Shenandoahはバージニアにある国立公園です。両親が遊びに来ていたので、紅葉狩りに行ってきました。実際に行ったのは10月25日でした。最近あわただしくて、ブログが更新出来ずにいます。



ヒジにある肉球


この日の朝に、DCで10km走った後に向かいました。ハードスケジュールだったのですが、体調はすこぶる快調。走ったほうが元気みたいです。


ちょうど紅葉シーズン真っただ中。実際は少し遅めで幾分散り気味でしたが、観光客だらけでした。ここへ行くには車でしか行けないのですが、大渋滞。入場するまで1時間以上待ちました。



ヒジにある肉球



車で入って車で周る。入場するのに大渋滞だったのなら、入ってからも大渋滞。入口から数マイルのところにあるインフォメーションセンターで降りてそのまま帰りました。駐車スペースがすぐ見つかって良かった。


国立公園にはいるのに入場料が15ドルかかります。なのですが、なぜかこの日は入場料を徴収されませんでした。


「だから混んでいるのか」


と思ったのですが、帰りに入場ゲートを見てみると、なぜか入場料を徴収していました。私たちが入場した時間帯だけ、無料でした。たぶん渋滞緩和の策だと思います。国立公園の年間パスを持っているので、損した気分でした。



今日の午前2時に時間が1時間巻き戻り、夏時間が終了しました。午前中に家にある時計を全て1時間戻しました。おかげで今日は時間の流れがゆっくりしています。


3月の第二日曜日から11月の第一日曜日まで、夏時間でした。でも、夏時間のほうが標準時より長いのが気になります。期間の長さだけを考えると、どちらがメインの時間帯かがわからなくなりますね。


今週も終りなのですが、日曜日にMarine Corps Marathonに出走してきました。DCでも人気なマラソンだそうで、受付開始から数日でフルマラソンの部がソールドアウト。気づくのが遅かったので結局、10kmの部に参加しました。



ヒジにある肉球



スミソニアンキャッスルをスタートしてワシントンタワーのところを南へ。ポトマックリバーをバージニア州側へ渡って、ペンタゴンの脇を通ってゴールは硫黄島記念公園でした。


天候も良く、最高のコンディション。



タイムは48分03秒。5473人中、356位。目標の45分には及びませんでしたが、久しぶりでしたので十分でしょう。


朝8時スタートでしたので、スタートに入るのが遅く、「目標タイム70分」の集団に入ってしまいました。そのため8km付近まで、ひたすら前の人を抜いてました。スタート直後から歩いてゴールしようとしている、肝が据わっている人達の集団がいたのには驚きました。少なくても、ちょっとは走ろうよ。


マラソンのタイトルにもあるように海軍の方が途中、沿道で応援してくれました。水を渡してくれたのも海軍。思わず2回も飲んでしまいました。


そしてレース終了後に海軍が記念メダルを首からかけてくれました。


このメダル、フルマラソンのメダルがめちゃめちゃかっこいい。

ヒジにある肉球


フルに出れば良かったとこんなところで、後悔していました。


今週前半は筋肉痛で苦しみましたが、なぜか体調が良かったです。運動不足だな。


ピッツバーグからの帰り道。落水荘Water Falling Houseへ寄りました。


ヒジにある肉球


「20世紀最高の建築のひとつ。アメリカに住んでいるなら絶対行くべきだ」と、建築家の知り合いに強く言われやっと行く機会を得ました。


ヒジにある肉球


この落水荘へ入るには、ツアーチケットが必要です。オンラインで予約出来るのですが、ずーっと「予約可」となっていたので、余裕かましていたら、予約しようとした3日前にいっぱいになってしまいました。そのため一緒に行こうとしていた友人たちが都合つかずに行けなくなってしまいました。早めに予約しましょう。土日は特に。当日、予約なしで行っても入ることは厳しいと思います。


ヒジにある肉球

Frank Lloyd WrightがPittsburghでデパートを展開していたEdgar Kaufmannのために建てた別荘です。カウフマンのデパートは現在Macy'sと統合されました。この別荘、その名の通り滝の上に建てられています。自然のなかにそびえたつ、その力強さがとても象徴的。紅葉のシーズンに行ったからか、建物の色と周囲の自然とが融合しており、異物感を感じませんでした。


ヒジにある肉球


2つ上の写真の反対側から撮った写真です。上記の写真の通り、川岸ギリギリに建てられています。このちょうど反対側が滝です。写真に見えるところはダイニングになっていて、階段で川まで降りることが出来ます。


ヒジにある肉球


ガイドさんと10人ほどの観光客と一緒にツアー開始。建物の中は写真撮影禁止でした。家具や小物までデザインするライト。建物の中に入るとどこか見たことのある調度品、家具類。どこか日本の住宅にありそうな感じです。そしてカウフマンの寝室には浮世絵が。ガイドさんに聞いてみると、この浮世絵はライトからのプレゼントなのだそうです。


全く予備知識がなかったのですが、ライトは日本で様々な建物を設計しているのだそうです。そして浮世絵のコレクターでもあるそうです。どこか見たことがある感じはライトが日本から多大なインスピレーションを受けているからなのですね。もしかしたら、逆に最近の日本の住宅建築はライトから影響を受けているのかもしれません。今度聞いてみよう。



ヒジにある肉球


これは川の下流側から撮った写真です。


全体的に建物は狭い。そして天井が低い。テーブルや椅子、便器まで低く作られています。アメリカの建物は雄大で天井が高い印象が強いのですが、落水荘は全く違っています。天井の低さや部屋の狭さが日本の住宅を連想させます。ロードアイランド州にある豪邸マンションとは全く異なっています。


ヒジにある肉球


山側へ登ったところに離れがあります。ここは客室として使っていたそうです。別館までの円系の渡り廊下がとてもきれいでした。3段づつ(4段だと思うのですが、ガイドがそう言ってました)の階段がちょうどよく、高台へ登るにも苦になりません。


ボイラー室等が本館と独立しており、本館で何かアクシデントが起こったときに避難できるようにもなっているそうです。別館は天井が少し高い。


プールもありましたが、緑色してました。州の法律で、藻が生えないようにするための薬品を入れることが出来なくなっているそうです。


ヒジにある肉球


窓は全て赤茶色のフレームで統一されていました。角の窓は柱が無く、この窓を開けると本当にオープンな印象になります。カウフマンの書斎の窓を開けると川のせせらぎが気持ちよく聞こえます。


ヒジにある肉球

壁は写真で見られるように、平らに岩を削ったものを重ねたような壁がとても印象的でした。室内もこの壁で覆われていました。


ヒジにある肉球



落水荘は長方形の面を基調とした感じがとても新しい感じを与えてくれました。自分の生まれる前の建物なのに変な表現なのですが、新鮮な感じがしました。おそらく最近の日本の建物はどこか曲線が多い建物が多いからではないでしょうか?強い印象を与える面と面を直角、又は水平に重ねることによって出す重厚感に惹かれました。もちろんそういう風に建てると尖った印象が強くなるのですが、角が丸く曲線とすることで中和されていました。



ピッツバーグの旅もこれで終わりです。長距離運転でしたが、借りた車がホンダのシビックハイブリッド。停車すると自然にエンジンが切れとても静かでした。ハンドルが小さくて遊びが少なかったから慣れるまで少しかかりました。



フィラデルフィアも食の街でしたが、ピッツバーグも負けず劣らず美味しい場所が多かったです。



Andy's Sushi Bar

ヒジにある肉球

ストリップディストリクトにある市場の一角にあります。お持ち帰り専門の寿司屋です。その名の通りAndyさんが踊りながら握ってくれます。Andyはタイ人です。日本には一度も行ったことがないのですが、鮮やかに寿司を握ります。どこで寿司を習ったんだろう。アメリカで出店している日本人には負けないくらいの腕を持っています。


カメラを部屋に置いてきたため店の写真を撮り忘れました。


巻物と握りを注文。4人前ほど。これで80ドルでした。


なんといっても、その見た目の美しさに惹かれます。味もとても美味しい。日本ではお目にかかれないような、巻物がとても綺麗でしかも美味しい。Rainbowロールがお勧め。(確か)4種の刺身を巻いたものです。連れて行って頂いた方曰く、「中身は毎回変わる」そうです。一応メニューには何が入っているかは書かれていますが、その通り作るとは限らないそうです。でも、「玉子を入れて」と頼むと快く入れてくれました。


このAndy、今年中で店をたたむそうです。残念。




Point Brugge Cafe

ヒジにある肉球


ピッツバーグ大学からさらに東へ行った住宅地にひっそりとあるレストランです。日曜の3時前に行ったのに、10分ほど待たされるくらい混んでました。ベルギー料理。


ヒジにある肉球


ここのお勧めはムール貝です。写真のMoules Bowlは3種のスープが選べます。クラシックホワイトワインとトマトソースを注文。これ以外にカレースープが選べます。一皿11ドルでした。


ムール貝のスープが非常に美味しい。今回食べた中ではホワイトワインのほうが好きでした。こういうムール貝の食べ方があるんですね。




Pho Minh


ヒジにある肉球


Penn Ave沿いにあるChildren's Hospital of Pittsburghのそばにある、Phoのお店です。ここのエビの春巻きが美味しかったです。味もまあまあです。RockvilleにあるPho75に近い味です。こっちのほうがやや茹で加減が柔らかめでした。


続く