関東ブロックにおける産業廃棄物の広域移動状況(1,747万トンが排出都県を越えて処理):環境省 | 船井総合研究所コラム:最新☆産業廃棄物処分・収集運搬/一般廃棄物(塵芥、し尿汲取り浄化槽)/特別管理、再生資源業の経営支援

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関東ブロックにおける産業廃棄物の広域移動状況(1,747万トンが排出都県を越えて処理)

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<排出元向け>関東ブロックにおける産業廃棄物の広域移動状況(1,747万トンが排出都県を越えて処理)★産廃コラム★

 前回や以前のコラムでは、『九州・沖縄ブロック産業廃棄物の広域移動量(総量:福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)』『九州・沖縄ブロックでの産業廃棄物の広域移動量(中間処理及び最終処分目的)』をご紹介しました。今回は、『関東ブロックにおける産業廃棄物の広域移動状況(1,747万トンが排出都県を越えて処理)』をご紹介します。

 

■関東ブロックにおける産業廃棄物の広域移動状況(1,747万トンが排出都県を越えて処理)■産廃コラム■

 

 令和3年度に関東ブロックで排出された産業廃棄物のうち中間処理又は最終処分のために産業廃棄物処理業者に委託された産業廃棄物量は、4,924.7万トンで、このうち、35.5%に当たる 1,747.4万トンが排出都県を越えて処理されています。

 なお、1,747.4万トンの広域移動量のうち、1,632.9万トンが中間処理目的、114.5 万トンが最終処分目的で移動しているようです。

 また、令和3年度に1都3県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)で排出された産業廃棄物のうち中間処理又は最終処分のために産業廃棄物処理業者に委託された量は、3,731.1万トンで、このうち、39.6%に当たる1,479.2万トンが排出都県を越えて処理されています。

 なお、1,479.2万トンの広域移動量のうち、1,394.6万トンが中間処理目的、84.6万トンが最終処分目的で移動しているようです。

<関東ブロックにおける産廃広域移動量:令和3年度>

<1都3県における産廃広域移動量:令和3年度>

 

※上記:環境省環境再生・資源循環局資料より引用

 

 広域処理ブロック名と都道府県名は以下のとおりです。また、首都圏とは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県を指し、近畿圏とは、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県を指しています。

 

■廃棄物の適正処理体系(体系図)■
以下の図は、適正な廃棄物処理の7つ方法とその体系図です。

 

以上

 

<今までのコラムの一例とお問合せ先>

★九州・沖縄ブロック産業廃棄物の広域移動量(総量:福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)

 

★九州・沖縄ブロックでの産業廃棄物の広域移動量(中間処理及び最終処分目的)

 

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<船井総合研究所東新一>

 

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