カレの会社がコロナの影響で危ない、
そう言われ会えなくなった2021年4月。
前回までのお話し↓
これはしばらく連絡できないな、
と大人しくしていた。
そして1~2か月ほど経ったころ。
SNSでカレの病気を知った。
えっ!
すぐに彼に連絡を取った。
どうやらコロナではない様子。
明るく発信してるので
大したことはないと
思っていた。
でもその後長引いている
ことを知った。
彼に連絡をとったら
原因不明の病気で高熱が
続いているということだった。
その時もまだ、明るい様子だった。
でもそれが1週間やそこらでなく、
ずっと続いてる。
もう一度連絡をとったとき、
彼はさすがに明るさのそぶりも
みせなくなっていた。
精密検査を受けたが
原因がわからない、
もう鬱になりそうだ…
と。
私はスピリチュアルな
ことをしているので、
彼に怪しまれても引かれてもいい、
出来ることをしたい、
と思った。
お塩のお風呂入ってますか?
とか、しつこくメッセージを入れた。
カレは適当な返事をしていた。
そこから、神社の100日参りを始めた。
1か月、2か月が経っても
良くならず。
神さまどうかお願いします。
毎日祈った。
もうこの時から
えっちしたいとか
付き合いたいとか
一ミリも思わなくなった。
会えるとか会えないとか
どうでもいい。
神さまどうかお願いします。
カレが死んでしまうんじゃ
ないかと、
真夏の炎天下のときも
雨の日も毎日、お参りに通った。
病気平癒の神社に行って
カレにお守りを送った。
とにかく生きていてほしい、
それだけだった。
100日参りが96日に
さしかかったとき、
彼の回復を知った。
どれだけ、安堵したことか。
そしてしばらくして、
彼から感謝の連絡が入った。
お守りのお礼や
気遣いをありがとう、
と。
この3か月間、
生きてさえくれればいい、
とそれだけを望んでいた。
いままで欲まみれだった
自分を恥じた。
ああ、声が聴けた。
言われもない喜びと
緊張と感動で声が震えた。
最後に彼が言った。
「また今度、メシでも…!」
と。
…!!
なんですってー!
思ってもいなかった言葉、
いや、ちょっと期待してたかも。
に、電話を切ったあと、
いつだろう、いつだろう~。
急に色めきたった私だったのだった。
人ってすぐ忘れる生き物。
そして100日参りは、
彼の完治を知った96日にして、
終了したのだった。
つづく↓
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