息子みっちゃんは自閉症です。


今は6年生で思春期です。


頻繁にある大きなパニックに


私一人では抑えられなくなってきていました。



これは、とある朝の出来事でした。


朝に大きなパニックがあり


声も届かず、近づくと足がとんでくるので


近づけず少し離れていました。



すると泣き声がピタッと止まりました。



あれ?突然止まる事はめずらしいので様子を見に行きます。



すると何やらにこにこしています。


あぁスッキリできたんだね…。


今日は、わりとすぐに落ち着けて良かった…。


と思い、私は何の気無しにテレビのスイッチをつけました。


すると…



え?!

テレビ壊れてるガーン!?

みっちゃんの顔を見ると…

にこにこ笑顔です。

これは…

テレビに何かをぶつけたようです。

テレビの下にリモコンが落ちていて

中の電池が飛び出していました。


私は頭の中がぐるぐるぐる…うずまきもやもや

真っ先に頭に浮かんだのは

怒っちゃいけない

でも…

みっちゃんは、もう6年生です。

物を壊してはいけないと、何度も言っているのに…


私は何を思ったのか

プンプンだよ!と言いました。

感情的に怒るのではなく

いけないことをしてママは怒っているという事を

伝えなければと思い出てきたのが

プンプンだよ!

テレビ壊したね!プンプン!

私はショックと怒りが沸々とわいてましたが

その状況を見ている下の子のこっちゃんが

笑い始めました。

ママ、プンプンだって笑笑


そして、みっちゃんも笑います。

これは…

どういう状況だ…ガーン

なんだかわけがわからなくなりました。

わりと買ったばかりのテレビを壊されて

頭の中の糸が切れたのでしょうかあせる

でも、私は何度も伝えました。

テレビを壊しちゃいけないよ!

物を壊してはいけないよ!

もう小さい頃とは違うんだよ!

みつきはお兄さんだから、こんな事してはいけないんだよ!


少し大きめの声で言いますが

兄妹たちはニヤニヤしてます。

調子が狂うママ汗


療育現場の先生に電話して

とりあえず感情的に怒らなかったことは褒めてくれました。

そして、その日は

みっちゃんスッキリとした顔でデイサービスへ行きました。


私は、このもやもやを母親や先生に吐き出す事で

気持ちは落ち着きましたが…

しばらく何日か、落ち込みました。


あれから何週間経ち

今はお薬の効果もあり

物を壊したりする行動も無くなってきましたが

テレビを壊すのは、みっちゃんが小さい頃にもあったのです。

まさか、もうテレビは大丈夫だろうと

カバーを購入することを忘れていました。


音は聞こえる状態なのでまだ壊れたテレビを使っています。

ただ、誰が映っているのかわからない状態です。


次買う時は必ず画面のカバーも一緒に買わなければならないなと反省しました。




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