都県別(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・栃木)の搬入・搬出状況:産廃の広域移動量■産廃コラム■
<排出元向け>都県別(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・栃木)の搬入・搬出状況:産廃の広域移動量
前回や以前のコラムでは、『関東ブロックにおける都県別・移動目的別(中間処理目的・最終処分目的)の産業廃棄物の広域移動量』『産業廃棄物の広域移動量<都県外最終処分状況(最終処分量換算)』をご紹介しました。今回は、『都県別(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・栃木)の搬入・搬出状況:産廃の広域移動量』■産廃コラム■をご紹介します。
■都県別(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・栃木)の搬入・搬出状況:産廃の広域移動量■産廃コラム■
各都県の産業廃棄物処理業者の処理実績に基づく処理状況(以下の図)をみますと、次のようなことが示されています。
・埼玉県は、他の都県からの搬入量が多く、埼玉県から他都県へ搬出される産業廃棄物量の約 2.3 倍の量が他県から搬入されています。
・千葉県も埼玉県とほぼ同様な傾向にあり、他都県へ搬出される産業廃棄物量の約2.4倍の量が他県から搬入されています。
・東京都は、埼玉県、千葉県と逆の傾向にあり、都内へ搬入される産業廃棄物量の約5.9倍の量を他県へ搬出しています。
・神奈川県は、排出都県内での処理量が多く、他都県へ搬出される産業廃棄物の約2.4倍の量を県内で処理しています。
※上記:環境省環境再生・資源循環局資料より引用
広域処理ブロック名と都道府県名は以下のとおりです。また、首都圏とは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県を指し、近畿圏とは、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県を指しています。
■廃棄物の適正処理体系(体系図)■
以下の図は、適正な廃棄物処理の7つ方法とその体系図です。
以上
<今までのコラムの一例とお問合せ先>
★関東ブロックにおける都県別・移動目的別(中間処理目的・最終処分目的)の産業廃棄物の広域移動量
★産業廃棄物の広域移動量<都県外最終処分状況(最終処分量換算)
☆【無料経営相談や環境・廃棄物相談:お問合せ先】
(株)船井総合研究所では、廃棄物管理に悩む「排出事業者」向けに【廃棄物現場における一日診断】を実施しています。信頼している廃棄物業者に現場を任せることも大切ですが、何かあった時はすべて「排出元責任」です!当然、法令違反があってからでは遅いです!遠慮なくご相談くださいませ。
☆無料経営相談や環境・廃棄物相談を受け付けております。
<船井総合研究所東新一>
☆廃棄物処理法(廃掃法)とは?廃棄物処理法の改正の背景や改正年度(1976~最新)・改正内容など☆わかりやすく説明
☆無料経営相談や環境・廃棄物相談など遠慮なくご相談ください。