💡令和6年度 しらかば台小学校 救命入門コース
開催日時:2024年6月21日(金)
場所:月寒東4条18丁目10-43
出動団員:勝見副分団長、水上(清)班長、佐藤
佐藤の担当ブース(受講者9名)にて、実施したこと。
《胸骨圧迫》
受講者全員、胸骨圧迫の経験者でした。
救急隊が現着するまで、手を止めることなく圧迫し続けることの大切さ・大変さを実感していただくために、「胸骨圧迫を1分間リレー」をおこなう。
みなさん、継続的におこなったことがないようで、1分がかなり長く感じたようです。
リレー後に、胸骨圧迫の技術ポイントを指導。
・全員、胸骨の場所は的確にわかっていた。
・テンポは若干速くなりがち
・手とカラダの位置が、少し離れ気味、ズレている人がいた
《AED》
AEDは存在は知っていても、みなさん、触れたことがないとのこと。
胸骨圧迫リレーが、受講者にとって良いアイスブレイクになったのか?
使い方の説明後、こちらから声をかけることなく、受講者さんから質問を頂けました。
①女性に使うとき、裸にして使うのか。
②ブラジャーがどうしたら良いのか。
③AEDが「電気ショック必要ありません」と言ったときは、助かる見込みが高いということなのか。
これらの質問を署員の佐藤さんと回答しました。
①と②は、男性指導員は見逃してしまいそうなことなので、よくぞ聞いてくれましたと、質問者に感謝感激しました。
③については、まだまだ「AEDは止まった心臓を動かすためのもの」と思っている人が多いみたいです。
《感想》
受講者さんから質問して頂けましたし、署員の佐藤さんの物腰柔らかい指導により、短い時間でしたが、良い感じでデスカッションしながら、胸骨圧迫・AEDの指導が出来たように思います。
今後も受講者さんに一次救命の大切さを伝えるとともに、ひとりもでも多く、消防署や消防団と距離感を縮めていける取り組みをしていきたいと思います。