世界観ブログ
第42話
家族解散から、
叔母の家でお世話になる事になった私
叔父、叔母、祖父、祖母、
そして私の生活が始まります
私は以前から叔母は
尊敬する人だったので、
一緒に暮らすというのは気も使いますが、
嬉しかったのを覚えています
この頃私は、アパレルの物流倉庫での
正社員のお仕事をしていたので、
ほとんど家にはいませんでしたが、
家事がほとんどできなかったので、
本当に戦力にならなくて、
叔母もよく受け入れてくれましたよね本当に
今でも本当に感謝です
叔母は、基本的に私がモタモタしていても
見守ってくれる人で、
冷静にいつもアドバイスしてくれて、
絶対に否定したりしない
理想のお母さんみたいな存在でした
母にこれを言うのはNGですが
私にとって、今でも大好きな叔母です
1度だけ、本気で静かに怒られた時は
かなりへこみました
普段怒らない人が怒るのって、
本当に恐い!
私が居候し始めた頃、
家にお金を払うという約束を
やぶってしまったからです
なぜそんなことをしたのか、
記憶がはっきりしなのですが、
当時はかなり猛反省しました
その後はちゃんと払いましたが
それは怒りますよね
居候してしばらくすると、
祖父の体調がどんどん悪くなっていきます
ガンでした
ある朝、よく祖父の部屋に朝食を
持って行っていたのですが、
元気になって貰いたくて
「元気になってたくさん
食べられるようになるといいね」
そう祖父に言ったのですが、
その言葉で大激怒
祖父も病気で弱っている時期だったので、
この言葉は祖父にはダメだったようで、
あとで祖母にも
「余計な事言うな」って
言われて凄く𠮟られました
なぜそれを言ったかという理由を伝えても、
それが余計だって言われて
ギスギスした時期もありました
その時は分かってもらえなくて
とっても悲しかったのを覚えています
「病気の人に言葉をかける時は慎重に」
とても勉強になりました
その後祖父はどんどん弱っていき、
ついに入院することに
いつ容態が悪くなるか分からないため、
付き添いが常に必要な状態に
祖母、叔母、私が交代で
病院に泊まることになりました
その後、容態が悪くなったり
良くなったりを繰り返し
この時人生で初めて、
人の死というものに
間近に向き合うことになります
続きは次回