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▲ 【CONTENTS 1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後





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前回はこちら↓

にっこり「末期ガンでも元気です」第1話はこちら

ポラリスHP)




第44回です。







  通院の朝はいつも


と言うわけで、深夜の腹痛にも耐え、

息も絶え絶えに、検査のためにお腹の中を空っぽにした、しかしそれが故に腹ペコなひるなま。


そして、人知れずひっそりと自分ルールを決めて、ひるなまに気付かれないよう迅速にバターロールを口に詰め込んだ私、ひるなまの夫



2人は「注腸造影検査」のため、Pクリニックのゴッドハンドが紹介してくれたA病院へ。



※再掲

注腸検査について詳しく知りたい方は↓

リンク:国立がん研究センター 東病院HPより 消化管造影(X線TV透視撮影)検査とは 



ちなみに…少し長くなりますが

毎回の通院時の朝の思い出に、お付き合いください。にっこりにっこり




私は、ひるなまが通院を始めて以来、

セカンドオピニオンの一回以外、

全ての日で、朝、一緒に行きました。


大体私が朝、起こします。



妻の場合ですが、化学療法の日は、


概ね、

午前に血液検査と診察、

午後に化学療法


を行います。だから、ひるなまは朝に(早朝に)起きなくてはいけません驚き


そのため、

朝起きて、そのまま私が付き添っていっしょに病院に行くのが、自然なわけです。



※化学療法にも様々な種類があるが、妻の場合、5時間以上もかかる抗がん剤治療を受けた時期が、いちばん長かったよ。…この話は後ほど。



↑第2話より。




  二択


そして病院。

毎回、私が運転する車です。


徐々に病院が近づき…

そして敷地内に到着、病院玄関とロータリーが見えてきます。


そのタイミングより早く、


到着前の最後の信号あたりで、私は確認の質問します。



「自分で行く? 

 いっしょに行く?」



…つまり

・吐き気や眠気がなく、安全に歩いて(歩きながら寝ることなく笑)、自ら病院で受付ができる時は、

「自分で行く。」


→私はロータリー、玄関前でひるなまを下ろして、その後車を駐車場に停めてから、合流します。


別行動。この方が、早く受付できますよねにっこりその分、後の行程も早く進む。

 


しかし、

・倦怠感や吐き気などが強い時、

そもそも、ぐーぐー寝てるふとん1時は


「いっしょに行く。」

(寝てたら応えられないから強制)


このケースでは、付き添わないと危ない


車を駐車場に停めてから、手を握って、あるいは腕に手を添えて、フラフラするひるなまを連れていきます。


 ロビーで、まず診察券や保険証など預かって、ひるなまをソファに座らせます。そのあと受診の受付をします。またCTや血液検査があればその検査受付まで済ませてから、ソファに戻る。



ちなみに、

この場合の眠気は、夜更かしが原因ではなく(そういう日もあったけど笑)、化学療法の副作用の吐き気を止めるための、吐き気止めの薬の副作用です



仕方ないとはいえ、

この眠気ともうまく付き合うことが、化学療法を受けるためには必要不可欠でした。


※この話はまた後ほど。 

※副作用は人によります。





では注腸検査の日はどうしたか

と言いますと、


そんなことは聞かずに、一緒に行きました。

まだそんな2択は、思いつかないので。


通院の日々は、始まったばかりです。


何より、腹減りうさぎのひるなま無気力を、

1匹で放り出すわけにもいきません。


その後、病院内のコンビニで、あのパンケーキを買ったんです。



※↑ごめんね、パンケーキは単行本を購入した方しか読めないお楽しみ部分なので…

内容に深く触れるコメントは控えていただけるとありがたいです。





  いざ検査ですが…


いざ、注腸造影検査です。


が、



くわしくは、

「元気です」第2話を読んでください。




当然ですが、私は見ていませんからガーン

立ち会えないので、書きようがないです。



作中では、

ひるなまは「バリウム検査」のお尻版と申しておりますよ


本職・エロ漫画家の技能を生かして、

検査の様子を活き活きと描写していますよにっこり


↑第2話より。

…「元気です」は 全年齢対象の本です。



検査の性質上、家族は立ち入れませんニコニコ



ちなみに検査室に隣接する待合室で覚えているのは…



・今まで入ったことのないような、物々しい空気。


・待合室を出入りする際、つまり廊下に繋がるドアを開けるたびに、看護師さんに声をかけねばならない厳重さ。


・そして、ドアに貼ってあった大きな☢️のマークと警告文。



いやあ、結構時間かかったと思います。

待ったよ…




  待つ間、考えていたこと…



1

2日仕事休んでいるので、うーん…あまり気が進まないけど…


→一応、上司に謝意を伝える電話、引継ぎ事項の再確認

(有給で休みは取得済み。)


2

ゴッドハンドが言っていたように

胃がんの心配は、ないわけだから…


まあ、何にしろその、

腫瘤の正体が何か、分かればいいんだよな…

一体なんだろう、腫瘤って…緊張するな…



3

ひるなまは、お腹が減ると、

気持ち悪くなっちゃうからな…


大丈夫かな…

早く、さっき買ったパンケーキを食べて、家に帰りたいな。


そして、

今夜は何を食べようか…






  写真で一言


おつかれさまー驚き



もうちょっと休めないのかな…

時間がなかったのかな先生も…

まあ、

そもそも、ねじ込んでもらった検査なわけだし。

仕方ないのかな。




そしてついに、内科医R先生から、

あの写真を見せられることになります。



 





 
注腸検査の結果を見せられる2人。
リアクション、そして胸の内は、それぞれ異なっていた。

そして、R医師によるさらなる衝撃の一言…。




今回はここまでです。




今頃、ロッテの「爽」をすくってファンタメロンに浮かべてクリームソーダしてる頃かな。




今日もお読みいただき、

ありがとうございましたにっこり







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では、失礼します。

 

※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます

 

ひるなまの夫


 




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