社会・地域貢献したい!東月寒地区消防団員の活動記 -2ページ目

社会・地域貢献したい!東月寒地区消防団員の活動記

令和4年2月 豊平消防団入団 東月寒分団所属/令和5年7月 班長昇進/令和6年4月分団長昇進
保有資格: 応急手当普及員


💡令和6年度 しらかば台小学校 救命入門コース


開催日時:2024年6月21日(金)
 

場所:月寒東4条18丁目10-43


出動団員:勝見副分団長、水上(清)班長、佐藤

佐藤の担当ブース(受講者9名)にて、実施したこと。

《胸骨圧迫》

受講者全員、胸骨圧迫の経験者でした。

救急隊が現着するまで、手を止めることなく圧迫し続けることの大切さ・大変さを実感していただくために、「胸骨圧迫を1分間リレー」をおこなう。

みなさん、継続的におこなったことがないようで、1分がかなり長く感じたようです。

リレー後に、胸骨圧迫の技術ポイントを指導。

・全員、胸骨の場所は的確にわかっていた。
・テンポは若干速くなりがち
・手とカラダの位置が、少し離れ気味、ズレている人がいた

 


《AED》

AEDは存在は知っていても、みなさん、触れたことがないとのこと。

 胸骨圧迫リレーが、受講者にとって良いアイスブレイクになったのか?

使い方の説明後、こちらから声をかけることなく、受講者さんから質問を頂けました。

①女性に使うとき、裸にして使うのか。
②ブラジャーがどうしたら良いのか。
③AEDが「電気ショック必要ありません」と言ったときは、助かる見込みが高いということなのか。


これらの質問を署員の佐藤さんと回答しました。

①と②は、男性指導員は見逃してしまいそうなことなので、よくぞ聞いてくれましたと、質問者に感謝感激しました。

 ③については、まだまだ「AEDは止まった心臓を動かすためのもの」と思っている人が多いみたいです。

 

《感想》

受講者さんから質問して頂けましたし、署員の佐藤さんの物腰柔らかい指導により、短い時間でしたが、良い感じでデスカッションしながら、胸骨圧迫・AEDの指導が出来たように思います。

今後も受講者さんに一次救命の大切さを伝えるとともに、ひとりもでも多く、消防署や消防団と距離感を縮めていける取り組みをしていきたいと思います。

 

 

 


💡令和6年度YOSAKOIソーラン祭り 豊平消防団特別警戒


 

開催日時:2024年6月9日(日)
 

場所:豊平区平岸2条4丁目


出動団員:水上(清)班長、神野団員、佐藤


昨年は猛暑により、午前の部で熱中症で倒れた人がいたということだったので、今年はまずは自分自身のカラダを守りながら、観客が熱中症にならないよう、各自で対策するように指示を出す。


当日は気温が低く、時折、強風という天候だったため、心配していた熱中症のリスクは低かった。

 

※午後の部を担当する団員が「詰所」で待機中。

 


また、2022年・20023年と出動した中で、「無線機の使用」「傷病者が出たときの対応」など、いくつか気になったことを、事前に団員に伝える。

 

 

それそれ対応できるように促したが、運営や消防団本部が、全て対応してくれていたので、こちらも心配することなく、出動することが出来た。

 

《警戒内容》

平岸会場内を「北エリア」「中央エリア」「南エリア」の3つに分ける。 東月寒分団は、午前の分では「南エリア」を担当、午後の部は「中央エリア」を担当。

担当エリアで観客の邪魔にならないように、立った状態で周囲を警戒。

エリア内で問題が発生した時は、無線機を使い、「詰所」にいる本部に連絡をする。 会場には警察や警備、商店街スタッフなどがいて、それぞれの役割を果たす。

 

 

 

 

 


💡「はたらく車大集合2024」(株式会社コンサドーレ主催)


開催日時:2024年4月27日(土)
 

場所:札幌ドーム(豊平区羊ケ丘1)
 

出動団員:豊平消防署、東月寒出張所署員、中田部長、山口班長、水上(貴)班長、水上(清)団員、神野団員


土曜日は、本業の稼ぎ時。

 

 

そんな土曜日の本業を二週連続で、お休みしたため、さすがに三週連続は休むことができず、「はたらく車大集合2024」への出動は出来ませんでした。

 

 

ということで、出動できる団員に全てを託しました。
 



 





 

 

出動した団員の報告を紹介します。
 

集合場所への徒歩での行き方が分かりにくく、全団員がオープンアリーナの周りを彷徨ってしまいました。

集合後、販促物セットをテーブルに設置。

開始時間前から、コンサドーレのシーズンシート買って売る人達、ファンクラブの人達、一般の人達が、続々と水槽車に集まってくる。

集まったみなさんに、ミニ消防服着ていただき、水槽車に乗って記念撮影。

消防服回収の際に、パンフレットや販促物を配布。

各自交代で休憩とのことでしたが、殆ど休憩が取れないほど、消防ブースは、終了ギリギリまでお客さん来る盛況ぶり、販促物もほぼ無くなる。

反省としては、気温が高く暑かったので、水分補給が必須でしたが、現場にはドリンクを買う場所がなく、十分な水分補給が出来ませんでした。

今後、札幌ドームへの出動の際は、各自で用意するように周知が必須。
 




 

「集合場所」や「水分補給」の指示をしっかりと出来ていなかったという、ミスを犯してしまいました。

 

 

集合場所は、いつも僕が先に現着して、現場を確認後に、出動団員に場所をLINEで知らせるようにしています。

 

 

僕が出動しないときのことを想定していなかった…


 

気温や日陰の有無なども想定していなかったので、あらかじめ団員に水分の用意することを、周知できていませんした。

 

 

僕としては、分団長として、団員への指示出しの甘さを知るイベント出動となりました。

 

 

 


💡令和6年春の火災予防運動 街頭広報


開催日時:2024年4月20日(土)
 

場所:札幌ドーム(豊平区羊ケ丘1)
 

出動団員:東月寒出張所署員、佐藤、日下団員、豊平消防署2名、豊平消防団本部1名、西岡分団1名、町内会3名


豊平消防署の広報活動(チラシ配り)のお手伝いしてきました。


消防署も、街に繰り出してチラシ配りしたりするんです。
 

 

個人的には、20年ぶりにチラシ配りしました。
 

 

20年前、地下鉄東西線西11丁目駅付近で、週一回、自作のチラシを配布していました。


その時に身に付けた「秘策」があるので、誰よりも速く・誰よりも量を配る自信アリ。

 

 

今回は、秘策を使わなくても、あっという間に終わってしまいましたが......
 

 



 

 

当初の予定では、消防クラブの子ども達も出動するはずでしたが、強風のため子ども達が風邪をひかないようにと出動取りやめになる。(どちらかと言うと、子ども達より、おじさん・おばさんの僕達の方が、風邪を引きそうな気もしますが……)
 

 

雨天中止の場合は、当日11時までに連絡が入るということだったが、風は強かったものの雨が降っていなかったので決行された。


本来は、東月寒分団で出動団員を揃えるところ、人数不足で本部と西岡分団から1名ずつお手伝いに来てくれる。


本部・西岡分団・東月寒分団の団員4名と、町内会から来た3名で、用意されていたチラシを配布。(歩道橋よりチケット販売所手前)


用意されていたチラシの部数が少なかったので、20分くらいで配布終了。


部数が少ない上に、チラシを受け取った人の中には、コンサドーレ関連のものを配布していると、勘違いをして受け取った人がいた気がする。

 

 




 

子ども達、着ぐるみに集まっていたけど、この子のこと知らんよね??


どんな着ぐるみでも、子ども達は興味を示すんだね。

 

 

 


💡班長から分団長に昇任/辞令交付式


 

 

2024年4月1日付で、班長から分団長に昇進したので、辞令交付式にて、任命証や階級証を受け取りました。

 

 

消防団に入団したとき、自分が分団長になるとは、全く考えていませんでした。

 

 

分団長の任期2年。

 

 

まずは、2年間全力で分団長の任務を全うする!

 

 

 

 


 


💡消防団の活動は無償?有償?


 

 

消防団は無償と思っている人が多いのではないでしょか?

 

 

現在、消防団員は全国的に減少しています。

 

 

団員数の増加・維持が課題になっていますが、とくに入団に手こずっています。

 

 

入団数が少ない理由は、ひとつは、消防団は無償(ボランティア活動)と思っている人が多いからかもしれませんね。

 

 

僕は入団案内を見るまでは、無償で活動していると思っていました。

 

 

 

 

 

活動は有償になります

 

 

1回活動するごとに、決まった報酬が翌月に口座振込されます。

 

 

僕は、これまで最高で月三万円ほど頂きました。

 

 

平均すると月8000円くらいか?

 

 

活動報酬のほかには、五年以上活動した団員には、退職金の支払いもあります。

 

 

 

 

 


💡消防団員もやっぱり公務員なの??


 

 

「消防団員しています!」と言うと、消防士さんと間違われることが多々あります。

 

 

消防団は、江戸時代から存在している組織ですが、世間に馴染みがないですよね。

 

 

まぁ、消防士さんと間違われて、イヤな気分はしないので、そのまま「消防士さん」ってことでも良いかなって思ったりもしますが。

 

 

💡消防士と消防団員は何が違うのか?

 

 

 

 

 

消防士は消防本部、消防局に属し、組織に専従している地方公務員ですが、消防団員は非常勤で「特別職の公務員」になります。

 

 

消防団員は、普段は、それぞれ職業をもっている人で、火事や洪水、山林でも捜索などのさいにかけるけ消防士さんのサポートをします。

 

 

 

 


💡地域住民に防火・防災の指導《消防団の訓練》


 
 
白石・厚別・豊平・清田・南消防団の団員(118名)が、白石区民センターに集まり訓練をしました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

《訓練の目的》
地域防災の中核である消防団員として、地域住民に対する防火・防災指導に必要な知識や技術を習得

 

僕が所属する『豊平消防団 東月寒分団』は、一週間前に『豊平消防署 東月寒出張所』の消防士さん指導のもと、同じ内容の訓練をしました。

 
 
訓練内容は、災害現場で必要となるもの。
 
 
何度、訓練しても問題はない。
 
 
個人的には、分団独自に何度も何度も、訓練して技術を確固たるものにしたい!
 
 
分団会議で提案してみようかな🤓
 
 
 

消防団員の仕事は、災害現場で消防士さんをバックアップするだけではありません。

 

 

町内会に関わっていないと、消防団・団員のことを知る機会がないため、存在を知らない人が多いですが……

 

 

住民の方々が安心せて暮らせるように、地域の安全を整備したり、防火・防災の方法を啓発したりします。

 

 

 


💡消防団員として必要なスキル!《ロープ結策》

 

 

 

 
 
豊平消防団本部より、『タイアップ訓練』という名目で、現場で必要となるスキルの訓練を、出張所の消防士さんとするように指示がきます。
 
 
💡必要なスキル!その❶

 

 
 
ロープ結策(巻き結び、もやい結び、本結び)
 
 
アウトドア好きな人には、おなじみな結び方??
 
 
僕はアウトドアに無縁なので、日常生活を送るうえで、全く使うことのない結び方です。
 
 
消防団員にならなかったら、一生知らなかったかも。
 
 
そんなもんで、訓練でロープ結策をしても、日が経つにつれて結び方が……
 
💡ちなみに
 
 
ロープ結策は現場だけでなく、各地域にいる『防災リーダー向け研修会』で、消防団員が講師として指導することがあります。
 
 
だから、自分ができるだけでなく、教えることも出来なくてはいけません。
 
 
2024年に実施された『防災リーダー向け研修会』に出動しました。
 
 
その研修では、以下の実技を実施
 
1️⃣ロープ結策
2️⃣担架の組み立て
3️⃣ジャッキアップ
4️⃣三角巾の使い方
5️⃣消火栓の使い方
 
僕は三角巾の指導担当。
 
 
担当は、当日会場で伝えられました。
 
 
というか、当日まで何をするかすら、知らされていませんでした。
 
 
「いつでも、どこでも、迅速に対応できるように!」
 
 
ってことではないと思いますが、いきなり言われてもね。
 
 
三角巾は出来るから良いけど、ロープ結策担当だったら、ヤバかった!
 
 
完全に忘れてたもん。
 
 
訓練後に、自主トレに励んでいないのが、悪いんですけど……
 
 
この日のことを反省し、いつでも、どこでも、ロープ結策ができるように、きちんと自主トレに励むことにしました。
 

 

 

 
 
 

 

 


💡消防水利点検《消防団の仕事》

 
 
雪に埋まっていたら、火災時にスムーズに消火作業ができないので、消火栓まわりの除雪はかなり重要!
 

 

 

今日はふたりで、17箇所の除雪しました🤓
 
 
昨年までは、車で移動していました。
 
 
今年は徒歩で移動したのですが、移動中に、地域住民とあいさつしたり、ちょっと会話したり……
 
 
地域住民とコミニュケーションできるのは楽しい!
 
 
今後、除雪は歩きながらやろうかな。