世界観ブログ
第49話
アパレルの物流センターで正社員として
楽しく仕事していたのですが、
勤続4年目である事件が起こります
ある日、私たちがいつも通り仕事していた時に
上司から後で社長が来る
というお話がありました
なんだかいつもと違う、
そんな雰囲気になっていました
社長が来ることもかなり
珍しい話だったのですが、
みんなに話があるということが
かなりの違和感でした
広い物流センターの真ん中に折り畳みの
パイプ椅子が並べられて、
これから起こることが私には
全く予想もつきませんでした
その後社長が登場!
物流センターで働く全ての人が集められました
社長のお話が始まりました
「今回、この物流
センターを閉めます」
物流センターは新しく建てられてわずか2年
なんの予兆もない突然の出来事でした
正社員は保留、
他のパートさんやアルバイトさんは
全員解雇
とても厳しい現実でした
社長の話を聞いて、
泣く人まででてくる始末
これからどうするか、
本当にショックだったと
みんな口々に話していました
さて、正社員は保留ということで、
1人1人呼ばれることになり、
私の順番がきました
本当にこの時はドキドキでしたね
社長と部長がいて、
今後のことでのお話でした
辞めるか、
店の販売員として働くか
その2択しか
ありませんでした
私は以前ブログでもお話したのですが、
初めての正社員がアパレルの販売員で
とても辛い経験をしていたので、
当然アパレルの販売員をする気持ちにもなれず
(アパレル販売の時は体調も
ずいぶん壊していたので)
結局”辞める”という
選択肢しか
私にはありませんでした
4年間色々あったけど、
それでも楽しく続けらていたこのお仕事も、
長くは続けることができませんでした
自分に合わず辞めたり、
解雇になったり(ほとんどが解雇なので)
中々定職につけず、
いつも頑張りが空回りしていた私
この頃は本当に
悩みだらけでした
母と私2人の生活では私の収入が主だったので、
当然急に収入がなくなるというのは、
本当に困った事態でした
慌てて次の職を探すようになるのですが、
すぐにすぐ正社員の仕事が
見つかるわけでもなく、
取りあえず働けるところをと
必死で職を探していたのを思い出します
とにかく何でもいいから仕事を
本当に一生懸命でした
この頃は本当にうまく
いかない人生でしたね
解雇通告から約1カ月後
ほぼ全員が退職していきました
私の悩みはもう1つ
片想いしていた同僚に想いを伝えるか
どうするかそれもまた悩んでいるところでした
退職したらもう会えなくなるので、
急がないといけない状況になって
しまって焦っていました
続きは次回