ガパオとグリーンカレーをハーフ&ハーフで・・
「ティーヌン」というタイ料理店は、もともと、西早稲田にあったお店。今も、そこが本店かも???
そのころ、私たちの拠点は、西早稲田にあったので、出来たばかりの「ティーヌン」には、よく通った。もともとは、米粉のクティオや、トムヤムラーメンなど、麺類主体のお店だったが、その後、次第に、メニューを増やして、一般的な、タイ料理店になった。
各地に進出し、一見チープな、タイの屋台街を模した、銀座店が出来てからは、ランチにも通ったし、夜の飲み会などにも、使うようになった。特に、ランチは、タイ米のライスの上に、日替わりで、大皿に数種類出されるおかずの中から、2種類をのせてもらって、目玉焼きもつく、1皿飯が気に入って、週に2度くらい、通うようになった。
川崎にも、ダイスの6階に出来たので、7~9階のTOHOシネマズ川崎に来た時は、たいてい、ここで、昼飯を食うようになった。
昨日は、鶏肉のガパオと、グリーンカレーのハーフ&ハーフに、スープにサラダ、タピオカのデザートのセット。1300円。映画館のチケットの半券を提示すると、ドリンクが、1杯、無料になる、サービスもある。
ガパオは豚肉が好みだけれども、ここのは鶏肉オンリー。それに、目玉焼きがつく。グリーンカレーは、小鉢で供されるので、まずはガバオを脇にのけて、グリーンカレーで食べ、それから、ガパオに。ハーフ&ハーフで食べるには、少々、ご飯の量が足りないくらい。また、ガパオ自体は、コカレストラン系列の「マンゴー・ツリー・カフェ」の方が、おいしいと、個人的には、そう思う。
でも、まだ、日本では、高級店のイメージが濃厚だった、タイ料理を、気軽に食べられるお店として、普及させた「ティーヌン」の、功績は大きい。私も、日本ではここで、地元タイで覚えた、あれこれを、食べ始めたのだ。
タイ料理は、うまい。東南アジアでは、ベトナム料理と、双璧だと思う。私が大好きなカンボジアの料理は、タイやベトナムの料理と比べると、やや格が落ちる。タイとベトナムに続いて、うまいのは、インドネシア料理かなぁ???カンボジアは、そのさらに、下位くらい。とても、残念だ。
「アリスとテレスのまぼろし工場」
今日は、2本立て・・といっても、2本立て興行ではなく、2本続けて、観ただけ。
「あの花」の人気脚本家、岡田麿里による、「さよならの朝に約束の花束をかざろう」に続く、監督第2弾。もちろん、自身の、オリジナル脚本。
製鉄所の事故で、閉じ込められ、時間までが止まってしまった世界で生きる、14歳の正宗は、ある日、同級生の睦実に連れられて、立ち入り禁止の製鉄所内に入り、そこで五実という、まるで野生児のような、少女と出会う。正宗と睦実、五実の3人の、揺れ動く心を、世界の崩壊と共に、丹念に描く、ミステリアスで、オリジナリティにあふれる、アニメである。
時間の止まった、いわば死の世界に生きる、若者たちの、愛と決断の物語である。中島みゆきが、本作のために提供した新曲も、心に響く。秀作である。
「ミステリと言う勿れ」
田村由美の人気コミックを実写ドラマ化し、月9で好視聴率をキープした「ミステリと言う勿れ」の、劇場版。菅田将暉演じる、天然パーマの、変人にして、おしゃべりな大学生・久能整が、鋭い観察眼で、事件を解き明かしていく物語。
今回の、広島編は、美術展を観るため、広島にやって来た久能が、犬童我路に紹介されたという、女子高生の狩集汐路の強引な依頼で、狩集家の遺産相続にまつわる事件を捜査することになるが・・というストーリィ。広島の観光案内風に始まった、ゆる~いドラマが、あれよあれよという間に、空前絶後の展開に。そのミステリィとしての面白さも、さることながら、久能が解き明かしていくのは、恐ろしい事件の真相だけではなく、人の心の深層でもあり、しかも、とても、ヒューマンで、温かい決着がはかられていくのは、さすが。
TVシリーズは、ほとんど、観なかったが、これは文句なく、面白いと、納得。劇場版は、ほぼ、100点満点をつけられる、出来。
出演は、菅田将暉以外に、原菜乃華、柴崎コウ等。
決して、大作風の展開ではなく、TVドラマの拡張版という感じなのに、こんなに面白いとは・・ねッ。さすがです。観たシネコンでは。1番、大きなスクリーンでの上映。
「土方美雄と、時代遅れの8月の濡れた砂」展への道 その1
今日、横浜・石川町のギャラリー・フーへ行って、「土方美雄と、時代遅れの8月の濡れた砂」展の、契約を完了させた。
会期は、来年の8月8日(木)~11日(日)の4日間で、会場使用料の6万円と、DM製作代(200枚)の1万2000円の、計7万2000円を、支払った。
これで、展覧会開催は確定したので、あとは、1年弱かけて、その準備を進めていくのみである。自作の展示に加えて、私の所蔵するコレクションの中から、作家の展示許可が得られたものを、併設展示する考え。とはいっても、束芋や鴻池朋子、近藤聡乃といった有名作家のものではなく、あくまで、「ラテンアメリカ探訪アート展NOSOTROS」等の、仲間内の作品が、その中心。いずれ、お声がけをさせていただきますので、出来れば、どうぞ前向きに、ご検討下さい。
なお、もし、来年8月以前に、私が向こう岸の人となってしまった場合は、払ったお金がもったいないので、西村FELIZさんにお願いして、会場の有効利用を・・と、考えています。金安顕一さん、水口良樹さんにも、西村さんのサポートを、お願いしています。具体的には、「NOSOTROS」の仲間にでも、使ってもらえれば・・と。その際は、どうぞ、よろしく。
ハイ、もちろん、頑張って、生存して、同展をやりたいです。
「惑星トラリス展」「作間敏宏 治癒」
まずは、みなとみらい線・馬車道駅直結のBankART KAIKOで開催中の、「松本秋則+松本倫子 惑星トラリス展」へ。11月12日までの会期で、入場無料。
松本秋則さんは、現代アーティストで、竹や針金等を使った、動くサウンド・オブジェ(音の出る作品)で、知られている。また、パートナーの松本倫子さんは、統合失調症に苦しみ、動物保護団体から譲り受けた、保護猫「ほっぺ」を育てつつ、その姿を絵に描き始めて、注目されるようになった、アウトサイダー・アーティスト。以前、BankARTで開催された、松本倫子の個展は、カラフルで、愛らしい猫づくしの展示で、とても、話題になった。
その2人のコラボ展は、「トラリス」が、その生態系の頂点に君臨する惑星で、時には、猫の形をとったり、植物や楽器になったり、自在に変化する、トラリスの姿を、動くオブジェや平面作品で、表現したもの。とにかく、展覧会場全体が、オブジェと音と、光と影によって、埋め尽くされ、作品は会場から屋外へも飛び出して、北仲商店街の、各店舗のショーウィンドウや、メイン広場内にまで、拡張展示されている。展覧会内には、ソファーも置かれ、ゆるりと、惑星トラリスの世界に、身を委ねることが出来る、とても素敵な展覧会である。
しばらく、ソファーに座って、ぼんやりと、動く展示を観ていたが、お客は誰も現れず、大丈夫か・・という気もしたが、オープニングには、結構、人が集まった由(私は、所用で、参加出来ず)。
松本倫子の平面作品や、立体等は、一部販売もされているが、相対的に、高額なような、気もした。この額では、なかなか、買う人はいないのでは・・と、僭越ですが。
その後、みなとみらい線で、馬車道から、元町・中華街へ移動し、ギャラリー・フーへ行った。作間敏宏さんの「治癒」展が、開催されていて、当の作間さんも在廊されていたが、私には高尚すぎて、情けないことに、挨拶しただけで、気の利いた感想の1つも、いえなかった(申し訳ない)。
作間さんは、東京藝大卒で、現在、名古屋大学の教授。雪の結晶のような、立体作品を、展示されていた。でも、これは雪の結晶ではなく、どうやら、老化して、新しいものと入れ替わっていく、人の皮膚や細胞であるらしい。だから、「治癒」なのね???
分厚い図録のようなものも、置いてあったので、きっと、えらい先生みたい・・です。ハイ、つまらない感想で、どうも、ゴメンなさい。
ダメな1日
今日は、途中下車した、川崎のTOHOシネマズで、「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」を観たあと、横浜のBankART KAIKOへ向かうつもりだったのだけれども、TOHOシネマズ川崎で、チケットを買って、あと30分だなぁ~と思いつつ、ロビーのソファーに座ったら、そのまま、居眠りして、ハッと気づいたら、上映開始時間を、な、何と1時間近く、オーバーしていた。こんなことは、これが初めてだ。
映画は最初から観たいので、やむなく、次の回のチケットを、もう1度、買って、観ることになって、料金も2倍(シニアは1300円なので、2600円に)かかったし、BankART KAIKOへ行く時間もなくなってしまって、サイテーの1日だった。
それで、BankART KAIKOへ行くのは、翌日にして、夕食でも・・と思って、近くの、トンカツの「松のや」に入った。「松のや」は、牛飯「松屋」の姉妹店で、低価格トンカツ専門店の「かつや」の、ライバル店。
多分、機械で揚げているので、揚げ過ぎのことが多く、絶妙のサクサク感には欠けるし、肉質もさほどよいものではないが、とにかく、安いのが、魅力。
で、フツーのロースカツ定食を頼んで、お冷やを飲んで、2杯目からはセルフサービスなので、カップに水を注いで、トレイに戻そうとしたら、誤って、ぶちまけてしまって、トンカツがお茶漬け(イヤ、水漬けだな)に、なってしまった。水は、Tシャツにもこぼれて、ビショビショに・・。もう、笑うしかないが、水漬けになったカツを、水切りしつつ、何とか、食べ、恥ずかしいので、逃げるように、お店を出た。
トドメは、下車駅で、いつもは、エレベーターに乗っているのだが、待っている人が複数いたので、これは1度には、乗れないなぁ・・と思って、階段で降りることにしたら、足を踏み外して、ズルッと、階段を数段、落ちた。大事には至らず、よかったが、階段落ちは私の得意技であることを、久々に、思い出した。
昔は、戸塚駅の長階段を、2日続けて、落ちたことがある。そういえば、ディズニーランドのピザ店で、娘と2人分のピザとドリンクをトレイに入れて、階段を上る際、バッタリ倒れて、ピザと飲み物を、ぶちまけて、大ひんしゅくをかったこともありましたなぁ・・と(これは、厳密にいうと、上っているので、階段落ちではないが)。
ダメな1日に、乾杯ッ!!!
追伸 西村さん、丸善の人形展、教えてくれないと、行けないよッ。
「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」
ケネス・ブラナー監督・主演による、アガサ・クリスティの名探偵ポアロシリーズ第3弾。原作は、「ハロウィン・パーティ」なので、これまでの「オリエント急行殺人事件」や「ナイル殺人事件」に比べれば、イマイチ、知名度の低い作品。かくいう私も、クリスティは、その全作品を読んでいるハズなのに、「ハロウィン・パーティ」のストーリィは、ほとんど、覚えていない。よって、真犯人が誰かも、わからないので、むしろ、ラッキー・・と思っていたら、そもそも、ある映評によれば、原作とストーリィが、少々、異なっているんだそうだ。
ともあれ、探偵を引退し、ベネチアで悠々自適の日々を送るポアロの元に、友人で、作家のオリヴァ女史がやってきて、とある屋敷で行われる、降霊会に誘われる。そして、その降霊会で、霊能者のレイノルズ夫人が、謎の死を遂げる。果たして、その犯人は、人間か、霊か???という、物語である。もちろん、本格ミステリィなので、ちゃんと、人間の、しかも、「意外な真犯人」がいますので、ご安心。
主演のポアロには、もちろん、ケネス・ブラナー。オリヴァ女史には、ティナ・フェイ、レイノルズ夫人には、ミシェル・ヨーという、配役。
原作のストーリィを覚えていて、犯人丸わかりの前2作に比べ、とても楽しく、観ることが出来ましたぁ~・・と、いいたいところなのですが、映画館のホールの椅子に座って、入場を待っている間に、居眠りをしてしまって、気がついた時には、すでに、1時間近く、上映開始時間をオーバーしてしまっていたので、映画のチケットは、次の回に振り替えることが出来ないので、泣く泣く、買ったチケットを捨てて、次の回のチケットを、改めて、買い直しましたぁ~。つまり、1本観るのに、2本分の料金がかかってしまって、大損でした(涙)。まぁ、居眠りした、自分が悪いんだけど・・。
7度目のコロナワクチン接種 その他
7度目のコロナワクチン接種券が届いたので、早速、申し込む。10月21日、区の集団接種会場にて、接種することに・・。
コロナの感染状況は、感染者の数字が報道されないので、サッパリ、わからないが、東北地方で、若年層の感染が急増し、学校閉鎖も・・との報道が、新聞に小さく、載った。
最近は、マスクをする人も減っていているし、事実、私も、電車に乗る時と、人混みの中、病院にいる時くらいしか、していない。飲み会には基本的に参加しないし、よく行く映画館や美術館は、空調がしっかりしているので、大丈夫だろうとは思うものの、年寄りだし、基礎疾患もあるので、やはり、不安だ。
今日か、明日、BankART KAIKOに行くつもり。あそこは、空調も完備の上、よいことではないにしても、基本的に、いつも空いているので、全然、大丈夫。ついでに、ギャラリー・フーにも寄り、来年8月の個展について、日程等を打ち合わせて来るつもり。
今日の朝飯は、食欲がなく、お赤飯のおにぎり1個に、フリーズドライのおみそ汁(なめこ)。歩くと、フラフラする。映画は、何を観るかな???名探偵ポアロの、新作かなぁ???
ナタリア・ダナエさんの話
「フィエスタ・メヒカーナ」の項で紹介した、ナタリア・ダナエさんの話。ネットで検索していたら、彼女が出演した、日本のカラオケ番組が、ユーチューブに残っていた。どうやら、カラオケで、歌って、機械に自動採点させ、その数字で競うという番組のようだが、彼女は宇多田ヒカルの「ファースト・ラブ」を歌って、95点台の高得点を出していた。ド素人の私が聴けば、ほぼ完璧な出来。もの凄い、うまさだ。
その番組で、彼女がどこまで行ったのかは、よく、わからない。多分、優勝はしなかったのだろう。
追記 し、失礼ッ。優勝したそうです。TV東京のカラオケバトルで・・。
もっとも、このカラオケ機での自動採点、その歌が持ち歌の、歌手本人が歌っても、必ずしも高得点にならないことを、以前、観て、私は知っている。ずいぶん、昔の歌だと、歌手の歌い方自体が、当時とは、変化してしまうからだ。事実、私が長年ファンの山崎ハコを例に語ると(えっと、そのぅ・・それしか、知らないので)、自分で作詞・作曲した曲でも、昔と今では、コンサート等での、彼女の歌い方が、まったく、変わってきている。もの凄く、アップテンポになっているし、自身で、アレンジにアレンジを、加えている。これでは、たとえば、昔の曲のカラオケが、あったとして、それを本人が今風に歌って、高得点が出せるとは、限らないからだ(実際に、山崎ハコの曲が、カラオケに入っているか、どうか、私は知りません。カラオケ店自体、ほとんど、行ったこと、ないし・・)。
でも、それはともかくとして、ナタリア・ダナエさんの歌唱力と、日本語のうまさには、感服した。実際、彼女はモデルとして、日本でも、活動し始めているようだ。ネットには、中居正広クンと一緒に写った写真も、残っていたし、よくはわからないが、日本での芸能活動を、開始してもいるのだろう。
でも、日本で、彼女が実績を残せるか、どうかは、わからない。多分、難しいと、そう思う。芸能界は、海千山千の世界で、いくら歌がうまくても、それでどうにかなる世界では、ないだからだ。
四苦八苦
新しい補聴器が出来上がるまで、借りている補聴器に、ひと苦労している。まず、私の耳穴に合わせてつくったものではないので、なかなか、うまく、フィットしない。特に、右耳のが、なかなか、穴に入らない。無理やり、押し込む時に、キーン!!!という、とてもイヤな音がする。
加えて、電池の残量が少なくなってきた時、これまでの補聴器だと、「電池の残量が少なくなってきました」という、警告のアナウンスがあり、それが3回まで続くと、しばらくすると、切れてしまう。だから、2度目の警告までに、どこか安全な場所に移動して、新しい空気電池に入れ替えることが出来るのだ。ところが、代替え品の補聴器は、何の警告もなしに、突然、ブツッという感じて、切れてしまうのだ。
これは、補聴器の電池を替えにくい場所にいる時など、どうにもならない。たとえば、人混みの中などで、立ったままで、電池を交換しようなどとすれば、補聴器自体がどこかへ落ちて、見つからなくなってしまう公算が大だ。そうなると、片耳10万円の弁償である。
今日も、人とこみ入った話をしている時に、いきなり、ブツッと切れた。そうなると、補聴器が耳穴に入っているので、補聴器なしの時より、より人の声が聞こえなくなってしまう。補聴器を耳穴から取り出せばいいのだが、それをどこに入れておくのかという、問題もある。とても小さなものなので、専用のピルケースみたいなものがないと、なくしそうだ。
しかも、今日は、よりによって、ピルケースのようなものに入れて、予備の空気電池を持ち歩いていないので、補聴器をしまうことも、電池交換も、出来ないのだ。まぁ、持たずに家を出た、自分が悪いのだが・・。
要は、とても困った状態になった。新しい補聴器が届く、水曜日までの、我慢である。