11月に、沖縄に行く
31万円もの補聴器を買うはめになったため、泣く泣く、延期した沖縄行きを、何とか、11月に・・と、考えている。11月23日に、「戦争への道を許さない!県民大集会(スイマセン、集会名、正確ではありません)」が開催されるため、それに合わせての、訪沖である。その集会の主催者団体には、佐喜眞美術館も、名を連ねている。
その佐喜眞美術館へも、「沖縄戦の図」全図が展示されているので、出来れば、足を運びたいし、個人的には、Lucyさんの歌と三線も、聴きたいのだが、うまくスケジュールが合うか、どうか。
往復航空券とホテル代で、最低でも、4、5万はかかるだろうから、今から、倹約、倹約・・と。ホテルは、娘が行かないことだし、ホテルニューおきなわか、山の内ホテル、シーサーイン那覇あたりで、いいや。娘は、JALシティ那覇クラスでないと、納得しないので・・ねッ。戦場カメラマンの大島くんが、一緒に行くと、レンタカーを借りられるので、楽チンなんだけど・・。
追記 ホテルニューおきなわは、現在、改装のため、全館休館中らしい。山の内ホテルと、シーサーイン那覇は、やっている。同クラスでは、国際プラザもやっているみたいだけれども、ここは、個人的にではあるが、イマイチ、印象が悪いので・・。
29日から、黄金町秋のバザール開幕
とりあえず、月末から、「黄金町秋のバザール」が始まる。専用サイトも開設され、その概要が、だいたい、明らかになった。会期中、シンポジウムの開催も、決まった。期待したいが、その概要を読む限り、それほど、これまでの「黄金町バザール」と、さほど大きな違いはないのでは・・という、気もしないではない。
とりあえず、初日は29日からだが、この日は、生憎、所用があって行けそうもないので、30日に行くが、2時~3時半は、BankART KAIKOで、パブリックアート研究会のミーティングがあるので、じっくり、観て回れそうにもない。まぁ、開催期間は1カ月あるので、あせることもない。
来年は、いよいよ、横浜トリエンナーレの開催年である。
私も、その中で、8月8日~11日、石川町のギャラリー・フーにて、「土方美雄と、時代遅れの8月の濡れた砂」展を、開催させていただくことにした。すでに、安藤二葉さんや、松川暖子さん、その他、何人の方から、応援のエールをいただいているので、私も何とか頑張って、8月まで生存し、展示会をやり抜く気力も、わいてきた。
実現出来るか、否かは、ともかくとして、考えていることも、いくつか、ある。そのプランも、少しずつ、明らかにしていきたい。
黄金町秋のバザールからは、是非是非、多くのものを、吸収させていただきたいものだ。日ノ出町、黄金町には、足繁く、通うことになるから、野毛山動物園等、子供のころに行ったきりの場所にも、足をのばしてみようかなぁ???
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」
キアヌ・リーブスの当たり役の1つになった、「ジョン・ウィック」も、すでに、4作目。そして、いよいよ、完結編である。
裏社会の掟に逆らって、元殺し屋のジョン・ウィックが、ただただ、ひたすら、戦い続ける映画。完結編ということで、ドニー・イエンや真田広之をゲストに迎えて、大阪、パリ、ニューヨーク、ベルリン等々、文字通り、世界を股にかけた殺し合いが、スケールアップして、くり広げられる。ラストは、まさに、ブルース・リーの「死亡遊戯」の世界。パリの、名前忘れたが、何とか寺院の、石の長階段を、その1番上にある決闘場に向けて、1段、また、1段と、殺し屋の群れと闘いつつ、ジョン・ウィックが登っていく。そして、まるで座頭市の、ドニー・イエン演じる、盲目の殺し屋との、決闘の行方は???という、物語である。キアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックもカッコイイが、それに勝るとも劣らず、カッチョイイのが、ドニー・イエン。もう、続編は絶対に出来ない、衝撃のラストです。
しっかし、いつも思うのだが、実際に、大阪でロケしていて、真田広之とかも出ているのに、どう観ても、日本の大阪とは思えない、シュールな光景。どうして、外国人は、007の昔から、最近のウルヴァリンまで、日本をこう、描きたがるんでしょう(笑)。やくざに忍者、相撲取り、芸者にフジヤマ・・まぁ、今回は、フジヤマは出てきませんけれども・・。舞台は、大阪コンチネンタルっていう、高級ホテルのハズなんだけれども、すぐに、やくざの出入りに、なっちゃうし・・。銃も撃ってたけれども、弓矢も撃ってたもんね。刀にヌンチャク、おいおい、日本では、バトルに、あまり、ヌンチャクは使いません・・って。
ガパオとグリーンカレーをハーフ&ハーフで・・
「ティーヌン」というタイ料理店は、もともと、西早稲田にあったお店。今も、そこが本店かも???
そのころ、私たちの拠点は、西早稲田にあったので、出来たばかりの「ティーヌン」には、よく通った。もともとは、米粉のクティオや、トムヤムラーメンなど、麺類主体のお店だったが、その後、次第に、メニューを増やして、一般的な、タイ料理店になった。
各地に進出し、一見チープな、タイの屋台街を模した、銀座店が出来てからは、ランチにも通ったし、夜の飲み会などにも、使うようになった。特に、ランチは、タイ米のライスの上に、日替わりで、大皿に数種類出されるおかずの中から、2種類をのせてもらって、目玉焼きもつく、1皿飯が気に入って、週に2度くらい、通うようになった。
川崎にも、ダイスの6階に出来たので、7~9階のTOHOシネマズ川崎に来た時は、たいてい、ここで、昼飯を食うようになった。
昨日は、鶏肉のガパオと、グリーンカレーのハーフ&ハーフに、スープにサラダ、タピオカのデザートのセット。1300円。映画館のチケットの半券を提示すると、ドリンクが、1杯、無料になる、サービスもある。
ガパオは豚肉が好みだけれども、ここのは鶏肉オンリー。それに、目玉焼きがつく。グリーンカレーは、小鉢で供されるので、まずはガバオを脇にのけて、グリーンカレーで食べ、それから、ガパオに。ハーフ&ハーフで食べるには、少々、ご飯の量が足りないくらい。また、ガパオ自体は、コカレストラン系列の「マンゴー・ツリー・カフェ」の方が、おいしいと、個人的には、そう思う。
でも、まだ、日本では、高級店のイメージが濃厚だった、タイ料理を、気軽に食べられるお店として、普及させた「ティーヌン」の、功績は大きい。私も、日本ではここで、地元タイで覚えた、あれこれを、食べ始めたのだ。
タイ料理は、うまい。東南アジアでは、ベトナム料理と、双璧だと思う。私が大好きなカンボジアの料理は、タイやベトナムの料理と比べると、やや格が落ちる。タイとベトナムに続いて、うまいのは、インドネシア料理かなぁ???カンボジアは、そのさらに、下位くらい。とても、残念だ。
「アリスとテレスのまぼろし工場」
今日は、2本立て・・といっても、2本立て興行ではなく、2本続けて、観ただけ。
「あの花」の人気脚本家、岡田麿里による、「さよならの朝に約束の花束をかざろう」に続く、監督第2弾。もちろん、自身の、オリジナル脚本。
製鉄所の事故で、閉じ込められ、時間までが止まってしまった世界で生きる、14歳の正宗は、ある日、同級生の睦実に連れられて、立ち入り禁止の製鉄所内に入り、そこで五実という、まるで野生児のような、少女と出会う。正宗と睦実、五実の3人の、揺れ動く心を、世界の崩壊と共に、丹念に描く、ミステリアスで、オリジナリティにあふれる、アニメである。
時間の止まった、いわば死の世界に生きる、若者たちの、愛と決断の物語である。中島みゆきが、本作のために提供した新曲も、心に響く。秀作である。
「ミステリと言う勿れ」
田村由美の人気コミックを実写ドラマ化し、月9で好視聴率をキープした「ミステリと言う勿れ」の、劇場版。菅田将暉演じる、天然パーマの、変人にして、おしゃべりな大学生・久能整が、鋭い観察眼で、事件を解き明かしていく物語。
今回の、広島編は、美術展を観るため、広島にやって来た久能が、犬童我路に紹介されたという、女子高生の狩集汐路の強引な依頼で、狩集家の遺産相続にまつわる事件を捜査することになるが・・というストーリィ。広島の観光案内風に始まった、ゆる~いドラマが、あれよあれよという間に、空前絶後の展開に。そのミステリィとしての面白さも、さることながら、久能が解き明かしていくのは、恐ろしい事件の真相だけではなく、人の心の深層でもあり、しかも、とても、ヒューマンで、温かい決着がはかられていくのは、さすが。
TVシリーズは、ほとんど、観なかったが、これは文句なく、面白いと、納得。劇場版は、ほぼ、100点満点をつけられる、出来。
出演は、菅田将暉以外に、原菜乃華、柴崎コウ等。
決して、大作風の展開ではなく、TVドラマの拡張版という感じなのに、こんなに面白いとは・・ねッ。さすがです。観たシネコンでは。1番、大きなスクリーンでの上映。
「土方美雄と、時代遅れの8月の濡れた砂」展への道 その1
今日、横浜・石川町のギャラリー・フーへ行って、「土方美雄と、時代遅れの8月の濡れた砂」展の、契約を完了させた。
会期は、来年の8月8日(木)~11日(日)の4日間で、会場使用料の6万円と、DM製作代(200枚)の1万2000円の、計7万2000円を、支払った。
これで、展覧会開催は確定したので、あとは、1年弱かけて、その準備を進めていくのみである。自作の展示に加えて、私の所蔵するコレクションの中から、作家の展示許可が得られたものを、併設展示する考え。とはいっても、束芋や鴻池朋子、近藤聡乃といった有名作家のものではなく、あくまで、「ラテンアメリカ探訪アート展NOSOTROS」等の、仲間内の作品が、その中心。いずれ、お声がけをさせていただきますので、出来れば、どうぞ前向きに、ご検討下さい。
なお、もし、来年8月以前に、私が向こう岸の人となってしまった場合は、払ったお金がもったいないので、西村FELIZさんにお願いして、会場の有効利用を・・と、考えています。金安顕一さん、水口良樹さんにも、西村さんのサポートを、お願いしています。具体的には、「NOSOTROS」の仲間にでも、使ってもらえれば・・と。その際は、どうぞ、よろしく。
ハイ、もちろん、頑張って、生存して、同展をやりたいです。
「惑星トラリス展」「作間敏宏 治癒」
まずは、みなとみらい線・馬車道駅直結のBankART KAIKOで開催中の、「松本秋則+松本倫子 惑星トラリス展」へ。11月12日までの会期で、入場無料。
松本秋則さんは、現代アーティストで、竹や針金等を使った、動くサウンド・オブジェ(音の出る作品)で、知られている。また、パートナーの松本倫子さんは、統合失調症に苦しみ、動物保護団体から譲り受けた、保護猫「ほっぺ」を育てつつ、その姿を絵に描き始めて、注目されるようになった、アウトサイダー・アーティスト。以前、BankARTで開催された、松本倫子の個展は、カラフルで、愛らしい猫づくしの展示で、とても、話題になった。
その2人のコラボ展は、「トラリス」が、その生態系の頂点に君臨する惑星で、時には、猫の形をとったり、植物や楽器になったり、自在に変化する、トラリスの姿を、動くオブジェや平面作品で、表現したもの。とにかく、展覧会場全体が、オブジェと音と、光と影によって、埋め尽くされ、作品は会場から屋外へも飛び出して、北仲商店街の、各店舗のショーウィンドウや、メイン広場内にまで、拡張展示されている。展覧会内には、ソファーも置かれ、ゆるりと、惑星トラリスの世界に、身を委ねることが出来る、とても素敵な展覧会である。
しばらく、ソファーに座って、ぼんやりと、動く展示を観ていたが、お客は誰も現れず、大丈夫か・・という気もしたが、オープニングには、結構、人が集まった由(私は、所用で、参加出来ず)。
松本倫子の平面作品や、立体等は、一部販売もされているが、相対的に、高額なような、気もした。この額では、なかなか、買う人はいないのでは・・と、僭越ですが。
その後、みなとみらい線で、馬車道から、元町・中華街へ移動し、ギャラリー・フーへ行った。作間敏宏さんの「治癒」展が、開催されていて、当の作間さんも在廊されていたが、私には高尚すぎて、情けないことに、挨拶しただけで、気の利いた感想の1つも、いえなかった(申し訳ない)。
作間さんは、東京藝大卒で、現在、名古屋大学の教授。雪の結晶のような、立体作品を、展示されていた。でも、これは雪の結晶ではなく、どうやら、老化して、新しいものと入れ替わっていく、人の皮膚や細胞であるらしい。だから、「治癒」なのね???
分厚い図録のようなものも、置いてあったので、きっと、えらい先生みたい・・です。ハイ、つまらない感想で、どうも、ゴメンなさい。
ダメな1日
今日は、途中下車した、川崎のTOHOシネマズで、「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」を観たあと、横浜のBankART KAIKOへ向かうつもりだったのだけれども、TOHOシネマズ川崎で、チケットを買って、あと30分だなぁ~と思いつつ、ロビーのソファーに座ったら、そのまま、居眠りして、ハッと気づいたら、上映開始時間を、な、何と1時間近く、オーバーしていた。こんなことは、これが初めてだ。
映画は最初から観たいので、やむなく、次の回のチケットを、もう1度、買って、観ることになって、料金も2倍(シニアは1300円なので、2600円に)かかったし、BankART KAIKOへ行く時間もなくなってしまって、サイテーの1日だった。
それで、BankART KAIKOへ行くのは、翌日にして、夕食でも・・と思って、近くの、トンカツの「松のや」に入った。「松のや」は、牛飯「松屋」の姉妹店で、低価格トンカツ専門店の「かつや」の、ライバル店。
多分、機械で揚げているので、揚げ過ぎのことが多く、絶妙のサクサク感には欠けるし、肉質もさほどよいものではないが、とにかく、安いのが、魅力。
で、フツーのロースカツ定食を頼んで、お冷やを飲んで、2杯目からはセルフサービスなので、カップに水を注いで、トレイに戻そうとしたら、誤って、ぶちまけてしまって、トンカツがお茶漬け(イヤ、水漬けだな)に、なってしまった。水は、Tシャツにもこぼれて、ビショビショに・・。もう、笑うしかないが、水漬けになったカツを、水切りしつつ、何とか、食べ、恥ずかしいので、逃げるように、お店を出た。
トドメは、下車駅で、いつもは、エレベーターに乗っているのだが、待っている人が複数いたので、これは1度には、乗れないなぁ・・と思って、階段で降りることにしたら、足を踏み外して、ズルッと、階段を数段、落ちた。大事には至らず、よかったが、階段落ちは私の得意技であることを、久々に、思い出した。
昔は、戸塚駅の長階段を、2日続けて、落ちたことがある。そういえば、ディズニーランドのピザ店で、娘と2人分のピザとドリンクをトレイに入れて、階段を上る際、バッタリ倒れて、ピザと飲み物を、ぶちまけて、大ひんしゅくをかったこともありましたなぁ・・と(これは、厳密にいうと、上っているので、階段落ちではないが)。
ダメな1日に、乾杯ッ!!!
追伸 西村さん、丸善の人形展、教えてくれないと、行けないよッ。
「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」
ケネス・ブラナー監督・主演による、アガサ・クリスティの名探偵ポアロシリーズ第3弾。原作は、「ハロウィン・パーティ」なので、これまでの「オリエント急行殺人事件」や「ナイル殺人事件」に比べれば、イマイチ、知名度の低い作品。かくいう私も、クリスティは、その全作品を読んでいるハズなのに、「ハロウィン・パーティ」のストーリィは、ほとんど、覚えていない。よって、真犯人が誰かも、わからないので、むしろ、ラッキー・・と思っていたら、そもそも、ある映評によれば、原作とストーリィが、少々、異なっているんだそうだ。
ともあれ、探偵を引退し、ベネチアで悠々自適の日々を送るポアロの元に、友人で、作家のオリヴァ女史がやってきて、とある屋敷で行われる、降霊会に誘われる。そして、その降霊会で、霊能者のレイノルズ夫人が、謎の死を遂げる。果たして、その犯人は、人間か、霊か???という、物語である。もちろん、本格ミステリィなので、ちゃんと、人間の、しかも、「意外な真犯人」がいますので、ご安心。
主演のポアロには、もちろん、ケネス・ブラナー。オリヴァ女史には、ティナ・フェイ、レイノルズ夫人には、ミシェル・ヨーという、配役。
原作のストーリィを覚えていて、犯人丸わかりの前2作に比べ、とても楽しく、観ることが出来ましたぁ~・・と、いいたいところなのですが、映画館のホールの椅子に座って、入場を待っている間に、居眠りをしてしまって、気がついた時には、すでに、1時間近く、上映開始時間をオーバーしてしまっていたので、映画のチケットは、次の回に振り替えることが出来ないので、泣く泣く、買ったチケットを捨てて、次の回のチケットを、改めて、買い直しましたぁ~。つまり、1本観るのに、2本分の料金がかかってしまって、大損でした(涙)。まぁ、居眠りした、自分が悪いんだけど・・。