい思いをして帰国してきたのです。(もちろん、その直後にジョアンさん釈放のニュースで狂喜乱舞したことは言うまでもありません!)

 

 3月のカーサ滞在中、私は森先生にこう尋ねました。

 

 「赤松さんの言っていることは全部嘘だっていうこと、今巡礼に訪れている人達にもできる限り知らせた方がいいのでは??エンチダージはなんて言ってる??」(スタッフの間でも彼女を信用してしまっている人が結構いるにはいます。)

 

 森先生はいつものすしにぎにぎポーズでエンチダージにチャネリングし、きっぱりとこう答えたのです。

 

 森先生「何もしなくてよい。彼女は… 消えます!

 

 今思い出すと、その時の森先生の言い方はゾッとするものがありました。

 

 昨年あたりから、赤松氏がなぜか巡礼者たちの銀行口座番号を聞きまわっているという変な噂もたつようになりました。彼女は日本に帰国しては怪しいセミナーをやったり雑誌の取材を受けるなどしてお金を稼いで、またブラジルに戻る、ということを何年も繰り返していたようなのですが、今はコロナ禍でほとんど移動が出来ないためか、来月にはついにネットを使って日本でセミナーのようなことしようとしていたようです↓

 

 

(以下、セミナーの紹介文の中から)

 

 「最近世界中から特殊能力者が集められ、コロナウイルスを封じる実験が行われたのですが、赤松さんは祈りを通してウイルスを完全に消去してしまうという不可能と思われていた結果を出されました。消すことに成功したのは赤松さんお一人だったといいます。」

 

って、

 

 そんなのウソに決まってるじゃん!!!!

 

 

 私たちはこのことに関しても「主催者に教えてあげた方がいいんじゃない??」って思ってましたけれど、森先生にチャネリングしていただくとやはり「なんにもしなくていい」ときっぱり。

 

 彼女が殺害されたのはその数日後、10日のことだったとのことです。

 

 エンチダージはそれまで必死に彼女の虚言癖を治そうとしていたに違いありません。上記の記事の中で書きましたように、エンチダージはどのような人も懸命に救おうとします。ですが、彼女の虚言癖は何年経ってもひどくなるばかりでしたし、さすがにこのコロナ禍に乗じてのこれ以上のデマ拡散について見逃せなかったのではないかと思うのです。

 

 最後に…

 

 ニュースに出てくる 「アカマツさんは2011年の東日本大震災で被災し、放射線の治療を目的に2年前にブラジルに移住したとしています。」

 

 という情報も全くの嘘です(笑) 

 

 詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー彼女のご冥福をお祈りいたしますー

 

 

元のニュース記事についてリンクを貼っておきます。↓