関東ブロックにおける都県別・移動目的別(中間処理目的・最終処分目的)の産業廃棄物の広域移動量 | 船井総合研究所コラム:最新☆産業廃棄物処分・収集運搬/一般廃棄物(塵芥、し尿汲取り浄化槽)/特別管理、再生資源業の経営支援

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関東ブロックにおける都県別・移動目的別(中間処理目的・最終処分目的)の産業廃棄物の広域移動量■産廃コラム■

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<排出元向け>関東ブロックにおける都県別・移動目的別(中間処理目的・最終処分目的)の産業廃棄物の広域移動量★産廃コラム★

 前回や以前のコラムでは、『関東ブロックにおける産業廃棄物の広域移動状況(1,747万トンが排出都県を越えて処理)』『関東ブロック(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県)における産業廃棄物の広域移動状況』をご紹介しました。今回は、『関東ブロックにおける都県別・移動目的別(中間処理目的・最終処分目的)の産業廃棄物の広域移動量』■産廃コラム■をご紹介します。

 

関東ブロックにおける都県別・移動目的別(中間処理目的・最終処分目的)の産業廃棄物の広域移動量■産廃コラム■

 

 

 中間処理目的で移動した産業廃棄物量を都県別にみますと、東京都からの都外搬出量が802.7万トンで最も多く、次いで、神奈川県が238.3万トン、以下、埼玉県が209.3万トン、千葉県が144.3万トン、茨城県が120.1万トンになっています。

 また、最終処分目的で移動した産業廃棄物量を都県別にみますと、神奈川県からの県外搬出量が24.9万トンで最も多く、次いで、埼玉県が22.5万トン、以下、東京都が21.4万トンになっています。

<関東ブロックにおける都県別・移動目的別の産廃広域移動量:令和3年度>

 また、1 都3県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)について、中間処理目的及び最終処分目的の状況をみますと、以下のとおりです。

 令和3年度に1都3県で排出された産業廃棄物のうち、中間処理のために産業廃棄物処理業者に委託された産業廃棄物量は、3,619.5万トンで、このうち、2,224.8万トンが産業廃棄物を排出した都県内で処理されており(「同一都県内」)、残りの1,394.6万トンは、排出した都県外に移動し処理されています。(「同一都県外」)。

 同一都県外量1,394.6万トンのうち、404.2万トンが1都3県外で処理されており、このうち232.6万トンが関東ブロック内、171.6万トンが関東ブロック外で処理されています。

 

<1都3県における都県別の産廃広域移動量(中間処理目的):令和3年度>

<1都3県における都県別の産廃広域移動量(最終処分目的):令和3年度>

※上記:環境省環境再生・資源循環局資料より引用

 

 広域処理ブロック名と都道府県名は以下のとおりです。また、首都圏とは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県を指し、近畿圏とは、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県を指しています。

 

■廃棄物の適正処理体系(体系図)■
以下の図は、適正な廃棄物処理の7つ方法とその体系図です。

 

以上

 

<今までのコラムの一例とお問合せ先>

★関東ブロックにおける産業廃棄物の広域移動状況(1,747万トンが排出都県を越えて処理)

 

★関東ブロック(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県)における産業廃棄物の広域移動状況

 

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<船井総合研究所東新一>

 

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