▲ 【CONTENTS 1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後
(ポラリスHP)
(全10話)
第50回です。
☆記事中に、「うつ病」という言葉が出てきます。ただ、病気についての具体的な描写はありません。
スマホの後ろに…?
前回記事で書きました。
スマホの裏のイラストですが、、、
「これ、なんだか、わかった?」
「これはね、にんじんなのよ」
「りんごだとほら、◯Phoneそのままになっちゃうからね。
私たち、うさぎだし。(笑)ということで」
だそうですよ。
というわけで、姉に電話です。
「明日、病院に来てほしいんだ。お姉さんに」
というひるなま。
ひるなまは、
私のメンタルが心配だったのです。
特に、このセリフは原文ママ、この通りに言われた気がします。
この図で見ると、わかりやすいですね。
私は
(胃ガンじゃなかった…)
のところでホッとして、思考がストップしていたわけです。
だから急転直下、寝耳に水、全てその通りですよ。さすが、ひるなま
持つのか…?
なぜそんなに、ひるなまが、私のメンタルを心配していたかというと、
ひるなまが腹痛を訴えた日から、この日まで、得体の知れない、初めて味わう恐怖感をずっと感じていました。
なんとも言えない、輪郭のはっきりしない違和感。
おそらく、
闘うべき、得体の知れない腹痛相手(=ガン)のことだったと思います。
不安なのは、当然のことですよね。
ただ、私の場合それだけじゃなかった。
この日初めて、
私ひるなまの夫は、
「この先起こる事態に、うつ病の私自身が耐えられるのか…?」
「妻を支えられるのか?」
と、はっきりと思いました。
自分の心の健康に対し、不安な気持ちを自覚したのです。
ひるなまより先に泣かない。
自分ルールは作った。
とりあえず、このままじゃダメだ。と思って。
自分だって、ひるなまの役に立ちたい。
恩を返したい。その思いは嘘じゃないです。
そして、「先週」(腹痛、B病院、Pクリニック、マイクパフォーマンス、台風)はとにかく必死でした。
次々と降りかかる難題を、とにかくなんとかしなきゃと。そして、早く(ちゃんとした)お医者さんに、見てもらわなきゃと。
無我夢中でした。
しかし。まさにこの日からだと思います。
ひるなまが「お姉さんに電話して」
と依頼した時から、はっきりと意識できたと思うのです。
私が思う、私自身への不安。
ほんと、
ひるなまは私のことを、よく見てくれていたんだな、という嬉しさ。
自分の異変だけに集中させてあげられなかった、申し訳なさ。
このページを読むたび、甦ります。
ひるなまの夫。この時点では、いわゆる「寛解」の状態だった。朝起きて、普通に出勤して、夜寝ていた。
しかし、ひるなまは、夫のどん底時代を知るだけあって、「ぶり返す」ことを避けたかった。自分の病気のためにも、そしてきっと夫のためにも。
今回はここまでです。
今日もお読みいただき、
ありがとうございました
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ここまで、私たち夫婦を支えていただいた皆様のおかげ様です。
本当にありがとうございます。
では、失礼します。
※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます。
ひるなまの夫