「民主大勝」のカギを握る共産票の行方 (ゲンダイネット)
   2009/08/23 23:41










 



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「民主大勝」のカギを握る共産票の行方 (ゲンダイネット)



 天下分け目の決戦のカギを握るのは共産票(05年選挙で約490万票)か――。選挙関係者らの間から意外な声が上がっている。いったい、どういうことか。


「今回、共産党
立候補者を前回の275人から152人に絞り込んだ。その結果、事実上の自・民一騎打ちの選挙区が122と前回より100も増えたのです。問題は、この
100選挙区で共産票がどう流れるか。事前の予想では多くは民主に流れると言われています。そうなったら、接戦区で民主が圧倒的に優位になります」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)


 自民全滅の可能性も指摘される北海道。町村元官房長官や中川前財務相ら自民大物が大苦戦している。この中で共産票の行方にかたずをのんでいるのが、共産が出馬を見送った5区の町村陣営だ。


「民主の小林千代美とは4回目の対決で、前々回は8000票差まで追い詰められた。今回も猛追されている。前回は共産候補が2万2000票を獲得した。その大半が小林に流れたらどう転ぶか分かりません。麻生首相は19日、北海道に入りましたが、これも自民全滅だけは避けたい一心です」(選挙関係者)


「建設的野党」路線を打ち出した共産党は、公認候補を立てない選挙区については自主投票とする方針。


「そうはいっても、まじめな党員は投票所に足を運んだら、白紙にはしないでしょう。比例は共産、小選挙区は“反自民”で民主に入れる人が多いのではないか」(前出の選挙関係者)


 共産党支持者の一票の行方が、意外なドラマを呼びそうだ。


日刊ゲンダイ2009年8月19日掲載)









小沢が仕掛ける最終壊滅作戦
   2009/08/23 23:28










 



『庶民から搾り取り、大企業のために税金をつかう自民党政治から、国民生活第一の民主党政治へ、政権交代』


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小沢が仕掛ける最終壊滅作戦


2009/8/23 10:00





 鳩山代表が「表」の顔なら小沢代表代行は「裏」の顔――。連日、全国で街頭に立つ鳩山、菅、岡田に対し、小沢は黙々と新人候補の事務所訪問を続けているが、その訪問先選びは絶妙だ。民主勝利への最終仕上げが着々と進んでいる。



●比例名簿で保守票上積み

小沢が、19日訪れたのは福岡県行橋市。大分県との県境で福岡11区にあたる。実は、ここに民主党公認候補はいない。自民党と戦うのは民主が推薦する社民党の新人女性・山口はるなだ。選挙期間中に党首クラスが他党候補の事務所を訪問するのは異例。

「福 岡11区は自民党の公認争いに勝った武田良太が強く、事前の情勢調査でも当選は堅いとみられてきた。しかし、小沢さんが、わざわざ他党候補のそんな選挙区 に足を運ぶなんて驚いた。社民党との選挙協力のアピールの意味合いもあるでしょうが、小沢さんが行くのは『激戦区』。いよいよ福岡11区も分からなくなっ てきたということです」(地元記者)

公示日の18日、小沢は北海道に入った。訪問先は、北海道5区の民主公認・小林千代美の選挙事務所。小林の 相手は、あの町村信孝だ。自民全敗の可能性が伝えられる北海道の最後のトリデである。そんな場所で、小沢はテレビカメラを前に「ここで勝利することは日本 全体の選挙の行方にも大きな影響を及ぼす」と声を張り上げた。町村が震え上がったのは想像に難くない。




「『小沢が入った』というだけで、相手は見えないプレッシャーを受ける。一方で民主の候補は『イケる』となり、陣営全体がシマる。その空気は有権者にも伝わる。街頭に立つより効果は大きいのです」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

小沢は比例名簿でも、小選挙区の票の上積みを狙った巧みな仕掛けを行っている。東京で小池百合子潰しのために元自民党衆院議員の小林興起を単独比例にした ように、石川では元自民党参院議員の沓掛哲男を、岐阜では05年選挙で佐藤ゆかりを支援した元自民党県議(今月14日離党)を比例名簿に登載した。

「いずれも名簿下位ですが、小選挙区で民主候補が当選すればするほど、自分の当選確率が高くなるから本気で動きます。もともと自民党議員の彼らはきちんと後援会組織も持っている。組織が弱い民主党にとっては貴重な保守票です」(民主党関係者)

自民党は壊滅へまっしぐらだ。



(日刊ゲンダイ2009年8月20日掲載)



2009/8/23 10:00 更新







民主3枚看板、自民は舛添さん1人…遊説の人気者
      2009/08/23 18:42










 



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民主3枚看板、自民は舛添さん1人…遊説の人気者






 民主党は今回の衆院選を、鳩山代表、岡田幹事長、菅代表代行の「3枚看板」を前面に出して戦っている。


 代表経験があり、知名度も高い3人の姿を示し、有権者に政権交代の可能性を実感してもらう狙いだ。


 一方の自民党では、参院議員で国民の人気が高い舛添厚生労働相への応援要請が殺到している。


 鳩山氏は22日、自民党町村信孝・前官房長官が出馬する北海道5区に入った。千歳市での街頭演説で、「相手は底力がある。厳しい戦いが最後まで続くと思うが、支援の輪をお願いしたい」と訴えた。


 岡田氏は22日、神戸市で街頭演説し、「天井が抜けて今までの

閉塞

(

へいそく

)

感が取れて青空が見える、それが政権交代だ」と訴えた。「自民党の大物議員を落選させることが政権交代の象徴だ」(選対関係者)と判断し、18日の公示日には自民党古賀誠選挙対策本部長代理が出馬する福岡7区で第一声を上げた。


 民主党は、自民党有力者の選挙区に加え、2005年の衆院選で惨敗した都市部の結果が全体の勝敗を左右すると見ており、鳩山氏が大阪、岡田氏が神 奈川、菅氏が東京と3氏に担当地域を割り振っている。また、前原誠司副代表、野田佳彦幹事長代理らも手分けして応援に回っている。


 党幹部は「かつては党内に勢いのある弁士が少なくて、遊説の割り振りなどは困ったものだが、今は顔ぶれがそろい、どこの新人候補からも引っ張りだこだ」とほくそ笑む。


 一方、同じ代表経験者でも、小沢代表代行は「3枚看板」とは反対に街頭演説を控え、地方の選挙事務所を訪問して運動員らを激励するなど「裏方」に 徹している。21日には秋田県湯沢市で連合秋田や社民党県連などを訪ね、民主党候補への支持を要請した。党関係者は「組織固めなどは小沢さんの得意分野 だ。『3枚看板』と役割分担をしてもらっている」と語る。


 対する自民党は、幹部や派閥領袖の多くが苦戦を強いられており、応援がままならない状況だ。自分の選挙はない舛添氏が、こうした有力者の応援に回るケースも増えている。


 22日には、町村氏の応援で北海道5区などに入った。札幌市での街頭演説では、「北海道の農家と米カリフォルニアの農家を比べたら負けるに決まっている。(自由貿易協定は)対等条件では結べない」と民主党を批判した。


 舛添氏にはのべ約250人の候補から応援要請が来ているという。全国を駆け回る舛添氏を、党内では「将来の総裁候補として認知させる狙いもあるのでは」と見る向きもある。


 麻生首相(自民党総裁)も応援に飛び回っている。22日には、兵庫県佐用町の豪雨被災地を視察後、同県と大阪府の計6か所で街頭演説や事務所回りを精力的に行い、「大変厳しい状況と言われているが、反応は間違いなくよくなってきている」と強調した。


 内閣支持率が低迷する中、当初は「応援要請は少ないのでは」という見方もあったが、18日から22日までの5日間ですでに8都道府県の23か所を訪れた。応援日程は29日の投票前日までほぼ埋まっているという。


(/2009年8月23日11時39分  読売新聞)






衆院選:揺らぐ自民の牙城 15道県全敗か 本社情勢調査
  2009/08/23 17:11










 



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衆院選:揺らぐ自民の牙城 15道県全敗か 本社情勢調査



 衆院選公示後に毎日新聞が実施した特別世論調査と情勢取材の結果、320議席を超える勢いを見せた民主党。特に小選挙区では自民党の「岩盤」とも 言える西日本でも優位な戦いを進めており、全国的に政党支持基盤の地殻変動が起きていることを示した。前回の05年衆院選(郵政選挙)では関東・近畿の都 市部を自民党が席巻したが、今回は軒並み民主党候補がひっくり返す「オセロ現象」も広がりそうな情勢。自民党は15前後の道県で小選挙区をすべて失う可能 性がある。【中田卓二、野原大輔、横田愛】


 小選挙区比例代表並立制が導入された1996年から計4回の衆院選に自民党候補がすべて勝利し、05年選挙で次点候補に得票率で20ポイント以上 の差をつけた39選挙区について、特別世論調査を基に分析した。その結果、これまで安泰とみられてきた「自民王国」が、民主党の攻勢で大きく揺らいでいる ことが明らかになった。


 民主党が今回、優位に戦いを進めているのは11選挙区。宮崎1区では同党など野党が推薦する無所属候補がリードしている。栃木3区では前職が自民党を離党してみんなの党を結成し、自民党は不戦敗。計13選挙区で勢力図が変わる可能性が高まっている。


 これに加え、茂木敏充前行革担当相の栃木5区、福田康夫前首相の群馬4区、森喜朗元首相の石川2区、細田博之自民党幹事長の島根1区など11選挙区で民主党候補が接戦を演じており、自民党の保守地盤にさらに食い込む勢いだ。


 自民党が先行しているのは、加藤紘一幹事長の山形3区、高村正彦前外相の山口1区、河村建夫官房長官の山口3区、安倍晋三元首相の山口4区、麻生太郎首相の福岡8区など、全体の半数以下の15選挙区にとどまっている。


 逆に、赤城徳彦元農相の茨城1区、額賀福志郎元財務相の茨城2区、丹羽雄哉元厚相の茨城6区、柳沢伯夫前厚生労働相の静岡3区、中馬弘毅元行革担当相の大阪1区、二階俊博経済産業相の和歌山3区など、閣僚経験者の多くが民主党候補を相手に苦戦を強いられている。


 一方、現段階で自民党が全小選挙区で敗北する可能性が高いのは北海道、埼玉、愛知など15道県に上る。激戦区の結果次第ではさらに12府県で自民党が「完敗」することもあり得る。


 特別世論調査によると、民主党は小選挙区で230議席以上をうかがう勢いを見せている。同党は「自民王国」の牙城を切り崩す一方、小選挙区で一度 も勝利したことのない13の「民主空白県」のうち、青森、群馬、富山、岐阜、和歌山、鳥取、香川、愛媛、鹿児島、沖縄の10県で初めて候補者が当選を果た す見通しとなった。


 ◇37の「1区」 民主が優勢


 また、都道府県庁のある全国の「1区」でみると、37選挙区で民主党候補が優勢。宮崎1区は民主党系無所属、沖縄1区は国民新党の候補がリードしている。


 自民党候補が優位なのはわずか2選挙区。自民、民主両党の05年選挙での「1区対決」は自民党32勝、民主党13勝だったが、今回の選挙では逆転現象がみられそうだ。


 ◇民主支持34% 自民は19%…政党支持率


 政党支持率は民主党が34%で、毎日新聞の7月の全国世論調査から2ポイント減ったものの、最も高い。自民党は1ポイント増の19%。わずかに差 は縮まったが、民主党が依然優位を保っている。民主党の支持率は、島根、山口両県を除く45都道府県で自民を上回り、北海道や岩手県など11道府県では自 民党に2倍以上の差をつけた。他の政党は、公明党5%▽共産党3%▽社民党1%▽国民新党1%▽みんなの党1%--などだった。


 ◇民主、無党派層を吸収


 特別世論調査で「支持政党はない」と答えた無党派層(25%)のうち、小選挙区の投票予定先として33%が民主党候補を挙げ、自民党候補は18% にとどまった。比例代表も民主党34%、自民党14%と大差がつき、無党派層の動向が民主党の優位を後押ししていることが鮮明になった。


 無党派層は従来、与党に批判的な傾向が指摘されてきた。しかし、劇場型選挙で世論を盛り上げた05年衆院選の際の世論調査では、自民、民主両党に ほぼ二分され、結果として自民党の圧勝につながるなど、世論の先行指標として注目されている。今回は野党の民主党に無党派層の支持が再び集まっている。


 05年調査時に37%で「第1党」だった無党派層だが、今回は縮小。逆に民主支持層は19ポイント増えて34%にまで膨らみ、無党派層を吸収した形になった。政権選択が焦点となる中、有権者は旗色を鮮明にする傾向にあるようだ。









’09衆院選:情勢調査 民主、優位な戦い展開 /北海道
  2009/08/23 16:55










 



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’09衆院選:情勢調査(その1) 民主、優位な戦い展開 /北海道


8月22日11時1分配信 毎日新聞




 30日投開票の衆院選で、毎日新聞は19~21日、電話による世論調査を実施した。道内12小選挙区と比例代表道ブロック(定数8)
の情勢について、こ
れまでの取材を加えて分析した結果、政権交代を訴える民主が小選挙区、比例ともに優位な戦いを展開。政府・与党の要職を歴任した自民の「ビッグ3」が立候 補している5区、11区、12区でも民主候補がリードしている。しかし、投票先を「まだ決めていない」と答えた有権者が小選挙区で約4割に上っており、今 後の展開次第では情勢が変わる可能性もある。【衆院選取材班】



◆1区

◇横路氏、無党派層にも浸透

横路氏が幅広い支持を集めてリードする展開。民主支持層を固めているほか、新党大地票の約6割を固め、両党の選挙協力が効果的に働いているようだ。自民、公明支持層の一部や「支持政党なし」の有権者にも浸透。年代別では30代以上から満遍なく支持を集めている。

長谷川氏は「YOSAKOIソーラン祭り」の創始者として知名度があるものの、自民・公明
持層の半分程度しか固め切れていない。横路氏の多選を批判し
ているが、同世代の30~40代の支持率でも後れを取っており、「世代交代」の主張は広がっているとは言えない。松井氏は勢いを欠いている。まだ投票先を
決めていない人が3割以上おり、終盤の動きがカギを握る。

松井秀明 40 共新

高元和枝 59 諸新

横路孝弘 68 民前=[国]

長谷川岳 38 自新=[公]



◆2区

◇足場固め、三井氏が優勢

三井氏は民主支持層の7割以上をまとめたほか、公明支持層の一部からも支持を得ており、優勢な展開を維持。新党大地との選挙協力を強め、保守層の切り崩 しをはかる。医療・福祉政策を中心に訴え、高齢者への支持も広げる。ただ、無党派層への浸透は今ひとつで、今後の課題となりそうだ。

吉川氏は地道な地域回りなどで自民支持層の約8割を固めたが、公明票の伸びに勢いがない。副経済産業相としての実績をアピールしているが、「景気対策」 を重視する有権者の支持も広がりに欠ける。岡氏は共産支持層をまとめた。候補者乱立の中、本田氏とともにいかに野党候補との差別化を図れるかが課題。

吉川貴盛 58 自前=[公]

三井辨雄 66 民前=[国]

山本志美 42 諸新

岡千陽  46 共新

本田由美 31 社新



◆3区

◇荒井氏、石崎氏をリード

荒井、石崎両氏が過去4回、激戦を繰り返してきた。今回は荒井氏がリードを広げている。

荒井氏は07年に議員辞職して知事選出馬したが落選し、その後は支持者回りに力を入れてきた。民主支持層の約9割まで固めたほか、支持政党なし層の3割
強を獲得。共産支持層にも浸透する。職業別では「経営者・管理者」や「自営業」を含めて広い層で支持を広げている。最も重視する争点で「年金・医療・介
護」を挙げた人の中で支持が高い。

石崎氏は自民支持層の6割強、公明支持層の約7割を固めた。悩みの種である支持なし層への浸透が進んでいない。年代別では、20代、40代に比較的浸透しているが、50代以上の支持が弱い。

石崎岳  54 自前=[公]

荒井聡  63 民元=[国]

森山佳則 42 諸新



◆4区

◇鉢呂氏各年代、全域で優位

道8区から選挙区替えして3度目となる鉢呂氏が、優位な戦いを進める。幅広い年代で支持を集め、全域で優位に立つ。民主支持層の約9割、新党大地票の約7割を固めたうえ、共産、社民支持層のそれぞれにも浸透。公明支持層にも食い込み、無党派層の支持も集める。

宮本氏は自民支持層をほぼ固めたが、広がりに欠ける。市区部での浮動票獲得を狙い、巻き返しを図る。

鉢呂吉雄 61 民前=[国]

鶴見俊蔵 55 諸新

宮本融  44 自新=[公]



◆5区

◇巻き返し懸命、町村氏

小林氏が民主への追い風に乗ってリードしている。30代以上の幅広い年代や各職業で支持を広げる。民主支持層の約9割を固めたうえ、候補擁立を見送った 共産支持層の約6割を獲得した。新党大地票の約6割に加え、社民支持層も手堅くまとめ、無党派層にも支持を拡大している。市区部に加え、過去3回の選挙で 課題だった町村部でも優位に立つ。

懸命の巻き返しを図る町村氏は、自民支持層の約7割と公明支持層の約9割を手堅くまとめた。ただ、「自民に政権担当能力がある」と答えた層の約6割しか 固めておらず、「景気対策」や「年金・医療・介護」を重視する有権者の支持で、小林氏に大きく差を付けられている。政策は浸透していないのが実情だ。

畑野泰紀  42 諸新

小林千代美 40 民元=[国]

町村信孝  64 自前=[公]



◆6区

◇佐々木氏、都市部も先行

佐々木氏は前回、自民候補に2761票差の辛勝だったが、今回は優位に戦いを進めている。町村部では約4割の支持を得ており、課題の都市部でもリードを 広げている。民主支持層の8割以上を固めたほか、無党派層からも一定の支持を得ている。政策別では、年金・医療・介護を争点とみる有権者の半数以上が支持 しており、高齢者にも浸透した。

今津氏は与党の実績を訴え、景気対策を重視する有権者の約4割の支持を獲得。職業別では経営者や管理職などを中心に支持を広げている。約3割を占める無党派層への支持拡大が課題だ。荻生氏は2大政党制の合間で、いかに差別化をはかれるかがカギとなる。

佐々木隆博 60 民前=[国]

荻生和敏  59 共新

武田慎一  42 諸新

今津寛   62 自前=[公]



◆7区

◇仲野氏、大地との協力順調

仲野氏が優位に立つ。民主支持層の8割強を固めたほか、候補擁立を見送った共産、社民両支持層も取り込む。比例投票先を新党大地と答えた人の約7割が仲 野氏を選んでおり、選挙協力も順調に進む。町村部でも市部に劣らない浸透を見せている。最も重視する争点で「行政改革」や「子育て・教育」を挙げた人の支 持が高い。

追い上げを図る伊東氏は、自民支持層の約7割を固め、支持政党なし層では3割強を得て仲野氏をやや上回っている。公明支持層は伊東氏、仲野氏に割れてい る。争点で「景気対策」を挙げた人の中での支持は強い。年代別では60代で支持を広げるが、その他の年代では伸び悩んでいる。前釧路市長の知名度も支持拡 大に生かし切れていない。

仲野博子 50 民前=[国]

伊東良孝 60 自新=[公]

金成幸子 50 諸新



◆8区

◇逢坂氏、保守分裂で優位

比例道ブロックから転出した逢坂氏は、引退した金田誠一氏の地盤を引き継ぎ、優位な戦いを展開している。民主支持層の大半を順調に固めたほか、新党大地 票や共産支持層も取り込んでいる。保守系が福島氏と佐藤氏に分裂した影響で、自民支持層の一部も取り込んでいる。さらに、年代別や市、町村別でも満遍なく 浸透。最も重視する争点では「年金・医療・介護」を選んだ有権者の5割弱の支持を得た。

福島啓史郎 63 自新

逢坂誠二  50 民前=[国]

西野晃   32 諸新

佐藤健治  52 無新



◇首相はどっち?--鳩山氏35%/麻生氏12%/42%が「どちらでもない」

自民党麻生太郎首相と、民主党鳩山由紀夫代表のどちらが次期首相にふさわしいかを聞いたところ、鳩山代表が35%と麻生首相の12%を上回った。ただし、「どちらもふさわしくない」が42%と最多を占めた。

年代別でみると、すべての年代で鳩山代表が麻生首相よりも人気だった。鳩山代表は特に、60代(46%)、70代以上(42%)、50代(35%)の中
高年層から期待を集めた。一方の麻生首相は70代以上(18%)が最多で、20代(15%)が続いた。また、民主支持者の69%が鳩山代表を推す一方、麻
生首相を推す自民支持者は45%だった。



8月22日朝刊





’09衆院選:情勢調査(その2止) 「ビッグ3」リード許す /北海道


8月22日11時1分配信 毎日新聞




 ◆9区

◇鳩山氏「町村部」も克服

鳩山氏がリードする。民主支持層の約8割と新党大地票の約7割を固め、無党派層の約3割の支持を集めている。市部に加え課題だった町村部でも優位に立っている。若年層にも浸透。幅広い職種で支持を拡大している。

川畑氏は自民支持層の約7割を固めたほか、公明支持層の約7割にも浸透しているが、広がりに欠ける。佐藤氏は共産支持層の約6割を固めた。

佐藤昭子  66 共新

鳩山由紀夫 62 民前=[国]

里村英一  49 諸新

川畑悟   38 自新=[公]



◆10区

◇小平氏、各層に手堅く浸透

追い風に乗る小平氏が、優位な選挙戦を進めている。民主支持層の約8割を固めたほか、候補擁立を見送った共産、公明支持層にも手堅く浸透。職業別では農林漁業を固め、町村部での支持は盤石。無党派層の支持拡大がカギとなる。

前回「小泉チルドレン」として比例復活当選した飯島氏。今回は保守候補が一本化されたため、自民支持層を着々と固めているが、公明票の取りまとめが進んでいない。地盤がない落下傘候補だけに、支持基盤の拡大が急務。与党の景気対策の実績などを訴え、幅広い浸透をはかる。

小平忠正 67 民前=[国]

大林誠  36 諸新

飯島夕雁 45 自前=[公]



◆11区

◇石川氏、各年代から支持

小選挙区で初勝利を目指す石川氏が優位な戦いを進めている。民主支持層の約9割を固めたほか、支持政党なし層の約3割にも浸透。自民支持層の1割強にも
食い込んでおり、西松事件で参考人聴取された影響を感じさせない。30代以上の各年代に満遍なく支持を広げている。従来自民支持の多い高齢者にも浸透。大
票田の帯広市でも競り合う。

「もうろう会見」でつまずいた中川氏。危機感を持って取り組んでおり、公明支持層のほとんどを獲得したものの、自民支持層の約7割しか固めていない。町 村部の支持が2割程度にとどまっており、5割弱の石川氏に差を付けられている。従来の支持基盤を固めきれていない状態だ。ただ、最も重視する争点に景気対 策を挙げた人の中での支持は強い。

渡辺氏は共産支持層の約9割を固めた。

中川昭一 56 自前=[公]

渡辺紫  60 共新

石川知裕 36 民前=[国]



◆12区

◇「逆風」受ける武部氏

松木氏がリード
ている。民主支持層と新党大地票の大半を固め、選挙協力が奏功していることをうかがわせる。争点として「政権交代」「年金・医療・介
護」を重視すると回答した有権者の半数から支持を得ている。候補擁立を見送った共産支持層の7割が松木氏に流れており、政権交代ムードを武器に着実に浸透
している。

追う武部氏は、自民支持層と公明支持層の8割を固めた。しかし、市部と町村部の全域で松木氏に差をつけられているうえ、武部氏の強みであった基幹産業・農林漁業の票も松木氏にリードを許しており、「逆風」にさらされている格好だ。

ただ、「まだ投票先を決めていない」有権者は4割。支持政党なし層の間では、両氏の支持に大差はない。

武部勤  68 自前=[公]

松木謙公 50 民前=[国]

笠松長麿 56 諸新



◇比例道ブロック、自民3議席維持厳しく 大地、公明、1議席死守狙う




現有3議席の民主は、前回失った4議席目の奪還が濃厚で、5議席目をうかがう勢い。支持層の8割以上を固め、無党派層の約3割にも浸透。自民が得意とする町村部でも約4割の支持を集めている。比例単独候補は4人のため、他党に議席を譲り渡す可能性もある。

自民は都市部、町村部ともに2割以下の支持にどとまり、現有3議席の維持は厳しい情勢だ。支持層の約8割は固めたが、1次産業従事者の3割以上が民主の 支持に向かうなど地盤崩壊が顕著。無党派層の4割以上は投票先を未定としており、流れが民主へさらに傾けば1議席転落も現実味を帯びる。

大地は目標とする現有1議席の倍増は困難な情勢。都市部で支持が伸びておらず、町村部の支持も1割以下にとどまっている。公明は支持層の約9割を固め、1議席死守を狙う。自民が実効性ある支援を打ち出せるかがカギを握る。

共産は党勢衰退に歯止めがかからず、社民も支持層の約3割が民主に流れている。両党ともに03年衆院選で失った議席回復は遠い。



◆最重視争点

◇「年金・医療・介護」32% 「政権交代」11%引き離す

最も重視する争点は「年金・医療・介護」が32%と最多で、民主が訴える「政権交代」の11%を大きく引き離した。他都府県よりも景気後退の顕著な道内は「景気対策」が27%と2番目に多かった。

50代、60代、70代以上が「年金・医療・介護」への取り組みを期待する一方、20代と40代は「景気対策」、30代は「子育て・教育」に最も関心を示し、年代ごとに差が出た。

また、民主支持者の35%が「年金・医療・介護」を挙げ、「政権交代」(23%)を上回った。一方、自民支持者は麻生首相の強調する「景気対策」が45%と最も多かった。



無党派層投票行動

◇「必ず行く」67%/「行かない」は2%

有権者の26%を占める支持政党がない無党派層の投票行動をみると、「必ず行く」が67%、「たぶん行く」が25%と今回の選挙に対する強い関心をうかがわせた。「たぶん行かない」が4%、「行かない」が2%だった。

支持政党はないものの、小選挙区の投票先について、32%が民主候補、17%が自民候補と回答。ただし、「無回答」が48%おり、現時点で態度を保留す
る有権者が多かったとみられる。また、比例の投票先について、28%が民主、12%が自民と回答、小選挙区と同様の結果が出た。「無回答」は43%だっ
た。



◆政党支持率

◇民主35%、自民17% 支持政党なしは26%

政党支持率は、民主が35%と自民の17%に倍の差をつけた。公明が4%、共産が3%、社民が1%、みんなの党が1%で、新党大地を含むその他の政党が1%。支持政党なしは26%だった。

前回05年衆院選の世論調査と比較すると、民主が21%から支持を伸ばす一方、政権与党の自民は30%からほぼ半減、公明も1ポイント減だった。

年代別にみると、すべての年代で民主支持が自民支持を上回った。60代で民主46%、自民17%、50代で民主35%、自民15%と年齢が高いほど民主
支持の傾向が強かった。20代は民主26%、自民19%と差が最も小さかった。また、40代の37%、30代と20代の35%が無党派層だった。



8月22日朝刊






栃木 民主1、2、4区でリード 5区は大接戦 衆院選本社世論調査
  2009/08/23 12:38










 



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栃木 民主1、2、4区でリード 5区は大接戦 衆院選本社世論調査


(8月23日 05:00)

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 「政権選択」が最大の焦点となる30日の衆院選投票を前に、下野新聞社は20日から22日にかけ、電話による世論調査を行い、取材も加味して県内 5小選挙区の情勢を探った。3区を除く4選挙区で自民、民主の二大政党の事実上の一騎打ちとなっているが、民主党候補が追い風を受け、1、2、4区でリー ドし、5区は大接戦となっている。県内小選挙区は自民党の独占状態が続いてきたが、「地殻変動」が起きる可能性がある。選挙に「大いに関心がある」「ある 程度関心がある」と答えた人は計87%に上る。まだ約3割が投票する候補者を決めておらず、終盤戦の展開が注目される。



 ■ 1区 ■


 民主党新人の石森久嗣氏が一歩リードし、自民党前職の船田元氏が激しく追い上げる展開となっている。


 県都・宇都宮市を抱え、無党派層の動向が注目される中、民主党は党幹部を積極的に石森氏の集会に投入し、党を前面に出した戦術を取っている。


 石森氏は民主党支持層の8割超を固めたほか、自民党支持層からも3割の支持を獲得。無党派層の5割弱をまとめた。年代別では30~60歳代の支持が4割以上と厚く、男女別では男性の支持が強い。


 10回目の当選を目指す船田氏は実績を強調して支持を訴えているほか、重厚な後援会組織で保守層固めなどに全力を挙げている。


 船田氏は自民党支持層と公明党支持層の6割弱の支持をまとめた状況で、無党派層の支持は3割。年代別では20歳代の支持が4割超、70歳以上の支持が5割超と高く、男女別では女性の支持が強い。


 共産党新人の小池一徳氏は共産党支持層の7割弱をまとめた。



 ■ 2区 ■


 民主党前職の福田昭夫氏が優勢で、自民党前職の西川公也氏が懸命に追い掛ける。


 福田氏は旧今市市長や知事を務めて知名度が高いほか、昨年から各地域でミニ集会を200回以上こなし、地盤を固めてきた。


 民主党支持層をほぼ固め、自民党支持層からも3割超の支持を得る。地元日光市で優位に戦いを進め、大票田の鹿沼市でも4割超の支持を獲得している。


 西川氏は政界引退を表明した前回2区当選の森山真弓氏の支援を受け、組織をフルに生かした総力戦で追い上げを図る。


 自民党支持層の支持率は6割弱で、地盤のさくら市などでも福田氏にリードを許している。



 ■ 3区 ■


 二大政党が候補者を擁立しない「空白区」。新党「みんなの党」代表の前職渡辺喜美氏が各年代、各党の支持層から圧倒的な支持を受け、優位に立っている。


 渡辺氏は自民党を離党して新党を立ち上げたが、自民党支持層の8割、民主党支持層の7割超から支持を得ている。年代別では30~50歳代が8割超の高い支持率となっている。



 ■ 4区 ■


 民主党前職の山岡賢次氏が先行し、自民党前職の佐藤勉氏が追い上げる展開だ。


 山岡氏は過去4回、小選挙区で佐藤氏に敗れたが、比例で3回復活。民主党国対委員長という要職にあることを強調し、追い風を受け止める戦略だ。


 山岡氏は小山地区で約4割の支持を獲得。民主党支持層の7割超、無党派層の4割超の支持を得ている。


 総務相の佐藤氏は県議などが屋台骨となり、組織型の選挙を展開。これまでの実績を強調している。


 佐藤氏は真岡地区で4割超の支持を得、同地区では山岡氏をリード自民党支持層の6割を固めたが、公明党支持層の支持は5割に届いていない。無党派層の支持は2割弱という状況だ。


 無所属新人の植竹哲也氏は自民党民主党支持層、無党派層へも浸透しきれていない。真岡地区よりも小山地区での支持が強くなっている。



 ■ 5区 ■


 民主党新人の富岡芳忠氏と自民党前職の茂木敏充氏が互角の戦いを繰り広げている。


 富岡氏は前回、茂木氏にダブルスコアで敗れたが、「政権交代の風」を受けとめる格好で支持を伸ばしている。足利市で個人後援会が立ち上がるなど、各地域での浸透度も高まっている。


 富岡氏は民主党支持層の8割超を固め、無党派層の5割近い支持を獲得している。年代別では30~60歳代の支持が4割以上と茂木氏を上回っている。


 茂木氏はきめ細かな後援会組織を持っているものの、今回は逆風にさらされ、苦戦を強いられている。


 茂木氏は自民党支持層の7割弱、公明党支持層の7割強の支持を得ているが、無党派層の支持は3割強にとどまっている。年代別では20歳代で6割弱、70歳以上で約5割と強い支持を獲得している。








風で動く埼玉都民 気もむ自民、民主 共産比例との連動目指す
  2009/08/23 12:25










 



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【埼玉】




風で動く埼玉都民 気もむ自民、民主 共産比例との連動目指す


2009年8月23日




 「私は地元で生まれて地元で育った。最後まで地域に責任を持つ。15区の小選挙区は政治家個人を選ぶ選挙にほかならない」




 二十日夕のJR武蔵浦和駅前の街宣で、自民党前職の田中良生は、東京出身の民主党前職の高山智司を意識した発言を繰り出した。その直後に駆け付け た千葉県知事の森田健作が、田中からマイクを受け取りビールケースの上に立つと、その場にいた中年女性らはカメラ付き携帯電話を向けていた。




 前回公募で選ばれた田中は四年間、蕨市長を八期三十二年務めた父の地盤をはじめ、保守票の引き締めに時間を割いてきた。三味線発表会にも、渋る主催者を口説き落とし出席、顔を売ってきた。




 だが、その努力を吹き飛ばすような今回の逆風。自民への風当たりが強い中、「自民党を改革するため四年間無派閥を貫いた。自民党の世代交代に力を お与えください」。この街宣では「世代交代」という言葉を六回織り込み、自民の派閥政治と一線を画す姿を印象付けようと懸命だ。




 さいたま市南区や戸田市は高層マンションが林立し、“埼玉都民”が多い。風の影響をもろに受ける選挙区だ。四年前は「小泉チルドレン」の一人として風に乗り、小選挙区で高山を破った。




 今回、公示前には元幹事長武部勤らが駆け付けた。二十日の森田に続き、二十三日には元首相小泉純一郎らが選挙区入りする。大物がマイクを握ることで、逆風から追い風に変わることを願う。




 公示日の十八日、高山も同じ武蔵浦和駅前での出陣式で、仕事帰りの会社員らに国会への熱意を訴えた。




 「地盤、看板、かばんの無い私を支えているのは皆さんです」。足早に先を急ぐ通行人も多い。だが「二〇〇三年から二百六十六回国会に行き、百一回質疑、答弁した。野党議員として相当やり込んだという自負がある」と畳み掛けた。




 前回は比例復活に甘んじた。「初めて立候補した時は、誰も来てくれなかった。一人でこの駅前でチラシを配った」という高山。「でも見てください。議員だけでも十一人に増えました」とずらりと並んだ県議、市議一人一人の手をガッチリと握ってみせた。




 この四年間、地方選に秘書を擁立するなどして着実に系列議員を増やしてきた。象徴的なのは、五月のさいたま市長選。元自民県議清水勇人の民主県連 の支持が決まると、街宣の先頭に立ち当選の立役者の一人となった。市長となった清水は二十二日、高山の選挙事務所を訪れ陣営を激励した。




 街宣など“空中戦”を中心に戦ってきた高山は、後援会組織を持たない。だが民主は政権交代のため新人中心に党三役を送り込む方針で、前職の高山にてこ入れする予定はない。




 「相手は次々と大物が来る。民主に風が吹いているとはいえ心配だ」。陣営幹部は、時として変わりやすい風の流れに気をもむ。




 一方、三回連続の挑戦となる共産新人村主明子は公示日、蕨駅前での街宣で「民主中心の政権ができる見通しの中、建設的野党の役割を果たす」と党の独自性を強調。「消費税増税反対と社会保障充実の願いを込めた一票を日本共産党に」と呼び掛けた。




 共産の最大目標は比例代表北関東ブロックでの二議席獲得。陣営幹部は「自公が終わるのを国民が望んでおり前回以上に感触は良い。(15区で)比例票二万五千は取りたい」と話した。 =敬称略




  (山口哲人)



◆15区 さいたま市桜・南区、蕨・戸田市



村主明子 37 党県委員    共新


田中良生 45 党青年局次長  自前<1>


石井安 48 幸福実現党県役員 諸新


高山智司 39 (元)法務委理事  民<前><2>











各党 県内責任者に聞く  神奈川県
   2009/08/23 12:17










 



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各党 県内責任者に聞く 


2009年8月21日




 衆院選公示から3日が経過、選挙序盤戦の情勢はどうなのか。県内小選挙区に候補を擁立した各政党の県内選挙責任者に聞いた。
















「全員当選が目標」と語る竹内事務局長=横浜市中区で



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◆<自民>県連選対事務局長 竹内英明氏 覚悟、信念問う戦い



 公明候補が出る6区を除き十七人を小選挙区に擁立した。「民主党マニフェストを見て『本当にできるのか』と疑問を持つ人は多い。ただ、自民が信頼されているわけでもなく、今が有権者の選択の佳境。全体としてだいぶ戦える、という思いはある」と序盤戦の手応えを語る。




 四年前の郵政選挙から一転して、今回は党への逆風をもろに受けながらの戦い。




 「逆風は間違いないが、自民の政策に対する文句はあまり耳にしない。マニフェストそのものよりも、その中身をどれだけ守るかという覚悟や信念が問われている」と述べ、党各陣営の奮起をさらに促す。




 四日に横浜市内のホテルで開いた県連決起集会には、低支持率にあえいでいる麻生太郎首相をあえて招いた。




 党内のごたごたなどについて「私の力不足」などと率直に反省の弁を述べた党トップの姿に、党県連幹部や支持者は納得し、士気も高まったという。「あれはひとつの転機。各選挙区の仲間も元気が出た」と力を込める。




 目標は「全員当選」と高い。「選挙最終日の午後八時までメッセージを送り続け、一人でも多くの人に会うこと。これに尽きる。真剣にやらないと駄目だ」と言い切る。 




  (中山高志)
















「政権交代への期待にこたえたい」と話す水戸将史委員長=横浜市中区で



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◆<民主>県連選対委員長 水戸将史氏 政権交代 期待熱い 



 街で、有権者の方々から候補者にエール
送っていただいている様子を見て、非常に強い手応えを感じている。現政権への失望の裏返しもあるだろう
が、政権交代への期待感は、二年前の参議院選挙の時以上。私も肌でひしひしと感じる。政治を変えてほしいという思いを少しでもすくい上げ、有権者の期待に
こたえたい。




 訴えでは、マニフェストを通じて政治を変えるという主張を徹底する。官僚任せの予算編成から無駄遣いをなくし、天下りもやめさせる。子育て手当や高速道路無料化などで、暮らしに豊かさを感じられるようにする。




 党では、神奈川は東京と並び最重要拠点と位置付けている。県内十八小選挙区で前回は全敗したが、今回は少なくとも二けたは勝ちたい。投票率が64%くらいで、今の勢いでいけば、達成できる自信がある。上積みして十二勝できれば。比例復活も含めて全選挙区で当選を目指す。




 総選挙と同日投開票の横浜市長選も、総選挙候補者との連動で、推薦する林文子さんにいい効果が出ている。地方選連勝での緩みなどない。中盤戦以降も愚直に党の政策を訴え、政権が代わっても大丈夫だと、有権者に安心感を持ってもらえるようにしたい。 (松平徳裕)







各党 県内責任者に聞く


2009年8月22日
















「活動が実を結んでいる」と語る高橋事務局長=藤沢市で



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◆<社民>県連合選対委事務局長 高橋八一氏 12区、議席確保を



 県内小選挙区では唯一12区に、前回比例復活当選した前職を擁立し、自民前職、民主元職らと議席を奪い合う。「二〇〇〇年の初当選以来九年間、この地域で続けてきた活動が実を結んでいる。十分勝負になる戦いだ」と強気の姿勢を貫く。




 小選挙区選挙を制するには、純粋な党支持層の票だけでは当選はおぼつかない。だが、前職は党政審会長としてこれまで新聞やテレビに数多く登場し、他候補に比べて知名度も高い。「人気を生かし、党支持層以外の幅広い層に支持を訴えていくことができれば」と期待を込める。




 一方、比例南関東ブロックでは六十六万票、二議席獲得を目標として掲げる。「六十六万票が容易でないことは承知している。だが、12区で議席を獲得すれば比例も含め二議席が見えてくる」と展望を描く。




 県内では、約四十万票獲得をめざしており、12区以外の地域での比例票積み上げが課題になる。「各地域ごとにマニフェストを街頭で配りながら、『比例区は社民党に』と呼び掛けており、いずれも目標に向かって頑張っている」と説明する。




 終盤戦に向けて、「今までやってきたことをしっかりやればいい」と前を向く。 (中山高志)
















「団結で逆風と戦いたい」と語る益田選対本部長=横浜市中区で



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◆<公明>県本部選対本部長 益田駿氏 政策で『風』と戦う



 6区前職は、比例南関東ブロックで同党ただ一人の小選挙区候補。絶対負けられない戦いに、「党としてやるべきことは公示前からしっかりやっており、手応えもある。後は民主党の見えない『風』とどう戦うかだ」と厳しい表情で語る。




 ほかの県内各選挙区で自民党候補を支援する傍ら、6区では同党組織とスクラムを組んで選挙戦を進める。「本当によくやっていただいている。十年近く一緒にやってきたおかげだ」と友党の協力ぶりに感謝する。




 ただ「麻生降ろし」など自民党内の一連の内紛劇が「自民離れ」を招き、連立与党を組む公明もあおりを受けた。「自民党内部のごたごたは愉快ではない」と苦言を呈する。




 逆風下の選挙だが、6区ではあえて比例重複立候補を見送った。「以前から重複はしていないのに、今回重複を選べば『選挙が厳しいからうろたえた』との印象を支援者に与えることになる。また、小選挙区比例代表並立という制度そのものへの疑問もある」




 投開票日まで残り一週間余り。「子育て支援策などわが党の政策をぶれずに訴え続け、候補を支援するメンバーが結束する。そして向かい風に立ち向かい、壁を突き抜けたい」 (中山高志)







各党 県内責任者に聞く


2009年8月23日
















「政治を国民の手に取り戻したい」と話す江田憲司共同代表=横浜市青葉区で



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◆<みんな>共同代表江田 憲司氏 比例含め4人当選



 八日に新党結成したばかり。県内小選挙区に前職一人、新人三人の計四人を擁立した。




 「私の8区と4区は手応えを感じているが、3区、18区の新人は公示直前の立候補表明で、厳しい戦いなのは事実。民主の勢いを強く感じる。新党は、労組など組織的支援はなく、しがらみのないボランティアらに支えられている」と序盤戦を振り返る。




 新党の基本理念は「脱官僚」「地域主権」「生活重視」。「渡辺(喜美)代表も私も官僚と戦った経験とノウハウがある。民主党は、支援を受ける公務員労組が抵抗勢力と化するおそれがある」と強みをアピールする。




 衆院選後に民主が政権を取ることを想定し、その後の政界再編も視野に入れる。「(仮に民主が与党になっても)寄り合い所帯のままの民主では、官僚 に付け込まれて国民主導の政治を実現することができない。再編してこそ、最低限の基本政策や理念で一致した、機能し得る政党政治を実現できる」と力を込め る。




 県内の目標は、比例復活も含めた四人全員の当選。「選挙後は戦国時代。小さいながらも毅然(きぜん)とした集団として、再編の触媒となる」と決意を見せる。 (松平徳裕)
















「自・公と民主は同類だ」と批判をする本荘洋彦書記長=横浜市神奈川区で



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◆<共産>県委員会書記長本荘 洋彦氏 南関東2議席狙う



 志位和夫・党委員長が公示翌日の十九日夜、横浜駅西口に応援に駆けつけた際、有権者の反応を見て、手応えを感じたという。




 「不特定の若い人が足を止めてくれ、一時間で五千冊のマニフェストがさばけた。自民・公明政権を退場させようという強い思いがある」




 自・公と民主の対決がクローズアップされ、埋没の危機を指摘する声もある。




 「有権者は、民主に対しても不安と考えている。民主は、もともとは自民の人たちが多く、同質同類だ。共産党が躍進できるか、民主に流されるかの勝負どころ」と選挙戦終盤に向け、重要な局面を迎えている。




 前回衆院選で、南関東の比例代表は県内で約三十二万七千票で、志位委員長だけが当選。今回は五十万票を目標に、二議席獲得を狙う。「頑張れば十分可能。議席を増やすのは国民に対する責任だ」




 県内の党員が年間、千人余り増える好材料もある。不況による派遣切りに対し、財界を厳しく批判するなどの地道な活動が評価されたと分析する。




 「ここ一、二年やってきたことが土台になっている。民主政権になっても、国民のSOSを受け止められる党と認知されている」と表現する。 




  (荒井六貴)








中部9県でも民主有利 衆院選情勢
   2009/08/23 12:11










 



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中部9県でも民主有利 衆院選情勢


2009年8月23日 09時45分





 中日新聞社は22日、第45回衆院選(30日投開票)を前に、電話世論調査と独自取材に基づき情勢を分析した。民主党公示前勢力の115議席か ら躍進。過半数の241議席をはるかに超え、300議席を上回る勢い。最大で320議席台に乗る可能性がある。自民党公示前300議席から激減し、公明 党と合わせた与党でも、過半数に遠く及ばない見通しだ。



 衆院選の中部9県(愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀、石川、富山、静岡)の情
勢は、中日新聞社が22日まとめた情勢調査に独自の取材結果を加味すると、民主が全51小選挙区のうち、7割にあたる36小選挙区で優位に立っていること
が分かった。ただ、小選挙区、比例代表とも3割前後が「まだ決めていない・分からない」としており、今後情勢が変わる可能性はある。



 小選挙区制導入以来、自民が全小選挙区を独占していた岐阜(5選挙区)で3選挙区、石川(3選挙区)でも2選挙区で民主が優勢。同じく自民が独占していた福井(同)でも全選挙区で混戦となっている。


  滋賀(4選挙区)では全選挙区で民主が優位に立ち、「民主王国」の愛知(15選挙区)は14選挙区でリードしている。前回選では自民が6議席を得た静岡 (8選挙区)では、民主が7選挙区で優位に立つ。三重(5選挙区)では民主が2選挙区でリードし、残る3選挙区では接戦。



 衆院選への関心度を尋ねると、「大いに」と「ある程度」を足すと90%。「郵政選挙」と呼ばれた前回選の公示直後に石川、富山、静岡の3県を除く中部6県を対象にした本紙調査時(88%)をわずかに上回った。



 比例代表の投票先を「決めている」と答えた人のうち、民主に投票するとした人は46%で最多だったが、今回の公示前調査(8月6~8日に実施)より8ポイント下げた。


 一方、自民は3ポイント上がって26%。公明7%、共産4%、社民と国民新が各2%などの順だった。


 東海ブロック(定数21、愛知、岐阜、三重、静岡)は、民主が前回獲得した8議席を大きく上回る13議席程度の勢い。


 自民は3議席減らして6議席、公明は1議席減の2議席との見方、共産は現状の1議席を死守できない可能性がある。


(中日新聞)








リーダー候補も人気 民主 前原、野田氏ら応援行脚
   2009/08/23 12:05










 



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リーダー候補も人気 民主 前原、野田氏ら応援行脚


2009年8月22日 朝刊




 民主党の衆院選候補応援に、前原誠司副代表、野田佳彦幹事長代理ら「リーダー候補」や、当選二回の馬淵澄夫政調副会長が全国を飛び回っている。




 応援要請が最も多いのは鳩山由紀夫
表、菅直人代表代行、岡田克也幹事長の「三枚看板」だが、前原、野田両氏はそれに次ぐ高い人気。前原氏は十九
日に四国と中国、二十日に首都圏と滋賀県を訪れ、二十二、二十三両日は大阪と首都圏で遊説。野田氏は十九、二十両日に北陸入りしたほか二十二日は福岡、佐
賀両県を訪れる。




 両氏は論客として知られ、新聞やテレビなどメディアを通じて知名度も高いことが、応援要請につながっているとみられる。




 両氏に並ぶほど要請が多いのが、耐震偽装や道路特定財源問題の追及で脚光を浴びた馬淵氏。衆院解散からの一カ月間で、選挙区である奈良1区での活動に専念した期間は半分程度にすぎない。




 馬淵氏は二十一日も東京の四選挙区を駆け足で回り、重点政策の財源について「家計で言えば、夫婦二人の生活費月二十万円のうち七千円を削るということ。これをやろうとしない政府は、官僚の天下りをこれまで通り続けることにほかならない」と訴えていた。