▲ 【CONTENTS 1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後
(ポラリスHP)
女子SPA!さんから、インタビューをしていただきました。
今記事はインタビューの後編を紹介します。
女子SPA!さんにはかつて、
「元気です」の出張掲載や、ひるなまへのインタビューをしていただくなど、お世話になっております。
↓女子SPA!さんの、ひるなまインタビュー。まだの方はぜひどうぞ。
女子SPA!さんからインタビュー(後)
というわけで、以下のリンクから、ご覧くださいませ。
女子SPA!@joshispa【話題の記事・後編です】妻の死は自分のせい?その思いは一生消えない/旅立った『末期ガンでも元気です』作者の夫に聞く https://t.co/eF78li2rzR
2023年04月25日 18:04
頑張って答えたので、
今回も読んで頂ければありがたいです!!
▲関係するブログは、#2、#28です。
退院の日の話
・・・本人は、退院後すぐに“観劇”に向かいました(笑)。・・・
これ、実話ですからね。
病院から、直行です。笑
退院の日は、小雨が降っていました。
その日は、私と一緒にうちの家族も、病院まで迎えに来ていました。
※私たちは観劇に行く予定、というのは話を通してあります。退院の前日に無理やり通しました。笑
さていよいよ退院。
病院を後にします…!
雨なので、
私は病院の玄関に車をつけました。
玄関にいるひるなまと、家族。
ひるなまが、しゅたっと、
家族の方に向き直ります。
ひるなまは、そそくさとクルマへ。笑
そのまま水道橋まで送って行きました。
目指すはTOKYO D●ME CITY。
これを、人は、
door to door.と呼びます。
※ちなみに、その後ひるなま本人も、家族に対して、快く送り出してくれたことの感謝をラインや電話で伝えています。
ひるなまは友達と観劇を楽しみ、そしてWさんと食事をしました。
チケット諦めなくてよかったね〜
ひるなまの観劇中、私はスパ・ラ●ーアでゆっくり。岩盤浴からの昼寝をかましています。
ただ、心配は心配なので、劇や食事の前後などで連絡が欲しいとは伝えていました。
(体調は問題なし!)
本人の意思を尊重して、本当によかった。
2人にとって、忘れられない思い出になりました。
リラックマのがまぐち
・・・以前私がプレゼントしたリラックマのがまぐちを持ち出してきて、
「これ以降、ごめんなさいって私に言ったら、罰金ね」
「1回謝ったら、500円をリラックマに」。
ユーモアを交えつつ気を使わせないように、心を砕いてくれていました。 ・・・
がまグチは、こんな感じです。↓
ひるなまの夫🐰「末期ガンでも元気です」ブログ書いてます@hilnama_danna@joshispa あのリラックマがまぐち、綾瀬のTSUTAYAの近くの、首都高も通ってたかな、あのあたりの何でも屋みたいなところで買ったんだよな〜…頭がパカーって開くのです。かわいい。まだあるのかな、あのお店…?もう15年くらい前ですよはい、センチメンタル加速〜
2023年04月26日 08:10
業について
・・・妻の心に負荷を与えていたことは自覚しています。 この「私のせいでは?」という思いは一生消えないと思います。業を背負っている状態と捉えています。
「恩返し」と言うと聞こえはいいですが、妻とともに闘病する、サポートするという行為は、自分が許されるための罪滅ぼしでもありました。・・・
私は、今後もこの思いと付き合っていくしかないと思います。
でも、Twitterで慰めの言葉をいただいてしまいました。ありがとうございます。気持ちが軽くなります。
私のうつが寛解して、すぐに思ったことがあるんです。
私と一緒にいてくれる限りは、2人で一緒にいよう。
そして、妻のためにできることは全部しようと、ずっと思っていました。
医師じゃない私には、できないことがたくさんある。それでも、
できないこと以外は、
できることは全部やる。
という決意です。
ただ、「もう一緒には居たくない」と言われれば、黙って離婚するつもりでした。
それが自分なりのけじめのようなモノと思っていました。それだけ迷惑をかけてしまった自覚がありました。
そして、ひるなまが体調を崩し、がんと診断されるに至り、
「今度は俺が、力になる番だ」
と、恩返しの気持ちを一層強くした、
……というのが本当のところです。
この気持ちで、完走しました。
我慢してくれていたのか、
許してくれていたのか、
ストレスは、なかったのか。。。
今となっては分かりません。
いや、人の気持ちは他人からは覗けないので、いつまで経っても、きっと分からないんですが、
とにかく、ずっと私と一緒にいてくれました。このことが嬉しかった。
(ブログ#2後半で、恩返しについては触れています)
ということで、
できないこと以外、できることを全部やって、助ける。
恩返しをするため、罪滅ぼしのため。
この気持ちを持って、ひるなまの闘病生活の、一番近くに、特等席に私はいたのです。
ごめんなさい、長くなっちゃうのでここで切りますが、退院の日の話、「業について」には続きがあります。
また後ほど、どこかで、ということで。
次回から、本編、A病院でのR先生の初診から、
過酷な前日準備を経て、検査に向かう流れのお話です。
今回はここまでです。
今日もお読みいただき、
ありがとうございました
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では、失礼します。
※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます。
ひるなまの夫