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▲ 【CONTENTS 1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後




 

にっこり「末期ガンでも元気です」第1話はこちら








今日の記事は、


東洋経済ON LINEさん内、


先月21日に発表された、

「41歳で逝ったBL漫画家」明るく描いた闘病の軌跡

という記事を元に書かれています。



まだご覧になってない方は、

以下のTwitterリンクからご覧くださいませ。


(今日まで、yahoo!ニュースや、Livedoorニュースなどでも同一の内容が配信されております)





  「ネットで故人の声を聴け」



東洋経済ONLINE内の、

「ネットで故人の声を聴け」



というシリーズ連載において、


取材いただいたものをもとに、記事にしていただきました。





(ライター:古田雄介さん(@yskfuruta))




  ご協力した理由



初め、古田さんからご依頼をいただきました。



まず、私たち夫婦のTwitterやブログ、そして「元気です」の内容を元に、


ひるなまが歩み、私が引き継ぎ動かし続ける、

「ひるなまの足跡」を追って記事を作成したい、


そういった趣旨のもとのご依頼でした。




そして、

闘病の際に家庭間の問題に直面するケースがあり、

何か、助言がもらえれば…


とのことでした。



私としては、


こうしたありがたいお話を戴いたからには、

今日までにしてきた経験、思い、決断してきたことと、その結果とこれから

を共有したく思いました。



そして、

1人でも多くの方々…

特に闘病中の方、

さらには家族関係に問題を抱えながら闘病に臨む方々に、何か力になれるような情報を、お示ししたい思いでした。


このあたりが、

ご依頼を受けた理由です。





なお、

今回の記事は、本人や私がSNS上で発信しなかった未公開エピソードを含んでいます。


この点については、あらかじめ配慮した記述内容をもとに、フレックスコミックスさん、そして古田さんと厳重にチェックを重ね、妻や私の特定には繋がらないようにしています。


また、ご覧の方によっては、


「・・・結構踏み込んでるな」


と、一部で思われたかもしれませんが、

上にあげた、協力した理由と、伏せるべき内容を秤にかけて、

現段階でお話しできるギリギリまで、今回話しています。



  「お肉を焼いてケーキを食べた日」 

(5/8PAGES)



※記事内、埋め込みTwitterより・・・

 


この日は楽しかった。


美味しいケーキを食べました。

2人でよく行ったケーキ屋さんです。


お肉も。

自家製ローストビーフですね!

珍しく自画自賛してました。

お店のやつよりうまいぜ🐰とかなんとか。笑

でも、本当に美味しかった!


分かりにくいですが、ローストビーフは中央がお花になるように飾り付けました。


2人でできた、最後の誕生日会になってしまいましたね。


会を始める前に、

ひるなまの夫は、とある告白をしました。




改めて、30ヶ月クリアだね。おめでとう。

ずっとひるなまには、俺の病気のことで迷惑を沢山かけてしまった。


だから、俺はこの30ヶ月は、自分の「命の恩人」にその恩を返そうとして、やってきたつもりなんだ。


うまくできなかった日も1日や2日じゃないけど、

必要としてくれてありがとう。


でも、もし「要らない」とか「いてほしくない」と言われれば、迷惑をかけたけじめに、離婚なりなんなりするつもりだったんだ。


それでも、ずっとそばにいさせてくれて、嬉しかったし、今日まで2人でいられて楽しかったよ。


不満も言いたいことも、沢山あると思うんだけど、・・・どうだった?





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うん、なんかそんな気がしてた。
感じてた。

そばにいてくれて、本当に助かったよ。

君がいなければ、病院にはとても通えなかったし治療も続けられなかった。


朝起きれないし、絶対、あたし。笑


ありがとう、君がいてくれてよかった。





・・・という一幕がありました。


過去に、このブログや、夫への女子SPA!インタビューにあったように、


私が「命の恩人」と思っていることや、

ひるなまへの恩返しをするべく、不退転の気持ちで日々の闘病に今日まで臨んできたことを、初めて伝えることがのです。


(「業」の話は、伝えるようなことではないから置いておいて)



ここまで書いて、

ちょっと「言わせてしまってるかな驚き」 

とも思ってますけど…。


でも自分の気持ちを伝えて、感謝を逆に伝えられたのは、嬉しかった。



☆参考: 「命の恩人」について書いてます


☆参考:「業」について書いてます



  「現実もTwitterも変わらない部分」

( 8/8PAGES)



「正義感が強く、他者への労りの気持ちを持ち、時に奔放でスケベでいい加減で、自由を好み、潔く、明るい。そしてオタクであり、美味しいものを食べるのも作るのも大好き。このあたりは、現実もTwitterも変わらないと思います」



・・・古田さんからの質問は、「私がひるなまのTwitterを読んだ時の、現実の妻との違いを感じた部分は?

でした。


なんか、こんな感じかなあと思って、思ったことをそのままお答えしました。


みなさんは、どう思いますか?





  「Twitterは目にしたくないものを避けにくいから」

(8/8PAGES)


過去、何度か私に話してくれていました。



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病気のことに限らないけど、突然目に飛び込んでくるから、見たくないものも見ちゃうのよ。

通勤中の電車とか、お昼休みとか、暇つぶしの時とかさ、特に覚悟もしないでだーーーっとタイムライン見たりしてるとさ。




後に「元気です」を読み返したり、ひるなまのTwitterを見返すにつけ、



読者、フォロワーの心的負担を避けるため、

「超絶ポジティブ闘病記」と銘打った「末期ガンでも元気です」の作者であり主人公、「ひるなま」として、


伝えたい部分、伝えたくない部分をギリギリ選び取って、発信している

そういう配慮ある振る舞いをしていたんだ



と、思いました。


「ポジティブ闘病」を掲げて発表した妻なりの、皆さんへの配慮ではないかと思います。


※ 数多くある闘病アカウントの発信内容を、私や妻が批判するものではありません。


読者さんへの影響力を、妻なりに考えて、出した結論だと思います。ご理解、ご了承くだされば嬉しいです。





  「心を鬼にして両親の壁に」 

(8/8PAGES)


絶縁したことは、記事にあった通りです。

私は、「元・義両親」を絶対に許しません。



「心を鬼にして」と、

表現が柔らかくなっていますが、鬼となって、断固闘った自負があります。



髪の毛一本、渡しませんでした。

そして金輪際、許すことはありません。


今お話しできることは、ここまでです。





なお、「元・義両親」のことを含め、闘病についての困りごとは、

とにかく「がん相談支援センター」に相談しました。



電話、対面、合わせて何回相談したことでしょう・・・



とにかく、がんのことでお困りの患者さんや家族さん、


何かお困りごとがあれば、支援センターに相談されてください。


愚痴でも、

涙で言葉にならなくても、

なんでもじっくりと、聞いてくれますよ。

(経験者談)



対面は事前予約が必要になるかと思います。

かかりつけ院以外の「がん相談支援センター」にも、電話や対面で相談可能です。



↓ちなみに、無料音声配信サービス「がんと生きる」についての記事です。

がん相談支援センターの支援員の方が、毎回正しい情報をわかりやすく話してくれますよ。

超、おすすめです。





今回はここまでです。ニコニコ



今日もお読みいただき、

ありがとうございましたにっこり





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では、失礼します。

 

 

 

※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます

 

ひるなまの夫




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