▲ 【CONTENTS 1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後
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今日の記事は、
東洋経済ON LINEさん内、
「41歳で逝ったBL漫画家」明るく描いた闘病の軌跡
という記事を元に書かれています。
まだご覧になってない方は、
以下のTwitterリンクからご覧くださいませ。
(今日まで、yahoo!ニュースや、Livedoorニュースなどでも同一の内容が配信されております)
ひるなまの夫🐰「末期ガンでも元気です」ブログ書いてます@hilnama_danna東洋経済さんの取材をお受けして、以下の記事がアップされています。妻と同じ理由で苦しむ方やその家族にむけ、力になりたい思いから、フレックスコミックスさん監修の元、本人の呟きや私のブログなどを辿り、色々とお話しました。お読みい… https://t.co/B6a5tKeSFV
2023年05月21日 17:12
「ネットで故人の声を聴け」
東洋経済ONLINE内の、
「ネットで故人の声を聴け」
というシリーズ連載において、
取材いただいたものをもとに、記事にしていただきました。
(ライター:古田雄介さん(@yskfuruta))
ご協力した理由
初め、古田さんからご依頼をいただきました。
まず、私たち夫婦のTwitterやブログ、そして「元気です」の内容を元に、
ひるなまが歩み、私が引き継ぎ動かし続ける、
「ひるなまの足跡」を追って記事を作成したい、
そういった趣旨のもとのご依頼でした。
そして、
闘病の際に家庭間の問題に直面するケースがあり、
何か、助言がもらえれば…
とのことでした。
私としては、
こうしたありがたいお話を戴いたからには、
今日までにしてきた経験、思い、決断してきたことと、その結果とこれから
を共有したく思いました。
そして、
1人でも多くの方々…
特に闘病中の方、
さらには家族関係に問題を抱えながら闘病に臨む方々に、何か力になれるような情報を、お示ししたい思いでした。
このあたりが、
ご依頼を受けた理由です。
なお、
今回の記事は、本人や私がSNS上で発信しなかった未公開エピソードを含んでいます。
この点については、あらかじめ配慮した記述内容をもとに、フレックスコミックスさん、そして古田さんと厳重にチェックを重ね、妻や私の特定には繋がらないようにしています。
また、ご覧の方によっては、
「・・・結構踏み込んでるな」
と、一部で思われたかもしれませんが、
上にあげた、協力した理由と、伏せるべき内容を秤にかけて、
現段階でお話しできるギリギリまで、今回話しています。
「お肉を焼いてケーキを食べた日」
(5/8PAGES)
※記事内、埋め込みTwitterより・・・
お久し振りです。無事に今年の誕生日を迎え、41歳になることができました。
— 末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる (@daicho_polaris) 2022年7月31日
そして癌の切除手術後すぐに「予後平均は30ヶ月」と言われた、その30ヶ月(2年半)を超えることができました。とても嬉しいです。
お祝いにお肉を焼いてケーキを食べました☺️ pic.twitter.com/qDpZedBsd9
この日は楽しかった。
美味しいケーキを食べました。
2人でよく行ったケーキ屋さんです。
お肉も。
自家製ローストビーフですね!
珍しく自画自賛してました。
お店のやつよりうまいぜ🐰とかなんとか。笑
でも、本当に美味しかった!
分かりにくいですが、ローストビーフは中央がお花になるように飾り付けました。
2人でできた、最後の誕生日会になってしまいましたね。
会を始める前に、
私ひるなまの夫は、とある告白をしました。
改めて、30ヶ月クリアだね。おめでとう。
ずっとひるなまには、俺の病気のことで迷惑を沢山かけてしまった。
だから、俺はこの30ヶ月は、自分の「命の恩人」にその恩を返そうとして、やってきたつもりなんだ。
うまくできなかった日も1日や2日じゃないけど、
必要としてくれてありがとう。
でも、もし「要らない」とか「いてほしくない」と言われれば、迷惑をかけたけじめに、離婚なりなんなりするつもりだったんだ。
それでも、ずっとそばにいさせてくれて、嬉しかったし、今日まで2人でいられて楽しかったよ。
不満も言いたいことも、沢山あると思うんだけど、・・・どうだった?
うん、なんかそんな気がしてた。
感じてた。
そばにいてくれて、本当に助かったよ。
君がいなければ、病院にはとても通えなかったし治療も続けられなかった。
朝起きれないし、絶対、あたし。笑
ありがとう、君がいてくれてよかった。
・・・という一幕がありました。
過去に、このブログや、夫への女子SPA!インタビューにあったように、
私が「命の恩人」と思っていることや、
ひるなまへの恩返しをするべく、不退転の気持ちで日々の闘病に今日まで臨んできたことを、初めて伝えることがのです。
(「業」の話は、伝えるようなことではないから置いておいて)
ここまで書いて、
ちょっと「言わせてしまってるかな」
とも思ってますけど…。
でも自分の気持ちを伝えて、感謝を逆に伝えられたのは、嬉しかった。
☆参考: 「命の恩人」について書いてます
☆参考:「業」について書いてます
「現実もTwitterも変わらない部分」
( 8/8PAGES)
「正義感が強く、他者への労りの気持ちを持ち、時に奔放でスケベでいい加減で、自由を好み、潔く、明るい。そしてオタクであり、美味しいものを食べるのも作るのも大好き。このあたりは、現実もTwitterも変わらないと思います」
・・・古田さんからの質問は、「私がひるなまのTwitterを読んだ時の、現実の妻との違いを感じた部分は?」
でした。
なんか、こんな感じかなあと思って、思ったことをそのままお答えしました。
みなさんは、どう思いますか?
「Twitterは目にしたくないものを避けにくいから」
(8/8PAGES)
過去、何度か私に話してくれていました。
後に「元気です」を読み返したり、ひるなまのTwitterを見返すにつけ、
読者、フォロワーの心的負担を避けるため、
「超絶ポジティブ闘病記」と銘打った「末期ガンでも元気です」の作者であり主人公、「ひるなま」として、
伝えたい部分、伝えたくない部分をギリギリ選び取って、発信している
そういう配慮ある振る舞いをしていたんだ
と、思いました。
「ポジティブ闘病」を掲げて発表した妻なりの、皆さんへの配慮ではないかと思います。
※ 数多くある闘病アカウントの発信内容を、私や妻が批判するものではありません。
読者さんへの影響力を、妻なりに考えて、出した結論だと思います。ご理解、ご了承くだされば嬉しいです。
「心を鬼にして両親の壁に」
(8/8PAGES)
絶縁したことは、記事にあった通りです。
私は、「元・義両親」を絶対に許しません。
「心を鬼にして」と、
表現が柔らかくなっていますが、鬼となって、断固闘った自負があります。
髪の毛一本、渡しませんでした。
そして金輪際、許すことはありません。
今お話しできることは、ここまでです。
なお、「元・義両親」のことを含め、闘病についての困りごとは、
とにかく「がん相談支援センター」に相談しました。
電話、対面、合わせて何回相談したことでしょう・・・
とにかく、がんのことでお困りの患者さんや家族さん、
何かお困りごとがあれば、支援センターに相談されてください。
愚痴でも、
涙で言葉にならなくても、
なんでもじっくりと、聞いてくれますよ。
(経験者談)
対面は事前予約が必要になるかと思います。
かかりつけ院以外の「がん相談支援センター」にも、電話や対面で相談可能です。
↓ちなみに、無料音声配信サービス「がんと生きる」についての記事です。
がん相談支援センターの支援員の方が、毎回正しい情報をわかりやすく話してくれますよ。
超、おすすめです。
今回はここまでです。
今日もお読みいただき、
ありがとうございました
お知らせ
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では、失礼します。
※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます。
ひるなまの夫