自閉症の息子みっちゃんが
もう何年も口にする言葉があります。
数少ない言葉の中で私たちとコミュニケーションをとるみっちゃん。
特に私と遊ぶ時に出る言葉があります。
それは
じようり〜♪
という言葉です。
こちらが「じようり〜♪」と言って
私に後頭部の下を触ってもらう遊びです。
その「じようり〜」の言葉の発端は
みっちゃんが小学2年生くらいの時
ハサミで自分の髪をこっそり切る
というブームがありました。
それは、ごく少量の髪の毛を切るので
私は最初の頃は気がつきませんでした。
なんか横の髪が短いところがある!
え?
もしかして自分で髪切った?と聞くと
にやにやしてその場からいなくなります。
近くで見ないと気づかない程度だったので
みっちゃん、髪切っちゃいけないよー!
と言ってハサミを洗面台の高い所へ置き場所を変えました。
そしてある日、妹のこっちゃんが
みっちゃん髪切ってる!!
と教えてくれました。
どうやら私に隠れてコソコソと切っていたのです。
今度は子ども用の小さなハサミで切ったようです。
少量なので落ちてる髪も少なく
知らぬ間に掃除機で吸い込んでたのかもしれません。
でもよく見ると、あちこち髪の長さがガタガタです。
これは、いかん…。
と思い私は行動に出ました。
後編へ続きます。↓↓
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