息子の不登校3~彼の性質 と 私のインナーチャイルド~ | True colors *ありのままの自分でこそ輝ける*

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夫や子供たちへのイライラから抜け出したくて 自分とたくさん対話した。
「ありのままの自分」を否定していたから 生きるのがつらかったんだ。

True colors are beautiful, Like a rainbow.

私だからこそ伝えられる言葉、アートで表現していきます。

こんにちは。えみです。ひまわり

 

 

はじめましての方は、こちらへ♡

 

 

クローバーこれまでのお話クローバー

 

息子の「宿題したくない」という思いをきっかけに、

私自身が「宿題はやらなきゃいけないもの」と思っていた思い込みに気づき、

同時に、「無理して宿題していた幼い自分=インナーチャイルド」を癒したことで

息子の本当の気持ちに気づき始めることができました。

 
息子が本格的に学校に行きたくない、と言い出した。
夫は息子を学校に行かせたいと躍起になる。
それにモヤモヤを感じた私は、インナーチャイルドの声に耳を傾け、
自分自身が幼いころに身につけた思い込みによって苦しかったのだ、と気づく。
そして、自分の中にある不安を解決していくことを決意し、
その中でHSC(Highly Sensitive Child)という言葉と出会う。
 

 

 

 

HSC(Highly Sensitive Child)という言葉と出会い、

 

息子がこのHSCではないか、という思いが強くなります。

 

 

 

<HSCかどうかを知るための、23のチェックリスト>

 

01 すぐにびっくりする

02 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
03 驚かされるのが苦手である
04 しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある
05 親の心を読む
06 年齢の割りに難しい言葉を使う
07 いつもと違う臭いに気づく
08 ユーモアのセンスがある
09 直感力に優れている
10 興奮したあとはなかなか寝つけない
11 大きな変化にうまく適応できない
12 たくさんのことを質問する
13 服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる
14 完璧主義である
15 誰かがつらい思いをしていることに気づく
16 静かに遊ぶのを好む
17 考えさせられる深い質問をする
18 痛みに敏感である
19 うるさい場所を嫌がる
20 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
21 石橋をたたいて渡る
22 人前で発表する時には、知っている人だけのほうがうまくいく
23 物事を深く考える

 

 


 

 

息子は生まれた時から、とても神経質だ、とは感じていた。

 

 

抱っこじゃないと寝てくれなかったり、

夜泣きに悩まされて、夜中じゅう、ずっと抱っこだったり、

横になれないので、座椅子で抱えながら私が寝落ちしたり…

 

 

ちょっとの変化にも過敏に反応していたし、

 

 

自分の思いと少しでも違うと、暴れて手がつけられなかったり…

例えば、バナナを切って出したら、

「切らないで1本で食べたかった。元に戻して!!」

と、(冷静に考えれば現実的に無理なことでも)自分の思い通りにならなければ暴れ続ける。

何か代案や気分転換になるようなことをしてみても無理…みたいな。。チーン

 

 

第一子だし、私自身が神経質に育てたせいかもしれない… 

↑無意識に自分責めゲロー

 

と、“気のせい”にしてきた。

 

 

 

 

でも、息子の不登校に直面して、

 

これは彼の“生まれながらの気質なんだ”、と改めてわかった。

 

 

 

 

上のチェックリストのうち、私が今一番気になったのはこの二つ。

 

11 大きな変化にうまく適応できない
14 完璧主義である

 

 

 

11 大きな変化にうまく適応できない

 

彼は、引っ越し・転校という、この大きな変化に適応できないでいる。

 

何がそんなにつらいの?と聞いたとき、彼が言ったのは

 

「ぼくはまだ おおさかに なじんでいないから。」

 

心が、体が、東京での暮らしになじんでいる。

大阪の空気、言葉、人、、大阪での暮らしに、まだなじめなくて、つらい。

ということだと思う。

 

そして、

「おおさかに なじみたくない」

とも言った。

 

どうして?と深く聞いていくと、

 

「とうきょうのことを ともだちを わすれてしまいそうで こわいんだ」

と。

 

 

年長まで5年間通った保育園の友達、先生、

そして、コロナの影響で、まともに通学したのは1か月弱だった小学校でさえ、

彼にとっては大切な思い出。

かけがえのない友達。

 

 

大阪になじんでしまうと、すべてが上書きされてしまうような感覚

大事な思い出や友達を捨ててしまうような恐怖

なんだろうな、と思った。

 

 

だから、大阪にはなじみたくない。

だから、大阪弁は使いたくない。

 

 

涙が出てくる。

 

彼はこんなにも、小さいからだとこころで、ひとりで、

張り裂けそうな想いを抱えていた。

 

 

 

14 完璧主義である
 

これは以前から感じていたこと。

 

でんぐり返しやストライダー、さかあがり、何にしても、

上手になってからじゃないと、人に見せたくない、という思いが強かった。

 

母親の私とは割と一緒にいるので、少なからず見られてしまうわけだけど、

それでも、一人でこっそり練習して、

「見て!」

というときには、できている状態だった。

 

 

逆に、できていない状態で見られることを嫌うので、

 

まだできないこと(例えば逆上がりなんか)を

「やってみてよ~」とお願いしても、

「やだ!」と断られた。

 

 

 

親バカのようだけど、

自他ともに認める、息子は「よくできる子」だと思う。

 

 

4月生まれということもあるだろうけど、

責任感も強くて、割と何でもできるので、

 

保育園でも先生方から頼りにされて、

クラスの低月齢の子の面倒見をお願いされていたり、

 

発表会でも主役に抜擢されたり、

 

そして、年中組の時は、年長さんの卒園式で代表園児に選ばれたりもした。

 

 

 

でも、卒園式の代表園児、

息子は、「本当はやりたくない」と、その時初めて伝えてくれた。

泣きながら。

 

その時は本人も多くは説明できない年齢だったけど、

 

おそらく、

 

*先生に言われたからやらなきゃいけない

 (強要されて、というよりは、自分が必要とされているなら…という感じかと)

 

*代表だから上手にやらなきゃいけない

 

*でも、間違えたり、失敗しちゃいけない、と思うとつらい。。。

 

という感じだと、私は察して、

先生に相談して、その時は代表園児を辞退させてもらった。

 

 

今振り返っても、「自分、ナイスジャッジ!」と思う。

 

 

 

 

 

今、この完璧主義が彼を苦しめている。

 

 

前の記事にも書いたけど、

 

*宿題はしなくちゃいけない のに 

 できない から ツライ

 

*学校は行かなきゃいけない のに 

 行きたくない から ツライ

 

*youtubeは止めなきゃいけない のに 

 おもしろくて止められない から

 自分はダメだ と思って悲しい

 

 

 

息子は、

自分はダメな子だ

と思っている。

 

どうせ、ぼくなんて

と嘆く。

 

 

 

私自身、子供のころ、

すっと「どうせ私なんて」と思って生きてきた。

 

 

どうせ私なんて できない子

 

どうせ私なんて 愛されていない子

 

どうせ私なんて いなくなっても誰も悲しまない

 

どうせ私なんて … しんじゃえばいいのに。。

 

 

 

息子の「どうせ、ぼくなんて」を聞いて

 

心臓が張り裂けそうになった。

 

 

 

私自身のインナーチャイルドを癒して、息子に向き合おう、と思った。

 

私は親に、「ありのままでいい」と認めてもらえなくて、つらい思いをしてきたみたい。

“頑張らないと私には価値がない”と思い込み、

本当はやりたくない宿題から逃げた自分=怠け者の自分とか、

を見つけては、自分を責めた。

 

自分を責め続けた私は、

自分で自分を褒めることができなくなって

 

他人に評価してもらわないと不安、になった。

他人の目を気にし続ける私は、どんどん苦しくなっていったよ。

 

 

 

 

 

息子がHSCだとしたら、誰が悪いわけでもない。

 

 

私や夫の育て方の問題じゃないし、

 

もちろん息子も悪くない。

 

むしろ、彼自身もすごくしんどい思いをしてきたに違いない。
 

 

 

 

きっと彼自身、今、とても生きることが苦しいはず。

 

 

だから、苦しいことから逃げたくて

youtubeに没頭しているのではないか、と思い始めてきた。

 

集中力半端ないので、お昼ご飯も食べずに見続けたりする。

 

集中していると、当然、私のことも見えていないし、声も聞こえていない様子。

↑これは私自身もそうなので、よくわかる。

 

 

 

息子も暴れたくて暴れているわけじゃない。

 

暴れているのは、自分でも抑えられないくらいの衝動があるからだし、

自分でも悪いと思っているから、どんどん自己肯定感が下がるんじゃないかなぁ。。

 

 

 

まずは、彼をそのまま受けとめてあげたい。

自分がそうして欲しかったように。

 

 

 

そして、一緒に、”彼の性質”の理解を深めていって、

彼自身が、自分がどうしてこんな気持ちになるのか、をわかるようになれば

 

現状の、

よくわからないからこそ 不安 な気持ちを

和らげてあげられるんじゃないか、

 

と思ったりしている。

 

 

 

長くなってしまったので

今日はこのへんで。

 

 

この旅はまだ始まったばかりだ。。。

 

 

 

つづく
 

 

 

 

 

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