ワシントンの州都オリンピアを1日観光 | アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

12年半のアメリカ生活を終え、2021年3月、日本に本帰国しました。NYC、ヒューストン、サンノゼ、シアトルと転勤を繰返した夫とともに、全米を旅した日々はかけがえのない宝物。これから日本で始まる第2の人生とアメリカの思い出を綴っていきます。

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ワシントン州の州都はオリンピア(Olympia)。シアトルから南に60マイル、ピュージェット湾の最南端に位置しています。北側にある山がギリシャのオリンポス山に似ているということでオリンポス山と名付けられ、町はその山の名にちなんでオリンピアと命名されたそうです。ワシントン州にはオリンピック半島やオリンピック国立公園など似たような名まえが多くて、ちょっと紛らわしいです。

 

州都で最も目立つ建物は、州議事堂(Legislative Building)。古代ギリシャ建築に大いに影響を受けたドーム型の建物は、威風堂々とした佇まいです。

 

正面入口に続く石の階段は42段。ワシントン州が米国の42番目の州であることを象徴しているそうです。

 

政府機関の建物だというのに、入口で荷物チェックもなく、お堅い感じもなくフレンドリーな雰囲気。無料のツアーが1時間おきに実施されているのでその場で申し込むことができるし、自由気ままに建物の中を歩き回ることもできます。

 

アラスカ産の大理石が贅沢に使われた館内。

 

床からドーム頂上までの高さは55メートル、ティファニー製作の美しいシャンデリアが吊るされています。

 

州名の由来はもちろん、初代大統領ジョージ・ワシントン。

 

会議場の傍聴席。

 

お土産ショップまでありました。州議事堂限定の品やワシントン州の名産品を買うことができます。

 

議事堂から公園に続く遊歩道があるので、緑豊かな(秋は紅葉が美しい)風景を眺めながら、ゆっくり歩くのも楽しい。議事堂から徒歩20分、Columbia Streetの北側にはいろんなレストランがあり、曜日によってはファーマーズ・マーケットも開かれています。ワシントン州名産のリンゴは今が旬です。とても美味しかった!

 

オリンピアは政府機関が集中する州都だけど、水辺の風景が美しいフレンドリーな町でした。シアトルから車で1時間ほどで行けるので、日帰り観光にぴったり。行き残した場所もあるので、また訪れたいと思います。