▲ 【CONTENTS 1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後
(ポラリスHP)
第45回です。
内なるリアクション
ひるなま曰く
「バリウム検査」のお尻版
注腸造影検査が、終わります。
↑…「元気です」は 全年齢対象の本です。
以下、画像は全て第2話より。
待合室から呼び込まれ、
ひるなまの後ろに立って、
R医師が座るデスク、
そしてこの後、検査結果を映すだろうモニターの方を向きます。
で、注腸検査の結果が、↓
ひるなまは即座に驚愕します。
「それ知ってるー!!! 大腸ガンか…‼︎?」
ひるなまの夫も、驚愕します。
両者のリアクションの落差が、
お分かりになると思います。
私は、元々鈍い上に、
当時はこんな写真は見たことがなくて、
度肝を抜かれました。
ガンとか、腸閉塞という言葉と
この画像を、
即座に結びつけることができませんでした。
リスペクト
脱線しますが、
初めて私が、
「元気です」を読んだ時のことです。
過去のインタビューで応えた通り、
「末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる」
の制作に私は関わってません。
そして、
初めて読んだのは、
単行本化されてからです。
(長くなるので、
初めて読んだ日の詳細は後日…)
ですから、
単行本を読んだとき、
初めて、ひるなまの、
この↓リアクションを知りました。
※ 自習済だそうです
そして、
単行本を読み終えて、
いろんな感情が渦巻くわけですが…
その中の一つが、
「いつの間に自習したんだ?」です。
だってね。
腹痛が激痛となって、
B病院行って追い返されて、
Pクリニックでゴッドハンドに腫瘤ありと言われ、
台風に備えて、
そしてA病院、下剤、検査。。。
この間も、
激痛ではないものの、
痛みは継続していたわけですよ。
そんな時間は果たして、あったかなと。
※あるいは、
もしかして倒れてB病院に行く前から?
腹が減る自覚症状の時から・・・?
そして、「勇敢だな」と思いました。
私だったら、自らに痛みをもつ段階で、
アップルコアサインのところまで、
自習するのは怖いです。
怖いはずなのに、短い時間で予習したということは、躊躇なく、敵陣奥深くまで切り込んだからじゃないかなあと、思うわけです。
ネットでの調べ物も、まあ得意中の得意ですし、本誌に出るように医療者の知り合いを頼ったかもしれない、そのあたりのことは詳しくは聞いていなかったのですが、
ガンってことです…か…?
ゴッドハンドから、
と言われて、安心したのが、先週。
その日以来、私は、
数日ぶりに、「ガン」というワードを耳にします。
それはひるなまの口からでした。
「これってつまり
ガンってことです…か…?」
って確か、言いかけたんですよ、私。
ところが、すかさずR医師は…
は?
早えよ! 答えるのが!!
ん?
何これ、何これ告知?
今流行り? なの?
このさらっと告知は?
(まだ告知ではない)
というプチ混乱に陥る私。
↑私の混乱を、背中で感じていたらしい。笑
ここからちょっと記憶がないんです。
覚えてないよ。
ふと我に返ると、
いやいや…勝手に話を、進めるなおい!
R医師に対して、
今は何も思わないですけど、
むしろ良くしてくれて感謝しかないですけど。
けども、
まだこの時点では、
R医師に対する、
私の印象は最悪ですよ。笑
しかし、
この時のことは覚えています。
「私の妻は、なんて勇敢なひとだ」と
私ひるなまの夫は
心底、感じたのでした。
闘病中、
常にひるなまに抱き続けたリスペクトが、初めて芽生えた瞬間でした。
R医師、そしてひるなまの言葉にショックを受けるひるなまの夫。
ガンという言葉は、先週振り切ったはずだったのに…明日はそのままお腹空っぽをキープしたまま大腸内視鏡検査となる。
今回はここまでです。
今日もお読みいただき、
ありがとうございました
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では、失礼します。
※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます。
ひるなまの夫