まず言っておく。
タイトルにもあるように、うちの卒業生ではない。
たしかに高2の春から冬までうちに在籍していたが、退塾した生徒だ。
普通退塾した生徒の合格などには触れない塾が多いだろうが、、
今回とても示唆に富む内容なので、ブログにしてみる。
その生徒は高2の春に入塾してきた。
そのときの模試偏差値は記憶によると50台。
1年生の時はあまり勉強していなかったが、これから頑張りたいという様子だった。
ところが、最初はやる気を見せていたのだが、、
半年ほど経つと、部活が忙しかったこともあるだろうが、、
僕以外の講師の授業中、居眠りしている現場を時々見かけるようになった。
当然、成績が伸びるはずもなく、、
模試偏差値は40台に、、
そして、高2の冬に差し掛かる頃、退塾することになった。
ここまではどの塾予備校でもよくあるパターンだろう。
ただ、その生徒が辞める際に面談をして印象に残っているのが、、
後ろ向きの退塾という感じではなく、、
「これから厳しい状況になるだろうけど頑張りたい!」
という前向きな気持ちが伝わってきたことだった。
辞める生徒の中には親が退塾の申し出をして、、
そのまま姿を見せず逃げるようにしていなくなる生徒もいるが、、
その生徒は月末まで授業に出て、最終日には「ありがとうございました!」
としっかり挨拶して去っていった。
だから個人的には残念ではあるが清々しい感じであった。
こういう生徒はある意味、安心できる。
受験がうまくいくかは分からないが、、
大人になっても周りとキチンとコミュニケーションを取ってやっていけると思うからだ。
ただ現実的には高2の冬で、偏差値が40台になってしまった生徒が、、
受験学年の1年間でどんなに頑張ったとしても、、
せいぜいMARCHが精一杯だろう。
普通なら中堅大レベルだ。
退塾生であっても、同じ学校の生徒や同級生などがいて、、
風の便りで、あとから受験結果が耳に入るときがある。
なんと、その生徒が早稲田大学に合格したと耳にした!
最初は信じられなかった。
でも、本当だった。
うちを辞めて他塾に行ったらしいが、そこで必死に頑張ったのだろう。
よく「偏差値40台から早稲田大や慶應大に合格!」
という宣伝文句?を見かけるが、、
大抵は受験で配点の少ない1科目だけだったり、、
実は偏差値70レベルの超進学校の生徒が一時期サボっただけだったということがほとんどだ。
この生徒はそのいずれでもないので、本当にレアケースだ。
うちの卒業生ではないのが少し残念ではあるが、心から次の言葉を贈るよ。
早稲田大学、合格おめでとう!
よく頑張ったね